いとうせいこうのレビュー一覧

  • 日日是植物

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    とても面白く読みました
    かれこれ30数年前、私も一度室内ベランダ植物に襲われ(?)たことがあったので。
    わからない名前の植物、忘れてしまった花の姿など、ネット検索しながら…
    表紙の絵もとてもいいです。
    ほっこりとしながら、このご家族3人も思い浮かべながら…楽しい読書でした。

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    2026年04月27日
  • 「国境なき医師団」をそれでも見に行く  戦争とバングラデシュ編

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    ハイブリッド戦争と言う言葉が引っかかる。
    昨今のアメリカ、イスラエルが発端の状況下において、ロヒンギャの難民キャンプの様子が、落ち着いた言葉で書かれているが
    残子で重くて、複雑…。
    世界の戦争の被害者、加害者を一方的な見方でなく捉えているところが興味深い。

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    2026年04月25日
  • 日日是植物

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    どんぐりの話が面白かった。
    私もどんぐり8鉢育てているので。

    お子さんに「木」のことを「樹木」と教えている、というのがなかなか…。

    夏の酷暑、思いやられますよね。

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    2026年03月31日
  • 日日是植物

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    ここ数年のうちに、ベランダ園芸家=ベランダーから、室内園芸家=ルーマーになったいとうさんの、植物にまつわる成功と失敗と苦悩と失敗と苦悩と失敗と苦悩(とときどき原発問題や気候変動)のはなし。家のなか密林化計画に思いを馳せ、つる性植物を壁じゅうに這わせようと画策し、多肉植物の寄せ植えがうまくいかずに「ダメな人間だ」と己を卑下し、本物のようなうそグリ(フェイクグリーン)にバグを起こして奇行に走り、植物の名前に混乱し、胡蝶蘭を自分で自分に贈り、死んだと思って打ち捨てた植物が蘇生したことに自然の力強さを感じ、床に点々と落ちた黒い塊を見てあおむしの存在を確信して、人間にとっても植物にとっても生きていくこと

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    2026年03月16日
  • 福島モノローグ

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    以前、文芸誌で本書か東北モノローグを読んだ記憶がある。
    いま急に読みたくなったのは、震災があった日が近づいていたからか。
    地震や津波、液状化、孤立地帯、SOSの文字、遺体安置所、当時の記憶は色濃く残っている。でも、今より知識の少なかった私は原発のことをあまり理解できていなかった。
    放射性プルームが降ったこと、そのことを知らずに地域の方は生きるために外出していたこと、食物への影響など、本書を読んで衝撃を受けたことが何個もあった。あまりに無知だった。

    永井玲衣さんの解説がまたとても良かった。
    歴史的な出来事は教科書に載るけれど、それによって小さい出来事に纏められてしまうことがある。語り手がいるこ

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    2026年03月13日
  • 見仏記

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    BSテレビで午前3時に放送してるのに気づき、録画して楽しんでます。本書も本棚?から探し出し久々の再読。ボランティアで仏像ガイドのグループに入ってしまったのも仏縁かな。悪くない。
    2026-007

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    2026年02月06日
  • 想像ラジオ

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    自分が課題本に設定した読書会の直前の夜にようやく読み終わったのだけれど、けっこう精神に来た。元気が出る本というよりは、元気が要る本ではないかと思う。でも、大切な人を失うこと、それも大きな災害でたくさんの人が同時に亡くなる時に、残された人の想いはどこにどう向かうのかということを、死者の声を想像することでケアしていく、そんな意味があるように感じた本。おもしろかったとかおすすめとか安易に言えないが、読んでよかったな、と思う。

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    2026年01月18日
  • 「国境なき医師団」をそれでも見に行く  戦争とバングラデシュ編

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    このシリーズは本当にリアル。著者のボキャブラリーも深いので、実際の壮絶さはなかなか伝わりにくいことはわかるが、ものすごく関心を持っている。たまたまシリアの記事を不動産の新聞で読んで、難民や紛争の問題はまずは常識として知っておくべきだと思っている。そういう意味ではこの本ほど読みやすくリアルなものはない。
    お子さんが産まれて、お年もありこれが最後な気がするけど、MSFには常に関心を持っておきたい。もうちょっと余裕が出来れば募金したい。

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    2025年12月20日
  • 「国境なき医師団」をそれでも見に行く  戦争とバングラデシュ編

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    あまりにも凄い内容で読むのが辛かった
    世界が暴力に満ち溢れているようになり
    イスラエルのガザへの監視と暴力
    落ちていたオモチャが爆弾で子どもの手を失くす
    後から足を撃たれて片足が不自由に
    いずれもその後の生産性を阻害する
    ひどいやり方
    知らなかったとてもショック

    アウン・サンスーチーでさえ
    助けなかったロヒンギャの人々
    ミャンマーを追われバングラデシュの
    難民キャンプで暮らす百万近い人
    そこで起こるギャングの争い
    仕事もできず食料も不足し栄誉不足
    はびこる不衛生 感染
    人間として生きる希望も見いだせない

    世界は分からない事だらけ

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    2025年11月10日
  • 見仏記 三十三年後の約束

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    楽しめました、ボリュームたっぷりデラックス版!

    「三十三年後の約束」の件、JAF会報誌のみうらさんエッセイで知りました。行きたい!行こうと思ったのですが、既に仕事の予定が入っておりなくなく断念。

    その当日、想像以上の盛り上がりで仕事を調整してでも行くべきだったと後悔しきり。

    その残念さをこの本が埋めてくれました。

    仏像には全く知識がないもののいとうさんの語り口とみうらさんのイラストで違和感なく受け入れられます。
    そして、みうらさんの天然さが最高!それをうまく文章化できるいとうさんも!

