いとうせいこうのレビュー一覧

  • 世界文学は面白い。文芸漫談で地球一周

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    大分前に読んだ。とにかく、著者二人の視点が面白い。肩肘張らずに純文学を読み解くのを楽しんでいる。この本に紹介されてる本は読みたくなる。そして、このLIVE行ってみたい。

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    2012年04月06日
  • 文芸漫談 笑うブンガク入門

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    純文学とそれ以外の文学を分ける一線(もし分ける必要があるのならだけれど)、それは自らが属するジャンルに関する自己言及とその不可能性への思慮の有無だろう。文学は、人間の誕生とともに発生し、本の売れ行きに変動はあるかもしれないが、人の営みとしては一向に進化せず、かといって退化もせず、人間の誕生という瞬間的な皮膜に常に立ち戻る可能性を秘めている。一つ一つの小説に言及しながら、彼らが語っているのは、紛れもなく文学であり、その語り口は軽妙にして諧謔にあふれている。芸として見事。

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    2011年06月10日
  • ノーライフキング

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    子供達の間で大流行しているゲームソフト「ライフキング」。
    このソフトにはⅠ~Ⅳのバージョンがあり、更には呪われたバージョンⅤがあるという。
    噂は噂を呼び、ついには現実を侵食していく。そして・・・

    僕も小3の時にやったドラクエⅢに衝撃を受け、タクティクスオウガで矛盾を知り、FFⅦで感動に至るのであるが、その後はゲーム特にRPGにはハマりすぎて徹夜も辞さなくなり、社会生活を送れなくなるのが分かっているので、手を出さないようにしている。

    それくらいゲームには心をのめりこませる何かがある。
    そして、そこにネットワークという魔力が加わり、子供達は否がおうにも闘いに巻き込まれていく。

    本書で語られる

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    2011年01月19日
  • 見仏記

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    見仏記シリーズ大好きだ。いとうせいこう、みうらじゅんと一緒に寺を巡っていると突然2人が巨大化したため私は「大仏サイズ!カッコイイ!」と叫びながらカメラのシャッターを押しまくる、という夢を見たくらい好きだ。

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    2010年12月07日
  • からっぽ男の休暇

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    「ノーライフキングの作者だ」と思って読むと
    えらい目に遭います(^ ^;

    これは「難解な絵本」の系譜というか、
    シティボーイズやら中村ゆうじさんやらと
    ラジカルガジベリビンバシステムをやってた
    「本来の」いとうせいこう氏のノリ(^ ^

    本書は、南の島で長期バカンスを楽しむ男の
    モノローグの形で進む短編集。

    のんびりした時間を過ごしつつ、
    ふとした拍子に「おとぎ話」の一節を思い出す。

    例えば、砂浜にいる太った犬を見て、
    一瞬「オオカミか?」と勘違いして。
    勘違いにはすぐ気がつくのですが、
    ふと「赤ずきんちゃん」の一場面を思い出して。

    せっかくならストーリー全体を思い出そうとするのですが

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    2010年12月02日
  • 自己流園芸ベランダ派

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    植物、私も苦手だったけれど、多肉植物を友人に勧められてから俄然興味が出てきた昨今。
    色々枯らしてきたけれど、せいこうさんのように捨てないで水をたまにあげていたら春になったら芽吹いたとか、感動もあり。
    植物に元気をもらうことや発見が多い。
    ガーデニングというと敷居が高いけれど、これくらいのスタンスでいると気が楽である。
    最後の対談はとても哲学的。。。

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    2010年05月27日
  • 世界文学は面白い。文芸漫談で地球一周

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    文学作品ってこういう風に読んでもいいんだぁ!って目から鱗!
    かなり笑えたー。紹介されてた作品、読んでみよ。

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    2010年06月02日
  • ノーライフキング

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    二十年ほど前のファミコン全盛期に書かれた本だが、今読んでも古さを全く感じさせなかった。子供の間に噂が広まっていく過程や、保護者の団体とマスコミ主導で行われるディスコンの排斥運動の描写が秀逸。

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    2010年01月03日
  • 自己流園芸ベランダ派

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    朝日新聞に連載されていたコラムをまとめた本。植物を買ってはダメにし,思いがけない発見がありと共感を覚えることもあるのでは。

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    2009年11月03日
  • ノーライフキング

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    この本棚もまた、私の「賢者の石」の一部なのでしょう。
    無機の王が迎えに来るまで、私も新しいリアルを生き続けます。
    ワスレナイデ、ハーフライフ。

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    2009年10月07日
  • ノーライフキング

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    いとうせいこうさんが小説を書いていることに驚き購入しました

