山本知子のレビュー一覧

  • 空、はてしない青 上

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    2人の心の距離感が少しずつ縮まっていく様子がとても良い。海外の雄大な自然・景色に思いを馳せながら、気まぐれに旅をすることへの憧れが高まる作品。あと、出てくる料理が美味しそうで食べてみたくなる。
    病気もちの主人公の末路が最初から分かっているぶん、下巻ではどのように物語が進んでいくのか、不安で仕方がない。

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    2026年05月13日
  • 空、はてしない青 下

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    ジョアンヌとエミルの最後の旅、とても良かったです。
    どんどん忘れて向こうの世界に行ってしまうエミルに寄り添う中で、母親としての自分をまた見つけるようなジョアンヌ。
    ジョアンヌが最後に下した決断は、きっと家族にとっても良いものになったのだと思う。爆泣きしてしまった。

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    2026年05月12日
  • 立ち上がる時 下

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    《絶望の淵に立たされた時、人はどう生きる力を取り戻していくのか》

    SNSで見掛けて気になった作品。

    パリを代表する舞台俳優・フランソワは交通事故に遭い下半身不随に。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人・エレオノールは未来の全てをなげうち、彼を支えようとするがー…。

    物語が始まる前のページから引き込まれた。
    「空、はてしない青」の読者なら、きっと「あ!」ってなるハズ。
    この名言、めちゃくちゃ好き。

    今作も設定がすごい…!
    法的に見ればレオはフランソワのそばにいる必要はないわけで、フランソワもレオにそれを強制することはできない。
    お互いに離れたければいつでも離れられる関係。
    夫婦

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    2026年05月12日
  • 空、はてしない青 上

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    なるほど本屋大賞受賞作だけあってとても読み易く、誰の心にも響きそうな翻訳本。登場人物は善人ばかりだし、ピレネー山麓という舞台も申し分ない。エミルの病状はもちろん、見知らぬ男女2人の関係性が旅を続ける中でどう変わっていくのか、ジョアンヌがどんな過去を秘めているのかが気になり、本を閉じることができなくなった。即下巻へ。

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 下

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    これは、映像でぜひ見てみたい。
    若年性認知症の主人公は、治療を拒否し、SNSで募集したパートナーとともにキャンピングカーで旅に出る。
    旅をする場所がどれも魅力的、頭の中に景色が浮かんでくる。
    もちろん映画ては、景色の映像か中心になるだろうから、先に本書で、二人の心情描写をゆっくり噛みしめておいたほうがいい。

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 下

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    上下含めての感想。
    ただの旅でもあり、人生の旅だったなぁ。
    読み進めてちゃんと泣けるかなっていう、
    不要な思いがありつつ読み進めましたが、
    最後は泣きながら読んだ。

    人生はいつかみんな終わっちゃう。
    短くても長くても、何も残らなくても、
    その過程が大事だと思う。
    人生の大切さを教えてくれる1冊...
    でも、読み終わったら切なくて少し落ち込む。

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    2026年05月08日
  • 空、はてしない青 上

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    まだ泣いてない!こっから期待!
    翻訳小説だけど名前覚えられんとか読みにくいとかなくスラスラ読めてる!

    エミルとジョアンヌがお互いがいる生活のペースを掴みつつある段階

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    2026年05月06日
  • 空、はてしない青 下

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    若年生アルツハイマーで、少しずつ記憶を失い余命を宣告されている青年と、何故か同行を申し出てきた謎めいた女性の旅小説。

    上下巻合わせて800ページに及ぶ長編小説ですが、距離・時間軸の両面で濃密な旅路を描いており、様々なフランスの美しい景色と、2人の心象風景を共有させてもらえる1冊。

    どちらかと言うとエミルが主体で2人の距離が少しずつ近づく過程が嬉しい上巻。エミルが自分を失っていき、終わりを感じさせる下巻。旅を通じて内面を変化させていき、相手のために行動し始める2人が愛おしかった。旅がしたくなる小説です。

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    2026年05月04日
  • 空、はてしない青 下

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    昔、「私の頭の中の消しゴム」という映画を観て、悲しい結末が、最初から暗示されている作品は苦手になり、類する物語を避けてきた。

    だから、この作品を買った時の私が、どこまで理解していたのか、今となっては分からない。
    読み始めから、あぁ、これは……となってしまった。

    けれど、旅を共にする二人もまた、最初から終わりが見えているのだった。
    初め、出会った時は、この女性と旅をするなんて出来るのか?と思うくらい、コミュニケーションに乏しかったけれど。
    少しずつ、ジョアンヌの言葉も、表情も、変わってゆく。下巻に至っては、彼女の方が言葉に富んでいるくらいだ。

    エミルが喪っていく中で、ジョアンヌの回想……彼

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    2026年05月04日
  • 空、はてしない青 上

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    まだ上巻を読み終わったところだけど、これだけでも物語として完成度が高くて驚き。
    とはいえ、結末はまだ示されていないし、伏線も未回収。下巻が楽しみ!

