いとうせいこうのレビュー一覧

  • 植物はヒトを操る

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    読書録「植物はヒトを操る」3

    著者 いとうせいこう、竹下大学
    出版 毎日新聞社

    p152より引用
    “竹下 もともと芽に栄養はなくって、芽
    の外側にくっついている胚乳にあるわけです。
    つまり胚乳はエネルギータンクなんです。植
    物の赤ちゃんである芽を育てるお乳でもある。
    麦芽や発芽玄米が体に良いのは、その時期に
    芽を育てるためのいろいろな酵素が活性化す
    るから。種のまんま食べるより栄養的に優れ
    ているからなんです。”

    目次から抜粋引用
    “植物の生命戦略
     植物が日本人をつくる
     この世にオスは必要か
     植物は偉人を操る
     権力と植物”

     クリエイターと育種家の二人による、植物
    と人間の関係

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    2015年11月06日
  • ノーライフキング

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    SFの雰囲気もあるし、サスペンス的でもあるし…。
    子供達の間で大人気のゲームソフトにとりこまれ壊れていく様と、子供達の間で飛び交う様々な噂で壊れていく現実。
    どちらも、現実に(程度と形は違えど)起きている事だろう。ヴァーチャルとリアルの境い目がアヤフヤになって、そもそもリアル(本当)がどれだか分からなくなってしまう。怖い事だけど、起きてないと言い切れるだろうか。
    この物語が、2008年に既に編まれていた事が凄い。

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    2014年12月04日
  • 見仏記

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    仏像に対する印象とか解説とか書いてあって興味も湧いて面白いんだけど、どうもイメージが付きづらい。
    写真がほしいなー。

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    2014年08月04日
  • 小説の聖典

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    小説をあまり読まないので、読んでみました。
    最初は横文字が多く、難しく感じましたが、読み進めていくとおもしろくなる本。

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    2013年11月24日
  • 小説の聖典

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    初心者向け、、、か?疑問。小説を書く姿勢を主に述べている。漫談風なので比較的読みやすくはあるけど、内容は中々難しい。構造論っぽく小説における書き手と読者を解説したり。本人たちわかってるのか?と思ってると「よくわからない」となったり。面白いとは思うが、小説って何だろ、と考えたい人向け。

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    2013年11月13日
  • 世界文学は面白い。文芸漫談で地球一周

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    この二人の掛け合いは面白い。
    ライブで聞いてみたいし、それだけ取れば★4なのだが、いかんせん題材にしている作品が古い。
    リアルタイムで批評するのは生々しすぎて難しいとは思うが、最近の作品についても聞いてみたい。

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    2013年03月04日
  • 見仏記5 ゴールデンガイド篇

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    正直なところさすがに5作目ともなるとダレてきた感はある。
    隙間時間を使いながら少しづつ読んだので、余計にそう思うかもしれない。一気に読めば、1巻のころの二人が時間の経過とともに仏像と向き合うスタンスが随分と変わってきたのにもっと気づけるとは思う。
    MJが強く「信仰」という言葉を使い出してきたのは印象的。信仰はすきじゃないけど、信仰されている人は好き。

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    2013年01月13日
  • 見仏記2 仏友篇

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    なんかはまるのがいやで避けていた本です。わたしもいろんなお寺さんなどに伺いいろんな仏さまにお会いしましたが、他人ごととは思えない行動に、何度も笑ってしまいました。

    2はちよっと珍しいところを訪ねているのでお勧めかも。
    東京の仏様もお勧めですよね!

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    2012年10月15日
  • 見仏記6 ぶらり旅篇

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    この本をもとに見仏の旅をしてみたくなります。
    初期の頃よりいとうさんが仏像に詳しくなりすぎて、説明っぽくなっているところが気になりましたが相変わらずの面白さがあります。

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    2012年10月01日
  • 見仏記2 仏友篇

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    もう、なんていうか、間違いないですね。

    今回のテーマはホモですか?ってくらいホモ疑惑という文字がふんだんに散りばめられていて面白かった。

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    2013年02月15日
  • 見仏記6 ぶらり旅篇

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    海外篇以来、久しぶりに見仏記を読んだ。このシリーズが始まって十数年たつそうで、ふたりの関心も当然深く、広くなっている。今回も、神仏習合、慶派、上人像、円空仏等のディープなテーマで奈良、愛知、京都を駆け巡る。珍道中的な部分と紀行の部分のバランスがとれており読み易く、ガイドとしても使えそうだ。見尽くしたと思った京都、奈良の寺をこの本をガイドにもう一度巡って見たい。