    20年ほど前に書かれた小説なのに古臭さがあまりなく、
    ストーリーに入っていきやすい面白い小説でした

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    2009年10月04日
  • 見仏記

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    コアなのにすらすら読めてしまう不思議。仏像に関する知識ゼロで読み始めたのに、すごく楽しかった。みうらじゅんの破天荒な着眼点を、いとうせいこうが絶妙な距離感を保って文章にしたからかしら。寺巡りたいー。仏像メリーゴーランドしたいー。黒くて偉い仏に会いたいー。唐招提寺の千手観音見たいー。
    先日阿修羅展に行き、みうらじゅんの「仏像は寺で見るもの」に心底納得。

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    2013年02月28日
  • 見仏記3 海外篇

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    仏像を見るためだけに、地の果てまでも出かける、いとう&みうら両氏。さすがに外国まで見仏に行くのは、並みの見仏人にはできないです…。見仏記シリーズは実は、別宅に置いてあるので、内容もちょっとうろ覚え。個人的にはタイの人気坊主雑誌がツボ…。

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    2009年10月04日
  • ノーライフキング

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    長らく絶版だったものが、再版となりました。

    いとうせいこうってこういう文章書くのね〜

    小説に出てくる世代の子供にとってはホラー小説になるのかもしれない。
    大人にとってはどうなんでしょう。

    家族で読みまわしてほしい一冊です。

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    2009年10月04日
  • 自己流園芸ベランダ派

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    植物,

    を通してながめる,季節の移り変わりの本.

    浅草のマンションのベランダを,1年のサイクルで訪れる四季.
    その流れを自分の育てる植物と共に感じながら生きる,四十半ばの独身男.最高です.

    特に中盤すぎあたりにある,『冬の終わりに共振する』の回が白眉.
    久しぶりに音楽ではなく,本を読んでいて体がぞわっとした.


    不満があるとすれば,タイトルと表紙とインタビュー(誰だか分かんない女性の方).
    でも相変わらず良い.

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    2009年10月04日
  • 文芸漫談 笑うブンガク入門

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    その名の通り笑いながら、とっても楽しく読めるブンガク入門です。フィクションを書く方はもちろん、ノンフィクションを書く方にも参考になると思います。

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    2009年10月04日
  • 見仏記2 仏友篇

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    私が読んだのは中央公論社のハードカバーですが、角川から出てる文庫本のほうが入手しやすいようです。
    えーと単純に仏像を見にいきたくなりました(思うツボ)。学生時代にゼミ旅行とかで仏像の数は結構見てたと思うんだけど、仏像にフェロモンとか感じたことなかったなぁ〜。実際に見たことがある仏像もいくつか紹介されていたけど、どんな仏像だったかなんて全く記憶に残ってませんでした。また改めて仏像を見に行きたいです。付き合ってくれる人がいればですが・・・。

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    2009年10月04日
  • からっぽ男の休暇

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    南の島でのんびりと休暇を過ごしていると、ふと童話のことが気になり始める。しかし思いだそうとするがなかなか思い出すことができない。そして、思い出せたと思ったら、なんか違う話になっている。でもまあ違っていても良いか、と思えるほどのんびり読める15の話。ときおり挿入されている南の島の写真も良い感じ。

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    2009年10月04日
  • 見仏記 三十三年後の約束

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    久しぶりの見仏記。読んで「あーそうそう、こんな感じだったわ~」と嬉しくなりました。
    いい大人が子供みたいにはしゃいだり浮かれたりするのがいいんですよね。「好き」ってこういうことなんだ、と。
    見仏記を始めた頃に二人でした「三十三年後の三月三日、三時三十三分に三十三間堂の前で会いましょう」と言う約束も、本当に果たされたようで感動しました。

    それまでお互いに色々なことがあっただろうけど、まず元気で生きていること。そして仏像愛が変わらない(それどころか増している)ことが素晴らしいと思いました。
    見仏コンビよ、フォーエバー。

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    2026年01月25日
  • 通言総籬・仕懸文庫

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    山東京伝による吉原および深川の遊郭での通な会話や所作の江戸時代のルポ。
    後半の仕懸文庫は、蔦屋重三郎による出版らしい。そして2人が処罰された。

    現代語訳は過去にも何人かが行っているようだが読み比べていない。いとうせいこうによる現代語訳では、注が多く(見開き2ページの3分の1になることも)、それも今風に解説してある。でも多すぎて、注は飛ばして本文を読み進めた。ときおり注を見るくらいだった。

    吉原と深川では、金に余裕のあるものが「尻をふりふり」通い、通な言葉のやりとり、流行やならわし、当時の着物や食べ物などが詳細に解説。本気なのか浮気なのか、二者に分けられないのか、臨機応変な会話などが描かれる

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    2025年12月15日