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    2026年05月03日
  • 空、はてしない青 上

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    他人より早く年老いてしまう、抗うことのできない運命。余命を宣告されてしまってから人はいかに生きていくのか。

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    2026年05月01日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻とは変わって、下巻はジョアンヌをメインに物語が進められる。
    ドンドン読み進められるし進めたいけど、進めればエミルの症状が進行してしまう、、、。
    そんなジレンマを抱えながら読んだ。
    最後の数章はずっと涙ぐんでいた。

    ジョアンヌにこの世の美しさや純粋な感情や善き心を教えられることで、この世から自分を少しずつ消していくはずが、むしろこの世を離れたくなくないと思うようになり、自分の記憶から彼女が消えてしまうことが耐えがたい恐怖となった。

    エミルの過去は消えつつあって、余命が限られているので未来もない。
    でも今この時が残っている。
    「今このときがほかのどんなときより優れている点がある。それは、今

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    2026年04月24日
  • 海底二万マイル

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    よかったとこ
    ・品格と知性が滲み出るネモ船長の振る舞いがエレガントで魅力的であり、そんな彼を復讐鬼にした過去も知りたくなった
    ・短編だが海底での生活や探索、船内でのアクシデントや人間関係の描写など飽きさせない展開だった
    いまいちだったとこ
    ・特になし

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    2026年04月21日
  • 空、はてしない青 上

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    #空はてしない青 上

    旅というのはどこに行くか、何を見るかより、誰と行くのかが大きいのかもしれない。ソウルメイトってこういうことだとエミルとジョアンナを見ていて思う。本屋大賞が無ければ巡り合えていなかった作品。書店員さんたちに感謝したい。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #本屋大賞

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    2026年04月21日
  • 空、はてしない青 上

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    とりあえず上巻を読んでの感想。

    26歳、若くして突如襲ってきた病魔。
    記憶が失われる事やわずかとなった余命への恐怖を抱きながらも、病院に閉じ込められ皆に囲まれながらただ生きるのではなく自由に旅をする。

    仲の良いカップルでもなく友達ですらない、最後の旅の運命共同体。
    ローラとのこれまでの事など少し身勝手な言動など言い過ぎたりする事も多いエミルが、物静かで落ち着いたジョアンヌと一緒にいるうちに過去を振り返り変わっていく様子やジョアンヌを大切にするところもいい。

    ジョアンヌがこの旅に参加することになったきっかけはまだ分からない、しかしジョアンヌもまたこの旅で変わりつつあるのが感じられて嬉しい思

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    2026年04月19日
  • 空、はてしない青 上

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    まず、私はフランス語の翻訳者を目指しています
    そして先日行われた本屋大賞を調べると、翻訳小説部門の1位で、原作がフランス語だと知らずに拝読。
    ものすごく運命を感じてしまいました。

    「真の発見の旅は新しい景色を求めることではなく、新しい目を持つことだ」
    やっと少しずつ話をするようになり、いろいろなことを思い出すけど、これまでとは違った新しい目で見てるとジョアンヌが言ったシーンが印象的
    こういう生命が関わる状況にいる時、その人の本心が見えるって山に登るお客様が仰ってた
    ジョアンヌから知的な雰囲気が漂ってくるのが良い

    2026/7

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    2026年04月17日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    すごく綺麗なお話。外国の地理には詳しくないけど、風景の描写が繊細で自分もエミルやジョアンヌと一緒に旅をしている気分になった。ジョアンヌとの初対面から慣れるまでの雰囲気は気まずかったし、水を求めてエミルが倒れそうになりながら歩いている時はハラハラした。病院からの脱走は手に汗を握ったし、エウスでの暮らしは温かかった。こんな波乱万丈で優しい生活の中では、時々襲ってくるエミルの病気がよりいっそう恐ろしく感じる。自分の家にすら帰れないってどんな気分だろう。私なら子どものように泣きわめいてしまいそう。まだ上巻しか読んでないけど、引き続き二人の旅路を見ていたい。

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    2026年04月16日
  • 空、はてしない青 上

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    書評記事をきっかけに読む。
    あらすじを読むと典型的な難病感動系かと思うが、風景や情景の描写が丁寧で自分も旅行した気分になる。

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    2026年04月10日
  • 空、はてしない青 上

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     ネットの掲示板で知り合った二人。男は過酷な運命から逃れる旅に出るために、女は新たな運命の導きに従って、選択した結果だった。

     主人公の若年性アルツハイマー発病という男側の背景が明かされ、物語が動き出す。旅はキャンピングカーでピレネー山脈を巡る、うらやましくもあるものだった。美しい景色、素晴らしい出会いと同時に若年性アルツハイマー病がこの旅の本質をつき付けてくる。旅の合間、病の合間に女性側の事情が自分語りで明かされ、男と読者は共にその人生を知ることになっていく。

     男、エミルの症状が深刻になるに伴い、旅は移動から移住に近いものになる。女、ジョアンヌはエミルの希望する最期をかなえるため環境を

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    2026年04月05日
  • 簡素な生き方

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    いわば幸福論の入門書のような一冊だと思う。
    難解な議論ではなく、シンプルな言葉と分かりやすい喩えを用いながら、人が生きるうえで本当に大切なものは何かを率直に語っている。
    この本は単なる禁欲主義を説いているわけではない
    。物質的な豊かさを全面的に否定するのではなく、それに過度に依存する生き方を問い直す姿勢が貫かれている。また、精神的な学びのためにお金を惜しむ必要はないと書かれているところにも、現実に根差したバランスの良さを感じた。
    「簡素であること」を自分の行動指針の一つにしたいと考えている自分にとって、この本の言葉はとても素直に胸に入ってきた。読み終えてすぐに、これは何度も読み返したくなる本だ

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    2026年03月14日