大嶋信頼のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
読んで目に溜まった箇所
()内はページのパーセント。
・幼少期に母親から温かく抱きしめられなかった人はストレスの値が上がるべきところで上がらない、緊張しなくていいところで緊張する。本来緊張してスイッチが入るべきところで逆にスイッチが入らない。
脳の緊張のスイッチが壊れている(25)
・完璧主義は自信がない。完璧じゃない自分をいつも責める。90点でも。完璧主義者はつねに完璧を目指すから完璧になれない。いつまでも自信が持てない(32)
・自分を褒めたり、ルーティンで無意識のスイッチをオンにすると自動で進められる。悩む時間や取り掛かるまでの時間が長くて、やっと取り掛かってもその前段階で考えるの -
Posted by ブクログ
ネタバレ嫌なことを言われたらその場で言い返せる人
→ストレスで血糖値が上がる
→頭がフル回転で働く
→その場で言い返す反応
嫌なことを言われたら頭が真っ白になってしまう人
→ストレスで血糖値が下がる
→低血糖状態で頭が働かなくなる
→手が震える、涙目になる、体に力が入らない
→後から血糖値が上がってなかなか下がらない
この考え方は面白いなーと思った。
本当にパニックのときは腹が立つやらなんやら、
目の前が白黒チカチカ
言いたいこという?言わない?
言ったあとのこと考えて
でもこの場をなんとかしなきゃと冷や汗がでて。
でも頭が真っ白になるのは自分のせいじゃない。
体質のせい。自分を責めない -
Posted by ブクログ
具体的な方法が書かれていたし、自己肯定感に関する新しい考え方もあったので参考になった。
だが、「〜んです」の語尾が多用されていることや話し言葉な文章が気になり、内容は良いのにもったいないなと思った。
専門的な文体ではないので親しみやすさはあるのかもしれないが、逆に易しすぎて読みにくかった。
著者の本は本屋さんなどでたくさん見かけるのできっと凄い人なのだろうと勝手に想像していたら、ものすごく自己肯定感が低かったという過去が垣間見えて親近感を覚えた。
過去の自分にキーワードを唱えてもらって過去を変えるという方法は「効果あるのかな?」と半信半疑でやってみたが、実際にやってみると心がスッキリした。
-
Posted by ブクログ
この手のアンガーマネジメント系の本はいくつも出ており、基本的に対策手法にあまり違いはない。
しかしこの本の最終章にある「負の怒り」を「正の怒り」に変える、というのは、少し他の書とは違う。リフレーミングの一種なのだろうが、「怒り」に対するリフレーミングの手法としては具体的で的を射ている。ただ、ネーミングを「負の怒り」としてしまい、意味をとらえづらくしてしまっているのが残念。
あとがきによれば、編集者に文章をかなり直されたらしい。この筆者の他の著書は確かに文章が読みにくく、分かりづらいヒドイものが多い。しかしこの本はたいへん読みやすく書かれている。編集の偉大さを感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ不安感を消すための思考法をマンガ形式で紹介。
全体的に「こんな気持ちになったら、このように心の中で唱える」といった対処法が示されている。
ただ、この暗示の言葉が覚えにくそう。。覚えにくいのは以下理由も背景にあると思われるので、割り切るか、自分なりの言葉を探してもよいかと。
思考の切替が上手くいかずに不安が増幅している時は、直接的な言葉を唱える(例:緊張しませんように)ではなく、別の思考になる言葉(例:血糖値を下げる)の方が良い。
印象に残った言葉
・緊張と同じく、不安も他人からうつる
→この不安は自分のものではない
自分の不安は自分の行動で何とかできる
他人の不安は自分で考えても