市川春子のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
宝石たちの戦争
人間も同じだけれど、考え方や価値観の違いで昨日の仲間は今日の敵となるわけだ。悲しい、とても悲しい。パパラチアが蘇ったのに戦いに参じるルチル、孤独を知るあまり金剛に寄り添うシンシャ、助けたいのは皆同じなのにどうしてこうも分かり合えないのだろう。
ユークレースはもともとそんなに好きじゃないせいか、なんか教組じみててますます好きになれなくなった…
アンタークにこだわるフォスの気持ちを汲んで、アンタークになろうとするカンゴーム。すべてを救えないと突きつけられながらも、救えるものを救おうとするフォス。ああ……みんな、ちゃんと元どおりになれるかな。 -
ネタバレ 購入済み
巡り巡る理由
元々人間だったものが三つに分かれてできた彼ら。月人の正体は祈られず成仏できなかった魂……祈りを受けて成仏するために、金剛を動かすべく、宝石たちを襲って挑発していた。でも粉々にして月の表面にばら撒く必要があったというの?結局もとはにんげん、エゴは宝石にも月人にもあるということなのかな。
-
ネタバレ 購入済み
月へ
とうとう頭部を失い、逆に頭部しか残っていなかったラピスラズリの頭をもらって昏睡すること100年余り。別人のようでフォス本人のような、どっちつかずな感じな状態で、とうとう月へ行く決心をする。
それはラピスラズリ譲りの興味本位か、フォスらしい仲間への思いやりと贖罪か。 -
ネタバレ 購入済み
月人の猛攻と削られる宝石
巻数を追うごとにフォスの体が必ずどこか剥がされて奪われていく。いや、まさか、頭部が丸ごと持っていかれるとは思わなかった……え!?それで大丈夫なのか!?記憶喪失どころか、ラピスラズリに洗脳されるなんてことはないのかな……
どんどん変わっていくフォス、いったいどうなることやら…… -
ネタバレ 購入済み
月人の正体は
フォスと同様、月人の正体がとっても気になる今日この頃。巻数ごとに、新しい宝石たちとのやりとりがあって可愛らしい。パパラチア、ゴースト、ラピスラズリ。いろんな個性があって、連れ去られて子もいて……連れ去られたらもう出てこないのかんぁぁぁ
そして久々のシンシャ。シンシャと組める日は来るのかな。 -
ネタバレ 購入済み
奪われた仲間の幻影
フォスがどんどん変わっていくのが悲しいというか、寂しいというか。
奪われてしまったアンタークチサイトの幻影が、どんどんフォスの無垢で可愛らしかった部分を、記憶とともに奪い去っていく。
フォスを強くするのは記憶と引き換えに手に入れた強い体なのか、アンタークへの贖罪なのか。 -
ネタバレ 購入済み
削れては埋めていく
フォスがどんどん欠けていって、強さとともに大切なものを失っているような気がして辛い。謎の存在・月人もこれからその存在の謎が解き明かされていくのだろうか…
アンタークが粉々になっていく中で、最後の微笑みを見せる姿は漫画でもアニメでも一、二を争う名シーンだと思う。 -
購入済み
失っているのか得ているのか
不死である彼らは、宝石の体を失えば記憶を失う。似たような素材であれば代替可能でも何かを失っていく。その失ったものを補って、果たして良くなるのか悪くなるのか。
かつて人間の一部だったかも知れない彼ら宝石の行く末が気になります。 -
購入済み
美しい宝石たちの生活
宝石たちが身を守りながら暮らす世界。そこに「人間」はいないものの、月人はまるで人間のよう。鉱物の特性がそのままキャラクターに反映されているのも秀逸でおもしろいです。カラー絵はまるで絵画。センスがある不思議な世界観に引き込まれます。
-
購入済み
どうしても読みたかった
仕事でなかなか書店に行けないのでこちらで購入しました。
江口夏美先生の読み切りがどうしても読みたかった。
とても不思議なお話。続きが読みたいような、謎のままにしておきたいような…
そして、ひとコマひとコマが一枚のイラストのような作画に尊さすら感じます。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ1巻から一気に読んでしまいました。
最初はほのぼのとしていて、絵本みたいな本だなぁと思って読んでいたのですが、その実セカイ系でとてと引き込まれてしまいました。
フォスフォフィライトが最初は底抜けに明るいキャラだったのが、陰りを見せるようになり、この巻ではいよいよ…という感じでした。
フォスフォフィライトが、他の宝石達と月人との板挟みになったり、自分の思惑が他の宝石達に届かずすれ違っていく感じは息苦しいものがありました。
しかし、描写の仕方や所々でホッとするシーンがあることで、全体の雰囲気としてはそこまで重くなく、さっぱりとした読み味で読み進めることができました。
総じてとても面白かった -
Posted by ブクログ
ネタバレ変わり果てた姿となり「生の終わりを願うに足る絶望と復讐すら覚えた」宝石・フォスフォフィライトが、同胞であった宝石たちの国へ侵攻するまでを描く第11巻。武装して船に座すフォス一行は、おぞましいながらも格好良い。
フォスという存在の形成過程やその意義が改めて定義されるけれど、その在り様はただただ物悲しい。この巻までのフォスの全てが、月人・エクメアの目論見通りであることが示されたところだけれど、ここから先、フォスの在り様が、予めデザインされた道具の域を超えていく展開を見たいと思う。
特装版の特典『図説 僻宇宙Y-3579203181277圏 Ⅰ 生命体と文化』も読み応えがあった。あたかも作中世界が -
ネタバレ 購入済み
読めない展開
今回もまたすごい展開!
フォスの初期からの変貌ぶりにガクブルです。
いつのまにか人間とは醜いものだっていう話になってきてる?
どうやったらこんなこと思いつくんだろう。
とにかく引き込まれます。 -
購入済み
最高にヤバい
頭の中ぐちゃぐちゃになりました。
それでもなんとか読み進めて、
最後まで来たけど、全然どうしていいか、
全然分からない。
感情そのものを揺さぶられる。
わーってなって、もう1度…イチから読み直す。
あのアニメの頃の、
キラキラと輝いていた世界は、
どこにいっちゃったの?
なにが本当の世界なんだ???