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    2012年09月11日
  • 見仏記6 ぶらり旅篇

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    ネタバレ

    ≪目次≫
    奈良  秋篠寺・薬師寺・唐招提寺
    奈良  安倍文殊院・聖林寺・長岳寺・元興寺
    奈良  不空院・新薬師寺・璉城寺・十輪院・興福寺
    奈良  壺坂寺・談山神社
    奈良  帯解寺・春日大社・東大寺
    奈良  史跡頭塔・東大寺・なら仏像館
    京都  知恩院・長楽寺・誓願寺
    京都  大報恩寺・石像寺・長講堂・福田寺
    京都  西光寺・禅林寺・金戒光明寺
    愛知  龍泉寺・観聴寺・金山神社・青大悲寺・熱田神宮
    愛知  荒子観音寺・普門寺・瀧山寺
    愛知・京都  鉈薬師・鹿王院・東寺

    ≪内容≫
    ご存じ、みうらじゅん、いとうせいこうコンビの「見仏記」第6弾。行き先はいたって普通で、中の記述もいたって普通(みうら

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    2012年08月28日
  • ノーライフキング

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    糸井重里のmotherを思いだした。
    あと、二階堂奥歯。

    初出は1988年というから驚く。
    全容はわからないけど、断片的にすごくよくわかる、という感想。
    小説としての価値は高いと思う。
    ただ、読者を選ぶ気がする。
    もっとわかりやすい表現と演出があればもっと化けたのでは…など、可能性をすごく秘めている小説。

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    2012年04月22日
  • 見仏記

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    「見仏記」3

    著者 いとうせいこう、みうらじゅん
    出版 角川文庫

    p10より引用
    “実際に仏像が出来た時代から考えれば、
    私はガイジンである以外にないのだ。”

     作家と漫画家である二人による、
    日本のあちこちへ仏像を訪ねて回る一冊。
     大仏で有名な東大寺から金色堂の中尊寺まで、
    仏像への気持ちがよく表れた文章とイラストで書かれています。

     上記の引用は、
    奈良を訪ねた時の一文。
    確かに歴史に関する資料などを見ていると、
    昔の人は今とは全く服装は違いますし、
    使う言葉や文字も違うので、
    違う国というのもなんとなくそう思います。
     イラストと共に仏像についての解説なども書かれているので、

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    2012年06月06日
  • 見仏記5 ゴールデンガイド篇

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    ネタバレ

    奈良を訪問して以来、すっかり仏像に心を奪われています。
    「格好良いなぁ…」と漫然と見ているだけじゃなく、仏像についてもっと知りたい!と思い、仏像関連の本を読みあさっているこのごろ。

    まずは、すぐに手に入ったみうらじゅん、いとうせいこう氏による見仏記シリーズ。5巻目の本作は「ゴールデン」ということで、メジャーな仏像を中心に掲載されているのかと思いきや、はじめこそ平等院などを訪れていたものの、その後は地方のマニアックなお寺がぞくぞくと続き、初心者にはついていくのが大変だった、、、。
    他の本でもっと知識を得てから、読んだ方がこのシリーズは楽しめるかも。

    それにしても、みうらじゅんの仏像知識の深さ

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    2012年01月14日
  • ノーライフキング

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    このお話、1988年に作られたものだと知り、
    かなり衝撃を受けました

    今から20年以上も前にこれを書いていたなんて
    本の帯にもある通り、現代を予見していたかのようです

    いとうせいこうさんは、ガーデニングだけじゃない
    と思わされる一冊です

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    2010年12月30日
  • 植物はヒトを操る

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    あまりよく分かってなかった育種に関して、扉のノブをつかむ位のとこまで行けました。ホビーブリーディングに興味が向いたことは収穫だった。

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    2010年06月14日
  • 文芸漫談 笑うブンガク入門

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    この人たち、どれだけの本を読んでるんだろう。なんでこんなに頭の回転が速いんだろう。今もライブやってるのかな。生で聞いたらもっと楽しそう。

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    2010年06月03日
  • 見仏記3 海外篇

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    『見仏記3 海外篇』を読む。

    相変わらずの珍道中だけど

    みうらじゅんといとうせいこう。

    今回は海外

    いつもよりも大変な旅になっている。

    やっぱ海外はいろいろ起こるね。

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    2010年04月11日
  • 見仏記2 仏友篇

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    いとうせいこうさんとみうらじゅんさんの『見仏記2』を読む。

    相変わらずの珍道中である。

    個人的には1よりも読みやすい気がしている。

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    2010年03月15日