    上陸大師像、これは是非実物を見に行きたいと思っています~

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    2025年10月30日
  • 能十番―新しい能の読み方―

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    連載してたもので、いとうせいこうの現代語訳の能を英語に翻訳して、その両方を掲載している。
    英語に訳すというのも面白いけど、現代語にまず訳すというところが大事なのかなと思う。舞台演劇としての能ではなく文学としての能という捉え方も、能の楽しみの1つだな。

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    2025年05月31日
  • 能十番―新しい能の読み方―

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    不思議な本だ。もともと古典芸能全般に縁遠く、中でも能は最も敷居が高いと感じていたから著者がこのふたりでなければ、この本を読む機会はきっとなかったはず。けれど、なんだろう?本を手に取った瞬間から感じる懐かしさと、脳内で微かに聞こえてくる声とリズム、そういうことかー!の納得感は!とにかく本の作りが素敵で、表紙の手触りや重みを確かめながら、現代語訳をひととおり読んだところだけれど‥。語り継がれる物語、「言葉」にはやはりそれなりのパワーがあるのだなと、つくづく。

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    2025年03月18日
  • 「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本

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    前作の『国境なき医師団』に感銘を受けたので、こちらもすぐに購入しました。

    こちらも「国境なき医師団(MSF)」で働いているスタッフ、その患者や派遣先の人々、そして取材スタッフの行動や思いが、そのパッションとともに丹念に描かれています。

    特に印象に残った人物は、MSFに何度も調整して今は紛争地で活動している日本人のファーマシー・スタッフの方です。

    一度や二度の挫折では折れず、ようやく夢をかなえてMSFに入った。そして、今の仕事に対し、自分が選んでここにいるという充実した思いしかないという。

    こういう仕事を見つけ、実際に就くことができるのは幸せなのだろうと感じます。また、自分は今その仕事に

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    2025年01月13日
  • 「国境なき医師団」を見に行く

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    NPO団体「国境なき医師団(MFS)」の活動を丹念に取材して書かれたルポルタージュです。

    この本の特徴は二つほどあり、一つは難民や貧困の悲惨さがストレートに出ているところにあります。

    紛争により住んでいた土地を離れざるを得なかった「難民の方々」。彼らの置かれた悲惨な状況がこれでもか、これでもかと伝わってきます。それは今の日本では到底想像できないことですが、それは明日の私かもしれないし、あなたかもしれない。

    その中でも希望を持ち、心優しい姿は胸を打つものがあります。

    もう一つは、出てくる登場人物やMFSの周りの人々がとても魅力的に描かれている、ということです。

    ・60歳を超えて社会に貢

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    2024年12月29日
  • 東北モノローグ

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    いとうせいこうさんの「想像ラジオ」では妄想的な不思議な感触だった。それゆえ、手にした一冊。
    東北地方の15人のそれぞれの震災の語りが生々しくもあり、粛々と記されている。各人は悲しさ虚しさを抱えながらも後世に伝えようと話している。家族を失った人、遠くの地で震災を見聞きした人、それぞれの体験がすべて3.11。
    死生観、生死感、語られることで読む人の心に訴える。言葉にすること、文字にして伝え繋ぐ意味は大きい。

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    2024年08月16日
  • 東北モノローグ

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    日本各地にいて遠くや現地やそれぞれの生活の中で震災に何か関わった方達の生い立ちや暮らしや思いが、一人称で語られる。順不同で思い出して話す口調がとても近いところで聞いている気になり、内容がスッと入ってくる。人の話ってこんなに面白いのかと思う。もっと耳を傾けていたい。

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    2024年07月15日
  • 「国境なき医師団」をもっと見に行く ガザ、西岸地区、アンマン、南スーダン、日本

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    読んでよかったです。
    心底思います。最後のページをめくった時に涙が止まらなかったです。
    なんの感情かわからないけど悔しくて悔しくて、何もしていない自分にも腹が立つし。

    これはまだ2023年10月以前の2019年に訪問し、ガザやヨルダンのMSFによる病院を取材したもの。
    いとうせいこうさんの本を初めて読んだけれどまあ読みやすいし、なんだろう、人間くささがあって好きです。リアルを伝えてくれる。きっと私も同じ状況になると同じことを思う。

    パレスチナの人達はやっぱり強い。
    家族を失っても、自分の腕や足、そして皮膚を失っても、生きている方が辛いと思う時でも必死にあがいてあがいて踏ん張って生きている。

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    2024年07月10日
  • 東北モノローグ

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    「厳しかったり優しかったりそれこそ無数の種類の声はあり、その分だけモノローグがあるはずなのだけれど、聞き手の私はたった一人しかいないので残念ながらすべてを再現することができない。」

    “傾聴”の場で、つくづく思い知らされたのは、「誰にでも、忘れられない記憶がある」ということ。それは目に焼きついた光景だったり、音や匂い、言葉だったりする。隣に座って聴くことしかできないけれど、それでも同じ時間を生きているものとして“あの日”からのことを一緒に伝え続けたい。

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    2024年06月30日
  • 想像ラジオ

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    読む前は、ささくれ立っていた心が、どことなく落ち着いた。落ち着いたというか、整理整頓がなされて、次の目的地へ向かう準備ができた。

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    2024年03月17日
  • 自己流園芸ベランダ派

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    面白かった。園芸の本が写真無しでもこんなに面白いなんて、すごい。花や木が気になって、インターネットで調べながら楽しくよみました。
    最後の対談も深い。

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    2023年09月05日