山本知子のレビュー一覧

  • 空、はてしない青 上

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    「異常」以来のフランス作家さんの本。静かに旅する話だと思っていたが、思った以上にいろいろある旅で、いい意味で予想を裏切られた。元恋人のローラがビックリするくらいキツい性格だけど、フランスではこれくらい当たり前なんだなぁって国の違いを感じた。ジョアンヌはある意味日本人っぽいかも。エミルとジョアンヌは魂の繋がりだけで終わって欲しいなぁ。

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    2026年06月06日
  • 空、はてしない青 下

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    心にジワジワと染み渡る、読後感がとっても良い本ですね。ハッピー感が強い上巻に比べて、エミルの病状の悪化やジョアンヌの過去が語られるにつれて、「死」に係る重たい内容も増えてきますが、それ以上に「生」が意味深く語られる事で希望が持てます。加えて、旅の途中で出会う人々の心や、描かれる自然が本当に美しいです。
    メリッサ・ダ・コスタさんのデビュー作らしいですが、完成度に脱帽ですね。別の作品も是非手に取りたいと思います。

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    2026年06月06日
  • 空、はてしない青 上

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    ジョアンヌの存在に目が行ってしまう。何故こんなに整然としていられるのか?レオンと何があったのか?下巻が楽しみである。

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    2026年06月05日
  • 空、はてしない青 上

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    久しぶりの海外作品。
    ひとつひとつの描写が丁寧でシーンを思い浮かべることができる。伏線とか難しいことを考える必要がなく、物語をより鮮明に。エミルのジョアンヌの心情の変化が楽しみ

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    2026年06月04日
  • 立ち上がる時 下

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    下巻
    結末はそれしかないところに着地しており、絶望で終わるようなことがなくてよかった。
    しかしお金についての言い争いがなかったように記憶しているが、あの生活ではさすがにありえないのではないかというのが疑問点。読んでいる最中に引っかかり、大した仕事をしていないし、貯金も保険もそんなに多くなさそうな記述であったため、そこが最後まで疑問だった。

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    2026年06月03日
  • 立ち上がる時 下

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    CL 2026.5.27-2026.5.30
    突然の「喪失」に人は、否定し苦しんで苦しんで、ようやく受け入れられそうになりながらも再び後ろ向きになり、また新たな幸せにも気がついて。
    本当にこうやっていったりきたりで対処していくんどろうなーと思う。
    フランソワもレオも、未成熟で見えっ張りで、自分本位で身勝手でわがまま。決して献身的ないい人というばかりではない。いろんな人たちとの結びつきがあって、二人は再び人生を取り戻すことができるんだろうな。

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    2026年05月30日
  • 空、はてしない青 下

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    ネタバレ

    上巻ではよくわからなかった同行者・ジョアンヌの過去が下巻で明らかになるにつれ、彼女は人間的な深みを増していく。一方で主人公エミルの病状は進行し、二人の人生はすれ違っていく。悲しい物語ではあるが、最後までエミルの希望を叶えるように寄り添うジョアンヌの姿がピレネー山脈の美しい景色の中に描かれ、密やかな美しさを纏った作品だった。

    彼女の行動は、自身の喪失を埋めようとする自己回復の欲求から端を発していることは間違いない。しかし、エミルの望みを最後まで叶えようと並走し続ける姿は、エミルと出会った頃のジョアンヌから大きく変わっている。

    人はしばしば利己的な理由から他者と関わり始めるが、その関わりの中で

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    2026年05月30日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    若年性アルツハイマー型認知症で余命2年を宣告された青年がネットに一緒に旅をしてくれる人を募集したところ、謎の女性が名乗り出た。家族に黙ってキャンピングカーでその女性とフランスの絶景を求めて旅を始めるんだけど、フランス文学って映画がそうなようにやらしくて退屈ってイメージが吹っ飛ぶほどに面白い。文中にでてくるGRって何って調べたらグランド・ランドネの略で、自然遊歩道の事を言い、二人はキャンピングカーを駐車場に置いて登山リュックを担いで各所を歩いてまわるんだけど、その景色の描写を読んでいるとついついネットでググってどんなところなのか、またキャンプで作る料理がどんなものかとかを調べる(実際ギリシャ料理

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    2026年05月27日
  • 空、はてしない青 下

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    読み心地最高。
    明確な理由はわからないけれど、異常に引き込まれる、引力がめちゃくちゃ強い小説。
    過度な演出がある内容ではないので、読み手によって何を切り取るかが異なる気がします。
    私はひとつの人生の終え方を見させられたような気がしています。
    最後の時を実感したとき、それまで自分が歩いてきた道を振り返ると、どう見えるのでしょうか。
    それは、その振り返ったときに自分が誰と、どこにいるかにかかっているように思います。
    エミルもジョアンヌも良いことも悪いこともあった過去を、最後には認められているように感じました。
    ひとつの人生の終え方として、とても素敵でした。

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    2026年05月25日
  • 空、はてしない青 下

