いとうせいこうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
出張の飛行機の中で読もうと急遽空港で購入した。(実は「城」を読んでいる最中なのではあるが、ぐったりと疲れそうなので一時「置いといて」をするために買ったのだ。)
見仏記は海外編まで読んでそこから未読だったのだが、改めて面白い。いとう・みうら両氏と仏像を見て回っているような気分になる。そして自分の目でも見てみたくなる。ただ、私には両氏のような知識もなければ見る目もないので、やはり見仏記経由で楽しむのが一番なのかも知れない。
本書にいたって、両氏はついに「仏像関係者」的なポジションを得てしまっており、普段非公開の仏像を拝観できるに至っている。それはとても羨ましいことでもあり、また見仏記経由で仏像を拝観する私達読者にもそのありがたさが分け与えられていることになる。
続きも是非読みたい。それこそ死ぬまで続けていただきたい。そして私も願わくばそのおこぼれを頂戴したい。 -
Posted by ブクログ
人気ゲームソフト「ライフキングの伝説」にまつわる奇怪な噂。死のにおいのするいくつもの噂に、変化していく日常。子供たちは互いに連帯しながら、それぞれの方法で孤独な戦いを始める。「子供たち」と「大人たち」の関係や、リアルとバーチャルの関係が、社会派的なものでなく、リリカルな寓話として描かれていて、ラストは胸が痛くて痛くて、涙で文字が滲んで大変で、もう。僕たちは新しいリアルです。忘れないで、ハーフライフ。怖いけど解かなきゃ死ぬからがんばります。よくできたコピーのようなキーワードがスイッチになって、また思い出して胸が痛くなったりするのです。
……しかし、うーーん。藤原カムイのあの素晴らしい表紙の画像がないってどうよ。