あらすじ
これまでに診たクライアントは7万人!
引く手あまたの大人気心理カウンセラーが贈る!!
『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』の著者が、
魂のすべてを込めて書き下ろした、究極の意欲作!
短気なあなたが、「おだやかなあの人」に変われます!
みなさんは1日に何度くらい、イラっとしますか?
たとえば通勤電車はどうでしょう?
狭い席なのに、体をこわばらせて、少しも詰めない人。
塗れた傘がこちらの服を濡らしてるのに、お構いなしの人。
目の前に立って新聞を大開放させて読む人。
いますよね、いる! いる!
この世から消えてなくなれっ!
とすら言いたくなることもあるかもしれません。
でも一方で、まわりにこういう人もいませんか?
「別にむかつきはしないけど……」
そう、世の中には、あなたがイライラする出来事に対して、
まったくといっていいほどにストレスを受けない人種がいるんです。
いったい、なにが違うんでしょうか。
本書はそんなイライラさんたちに、
この「穏やかさ」と「ストレスのない毎日」を
手に入れてもらうための実践ガイドです。
怒りをどうすれば鎮められるか、
実際にあったケースをもとにして、
具体的な方法をお伝えしてゆきます。
・家事をまったく手伝わない夫にムッカー!
・指示が抽象的な上司にイライラっ!
・飲食店で大声で騒ぐ集団にキリキリ!
などなど、世間にあふれる「よくあるイライラ」を たっぷり取り上げ、
さまざまなアプローチから解決アドバイス。
怒りの原因となった出来事の「認知」を変える方法にはじまり、
自分でも気づいていない「怒りの本当の原因」を探り出す方法、
心の中で唱えるだけで怒りがすっと引いていく「魔法のことば」 などまでご紹介してゆきます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この手のアンガーマネジメント系の本はいくつも出ており、基本的に対策手法にあまり違いはない。
しかしこの本の最終章にある「負の怒り」を「正の怒り」に変える、というのは、少し他の書とは違う。リフレーミングの一種なのだろうが、「怒り」に対するリフレーミングの手法としては具体的で的を射ている。ただ、ネーミングを「負の怒り」としてしまい、意味をとらえづらくしてしまっているのが残念。
あとがきによれば、編集者に文章をかなり直されたらしい。この筆者の他の著書は確かに文章が読みにくく、分かりづらいヒドイものが多い。しかしこの本はたいへん読みやすく書かれている。編集の偉大さを感じた。
Posted by ブクログ
呼吸を整えれば怒りが収まる。
生きていれば理不尽なことはたくさんある、と考える。
怒りは、本来は自分を守るための感情。自分の存在が脅かされている可能性がある。
正の怒りと負の怒り。
何に怒りを感じているのか、を考える。
自分が正しく相手が間違い、と考えると負の怒り。
自分に対する危機、自分にとっての危険を考えると正の怒りになる。
正の怒りを習慣にすると、信頼関係が築ける。
負の怒りを抱くのは、自分の都合にいいように作り変えたいと思うから。
自分がなぜ、何に対して怒っているのか、を考える。相手のことを怒らず、自分の危機から身を避けることを考える。
Posted by ブクログ
怒りは闘争・逃走本能だから、怒ってはいけないと我慢するより、自分がどんな危険を察知して苛々してるのか?を考える、というのはすごく役立つと思った。
ただ、危険を感じる原因がわかっても、どう対応するか(自分のなかで受け止めるか)考えるのが難しい…。
Posted by ブクログ
怒りを我慢しないことは大事だと思う
怒ってる人にマイナスのイメージのある世の中だけど、頑張って読んでも読みきれない人の心ばかり優先するんじゃなくて自分の気持ちに向き合いたい
そういう風に伝えて行ける大人になりたいなあなんて思った
ただ指先に聞く、っていうのはいまいちわからなかった笑