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    少し時間がかかってしまったが、『空、はてしない青』
    の2冊を読み切った自分を讃えたい
    人生最後の旅。
    若年性アルツハイマーという難病を患い、このまま暗い病院のベッドで死ぬわけにはいかない。
    私も主人公エミルと同じ立場になっていたら、
    そんな死に方は絶対に嫌だ。
    エミルと同じように旅に出ていただろう。
    「最高の死に場所」を見つけるために旅に出ていた
    だろう。
    物語の中で、「尊厳のある死」という言葉が
    出てきた。それは人間が人間としての尊厳を保って死に臨むことである。
    また、「尊厳」とは、人間が生まれながらに持つ
    価値や尊さのことである。
    しかし、人間が生まれながら持っている価値とは
    何だろう?裕

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    2026年05月24日
  • 空、はてしない青 上

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    人生にある理不尽と旅で出会う偶然とを物語に余すところなく敷き詰めてる。

    上巻は物語の半分?
    旅の半分?
    それとも2人の人生の半分?

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    2026年05月16日
  • 空、はてしない青 上

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    外国の方の考え方や物の見え方、人間関係等が分かった様な気がした。また外国の田舎の風景が頭の中に浮かんだ。何か新しい価値観に触れた気がした。

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    2026年05月15日
  • 空、はてしない青 下

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    ジョアンヌとエミルの旅が終わってしまった。
    ジョアンヌの過去は辛く、レオンは坊ちゃん過ぎて最低だった。
    エミルの望みを叶えようとしてたけど、最後の最後に決断を変えてくれて良かった。
    やっぱりお別れを言えない、最後の時を過ごせないのは家族には辛すぎる。
    ラストも意外だったけど良かった。

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    2026年05月14日
  • 空、はてしない青 上

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    2人の心の距離感が少しずつ縮まっていく様子がとても良い。海外の雄大な自然・景色に思いを馳せながら、気まぐれに旅をすることへの憧れが高まる作品。あと、出てくる料理が美味しそうで食べてみたくなる。
    病気もちの主人公の末路が最初から分かっているぶん、下巻ではどのように物語が進んでいくのか、不安で仕方がない。

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    2026年05月13日
  • 空、はてしない青 下

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    ジョアンヌとエミルの最後の旅、とても良かったです。
    どんどん忘れて向こうの世界に行ってしまうエミルに寄り添う中で、母親としての自分をまた見つけるようなジョアンヌ。
    ジョアンヌが最後に下した決断は、きっと家族にとっても良いものになったのだと思う。爆泣きしてしまった。

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    2026年05月12日
  • 立ち上がる時 下

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    《絶望の淵に立たされた時、人はどう生きる力を取り戻していくのか》

    SNSで見掛けて気になった作品。

    パリを代表する舞台俳優・フランソワは交通事故に遭い下半身不随に。秘密の関係を経て彼と結ばれるはずだった若き恋人・エレオノールは未来の全てをなげうち、彼を支えようとするがー…。

    物語が始まる前のページから引き込まれた。
    「空、はてしない青」の読者なら、きっと「あ!」ってなるハズ。
    この名言、めちゃくちゃ好き。

    今作も設定がすごい…!
    法的に見ればレオはフランソワのそばにいる必要はないわけで、フランソワもレオにそれを強制することはできない。
    お互いに離れたければいつでも離れられる関係。
    夫婦

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    2026年05月12日
  • 空、はてしない青 上

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    なるほど本屋大賞受賞作だけあってとても読み易く、誰の心にも響きそうな翻訳本。登場人物は善人ばかりだし、ピレネー山麓という舞台も申し分ない。エミルの病状はもちろん、見知らぬ男女2人の関係性が旅を続ける中でどう変わっていくのか、ジョアンヌがどんな過去を秘めているのかが気になり、本を閉じることができなくなった。即下巻へ。

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    2026年05月09日
  • 空、はてしない青 上

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    まだ泣いてない!こっから期待!
    翻訳小説だけど名前覚えられんとか読みにくいとかなくスラスラ読めてる!

    エミルとジョアンヌがお互いがいる生活のペースを掴みつつある段階

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    2026年05月06日
  • 海底二万マイル

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    よかったとこ
    ・品格と知性が滲み出るネモ船長の振る舞いがエレガントで魅力的であり、そんな彼を復讐鬼にした過去も知りたくなった
    ・短編だが海底での生活や探索、船内でのアクシデントや人間関係の描写など飽きさせない展開だった
    いまいちだったとこ
    ・特になし

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    2026年04月21日
  • 簡素な生き方

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    いわば幸福論の入門書のような一冊だと思う。
    難解な議論ではなく、シンプルな言葉と分かりやすい喩えを用いながら、人が生きるうえで本当に大切なものは何かを率直に語っている。
    この本は単なる禁欲主義を説いているわけではない
    。物質的な豊かさを全面的に否定するのではなく、それに過度に依存する生き方を問い直す姿勢が貫かれている。また、精神的な学びのためにお金を惜しむ必要はないと書かれているところにも、現実に根差したバランスの良さを感じた。
    「簡素であること」を自分の行動指針の一つにしたいと考えている自分にとって、この本の言葉はとても素直に胸に入ってきた。読み終えてすぐに、これは何度も読み返したくなる本だ

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    2026年03月14日