あらすじ
100年前にフランスで生まれ、アメリカで100万部を突破した「うつくしい道徳」が、よみがえる。心を正す、簡素な生活とは? 精神の在り方とは? 人との接し方とは?今こそ読み直したい、心を正し、簡素に生きるための指針。
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Posted by ブクログ
いわば幸福論の入門書のような一冊だと思う。
難解な議論ではなく、シンプルな言葉と分かりやすい喩えを用いながら、人が生きるうえで本当に大切なものは何かを率直に語っている。
この本は単なる禁欲主義を説いているわけではない
。物質的な豊かさを全面的に否定するのではなく、それに過度に依存する生き方を問い直す姿勢が貫かれている。また、精神的な学びのためにお金を惜しむ必要はないと書かれているところにも、現実に根差したバランスの良さを感じた。
「簡素であること」を自分の行動指針の一つにしたいと考えている自分にとって、この本の言葉はとても素直に胸に入ってきた。読み終えてすぐに、これは何度も読み返したくなる本だと感じた。
さらに面白いのは、著者が約120年前の人間であるにもかかわらず、「現代は物質的には豊かになったが……」といった趣旨のことを語っている点。
もちろん豊かさの水準は当時と今とでは大きく違うのだろうが、それでも「豊かさとは何か」「人は何を求めて生きるのか」という問いは、時代が変わっても本質的にはあまり変わらないのだろうと感じさせられる。
そう考えると、この本が語る「簡素さ」は、単なる生活スタイルではなく、時代を超えて繰り返し問われ続ける生き方の態度なのかもしれない。
Posted by ブクログ
これが100年前に書かれてるなんて。
人間の根本的な考え方は今も昔も変わらないんだなって思う。
人生に悩んだ時、ふと読み返したくなる本。下手な自己啓発本読むよりはよっぽど効果あると思う。
Posted by ブクログ
割とどこかで聞いたことがあるようなことが、フランスらしい美しい例えで説明されている部分が多いとは感じたが、改めて幸福とは何で、何を優先して生きるべきかを考えさせられた一冊だった。ただ欲しいものが満たされれば良いというわけではないということ、苦しい時ほど当たり前のことを当たり前に行うこと、家庭を大切にすること、教育においては自由かつ尊敬の念を忘れないように育てることなどなど。「簡素」という言葉でまとめているところが綺麗な表現で、心が清らかになったように感じた。
簡素な生き方
聖書からの引用がとても多いです。
また、精神的に圧迫されないために、
物を減らしたり、やることを減らすのは
有効だと思いました。
Posted by ブクログ
まだ読み途中ですが、、
翻訳本なのでところどころ読みづらいなーと思うところもありつつ。
すっと入ってきたのは"簡素な家庭"の部分。
最近、家、について考えていた。
実家に住んでいた団地では自分の部屋はなく、妹と同じ部屋だった。
大学生になり新しくできたマンションに引っ越した。
自分の部屋ができたが、特に思い入れのある家具もなく、活動的にも家にいる時間が少なくなった。
家は居心地がよくなかった。
実家をでて今の部屋に住んで5年目。
生活を整えることが大事と実感し、
部屋を作ることを楽しんでいいんだ、ということを知る。
居場所が基盤になる。
これでいいんだなあ、と再確認。
Posted by ブクログ
簡素って言葉、いいな。
質素倹約に努めているけれど、質素という言葉にちょっと違和感があって、なんとなく貧しいようなイメージがついてくるような。
それに比べて簡素は(実際辞書で引くとどちらも同じような意味なのだけれど)無駄がないことという感じがしてわたしのイメージにすごく近い。
Posted by ブクログ
【モノを捨てよう!という書籍ではありません。肩書や執着・現状などの思考を捨てて、今一度、丁寧に生活してみましょうという本でした】
定価:1,400 円+税
独自キーワード:#品行方正 #簡素 #人間の価値 #シンプル #生き方
こんな時に読みたい:#細かな理屈抜きであるべき生き方を提示されたい #力強く進むべき指針を教えてもらいたい
好き度:3.0/5(22年 05月時点)
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[刺さったポイント]
1.日常の小さな行動にも魂を込めれば、それは芸術・幸せの道へと昇華する
2.「師匠の訓え」のような力強い文章
3.(お金などへの)執着を捨てる
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1.品行方正に生き、日常の小さな行動にも魂を込めれば、それは芸術・幸せの道へと昇華する
・「簡素な生き方」というタイトルから、昨今のものを捨てよう!いざミニマリスト生活へ!の道しるべのような内容を想像していましたが、全然違いました
Posted by ブクログ
タイトル通り物欲や名声などの欲望が過剰となってしまい世の中のシステムが複雑になり人々は幸福になりづらくなってしまった。
そんな世界で幸せを手にするためには自分の生活様式を簡素にすることが大切だというのが個人的に解釈した内容。
昨今言われているミニマリストなどに近い考えではあるが本書は多くの欲望を否定しているわけではなく、どんなものでも過剰になってしまうことのない分別が大切だと説く。古来からの日本文化に通じるところもあり非常に美徳のある考え方だ。
本書の内容は幸福なライフスタイルを考える上で非常に本質的な内容であり参考にするべき考え方は多分にある。
しかし翻訳のせいなのかいまいち内容が頭に入ってこないし、夢中で読むことができないことが何よりも惜しい。