姫野カオルコのレビュー一覧

  • 彼女は頭が悪いから

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    一気には読めない。同じような界隈に身を置いたことのある人なら、当時の嫌な気持ちが蒸し返されると思う。

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    2026年06月14日
  • 彼女は頭が悪いから

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    終始嫌な気持ちになる本でした。けどそれは変な嫌な気持ちじゃなくて考えさせられる嫌な気持ちだった。そして、あとがきが面白かったし、プロローグも話が引き込まれた。途中少し長く感じたけど面白かったです!この本を読んで、プライドってすごいなあと改めて思った。危ない危ない!タイトルやあらすじで想像してた話より酷くて、酷くてしんどかった。この本は他人に勧めません!この本を選んだきっかけは、本屋さんで表紙が綺麗で選んだけど、今表紙を見たら、男の子が高貴な格好をしていて、持たれている。女の子が少し安っぽい服を着ていて両手で物を受け取っている。そして後ろには何も気にせずに作業をしている男性がいる。それはこの本のあの5人の考える序列や、見知らぬふりをしている親や、何も見ていない画面の外の人を表しているようにみえた。どんな時に読みたい本?っていうことだけど、もう再読も絶対にしない!本当にしんどかったです!けど素敵な本でした★
    本当に頭が悪いのはだれなのかな?きも。

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    2026年06月01日
  • 彼女は頭が悪いから

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    上野千鶴子さんのスピーチで本作を知った。
    読後感はとにかく悪い。読んでいて良い気はしない。
    同性として被害に遭う描写はおぞましいものだったが、東大生5人の家族が誰も彼女の気持ちに共感できない、被害届を出した意図が分からないというのは嘘だろう?と思った。母親や、娘のいる家庭であれば多少は気持ちが分からないはずはない。もちろんフィクションではあるのだけれど。
    当時の価値観ではそうであったのかもしれないし、皮肉にもこういった事件から法改正がされていき、世間の価値観が変わっていったことも影響しているとは思う。

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    2026年05月24日
  • 彼女は頭が悪いから

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    読んでる間自分の世界も暗かった
    終始学歴や仕事やお金の話ばかりで、
    本当に純粋に人を下に見てるやりとりで、
    読んでて苦しかった
    終盤教授との公園での示談交渉の時のくだりは印象に残った

    相手の気持ちや言葉や行動の裏に隠れた気持ちとか、
    本当に何も想像できてないし
    そんなものがあることもしらないような雰囲気で、
    これで本当に頭が良いと言えるのか、、ともやもやした

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    2026年05月14日
  • 彼女は頭が悪いから

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    男女二人にフォーカスを当てた状態で始まった序盤、物語が進むにつれて出会うな、出会うなと願いながらも出会い、事件が起こる。人のプライドというものはここまで精神性を歪めるのかと。二人の間にあった淡い感情なんてものも忘れてしまうくらいの怒涛の展開、勉強が出来る賢さと人間性が優れている賢さは異なるだろう

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    2026年05月09日
  • ドールハウス

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    ネタバレ

    厳格で身勝手な親に行動を制限され、自らの家をドールハウスと例える理加子。その前に江木という、ふつうの男性が現れる。ホラーを思わせる出だしと理加子の雰囲気にわくわくしましたが、ホラー要素はまったくなく、残念でした。江木の突然の心変わりは、なんなのかよくわかりませんが、クソオブクソということはわかる。どの道、彼が理加子の家庭事情を受け入れられるとは思えなかったので、よかったんでしょうか。今では書けないような男尊女卑っぷりはおもしろかったです。3部作とのことですが、続きはまぁいいかなー。時代を感じる本でした。

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    2026年05月03日
  • 彼女は頭が悪いから

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    この言葉を使うかどうか迷ったけど、やっぱり感想を書いてる皆さんが多く使われてるので書く。
    「めちゃくちゃ胸糞悪い!」
    この男子学生たちにムカムカするのはもちろん、その母親たちも揃いも揃って胸糞悪い。
    同性として、美咲の痛みに微塵も共感してないのが酷い。久しぶりに最低な話を読んだな。(作品が、ではなく)

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    2026年05月02日
  • くらやみ小学校

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    似たような時代やったわ、小学生の頃。今なら、問題やとされることもあったかもしれない。鬱憤を他人で解消しようと思わなければいいのにね。

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    2026年03月16日
  • くらやみ小学校

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    3.5 神戸の教職員いじめがモチーフの短編集。閉じられた学校の中の人間関係を描く。半分はフィクション。ただし似たような話はあるかな。教員でなくても正しく生きたい。

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    2026年03月06日
  • くらやみ小学校

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    理不尽な学校制度、教師に向けたおぞましい程の憤怒を描いている。何より怖いのは、加害当事者の後悔がない事。今もこんな事が続いてるのだろうと想像に難くない。この作品を読み終えるのには体力が必要だと思った。読み終えるのに身体中のチカラを消耗した。

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    2026年02月17日
  • くらやみ小学校

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     理不尽な学校の制度や慣習、暴虐な教師に対する筆者の凄まじい怨念が綴られている。これらの事象が「かつてあった」(が今はない)とは言えないところが怖い。

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    2026年02月13日
  • うわべの名画座 顔から見直す13章

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     筆者は1958年生まれの同い年だが、戦前にまで遡っての、映画や監督、俳優等に関する造詣の深さには感心させられる。アランドロンのダーバンCMや永井豪の「ハレンチ学園」登場など、同じ時代を共有していると思われる項目もいくつかあった。
     筆者には、「私は頭が悪いから」や「リトルシンデレラ」に匹敵する、更なる傑作を期待したい、

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    2026年01月30日
  • くらやみ小学校

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    ドス黒さを極限まで煮詰めたようなストーリー
    だか、特に「ランドセルを持った女」は
    まだ記憶に残っている事件がモチーフだった

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    2026年01月22日
  • うわべの名画座 顔から見直す13章

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    トーキー映画から1989年までの映画を好んで見ている人にはドンピシャな本。
    その一緒になって話したかったところ。

    けれど、かなりお喋り放題なところがあるので映画を見ていない、その俳優を知らない、そもそも原作を知らないとなったら難しさもある。

    が、それを解消できる時代になっている。
    配信で見ることができる!

    少し付けたしの最後の最後でドキリとすることが書かれていた。

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    2025年11月22日
  • うわべの名画座 顔から見直す13章

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    名画を顔面から批評する、姫野カオルコさん主観のみで出来ている本w姫野節がとにかくすごい。
    おもしろかったけれども、映画自体がやや昔で、取り上げられる俳優さんも知ってはいるけれど、"共感"の域に達することが出来なかったのが残念だった。

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    2025年11月19日
  • A.B.O.AB

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    購入済み

    血液型占いの本質

    O型にO型を輸血して安全か、それは嘘。病院ではきちんと血液検査した上で輸血とかしてます。
    RHプラスしか考えていませんが、国によってはマイナスが15%くらいいる国もあるそうな。
    血液をたった4種類に分類することに無理があるのですが、
    血液型占いの本質は、分類する種類が4つである。これにつきます。
    プレゼンで結果をまとめる際にも気を遣いますが、結論は多くて5つ以内。
    バカでも覚えられる結果にまとめるのが肝なのです。
    正義のA型、悪者B型、チョイ悪AB型、その他O型、othersのOですね。みたいに纏めます。
    強いて言うとangel,bad,みたいな感じですか。
    星占いは星座が12もあるから一発で覚えきれない、元のプトレマイオスの星座は、昔は48、
    アルゴー船座が割れて、3つくらい増えてる。そっから適当にピックアップしてますね。
    天秤や水瓶みたいな道具類から、射手座みたいな人外もいますしね。
    主に食える生き物ですが。乙女はいいです、間違いなく面倒臭そう。
    相性の話はだいたい単純な等差数列です。ファインマンさんがボロカス言うわけだ。
    まあ、血液型占いとかやってるのは日本だけですから、
    せいぜいローカルルールで楽しんでください。
    とか考えて書いているか分かりませんが、お話は小綺麗にまとめてます。
    血液型以外で、3〜5くらいに綺麗に分類できるのなら、大体でいい、
    血液型占いの後を取れるかもですね。
    まあ、お好みで。

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    2025年08月04日
  • 蕎麦屋の恋

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    京急上大岡八重洲ブックセンター限定ブックカバーとあり、姫野カオルコ大好きだし、ちょい小っ恥ずかしくあったが、平積みされてて思わず購入。
    穏やかな人達の、穏やかに折り合いをつけて生きてる日常、びっくりする展開もないけれど、誰かの目線?なのか皮肉っぽくも描写されたりして、姫野先生…読後じわじわボディブローのようにくる面白さでした。

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    2025年07月26日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    ネタバレ

    消化不良。。。
    雪穂にガツンと言ってやってほしかった!
    最後まで言われるがままの小早川にやり切れない思い。
    もっと気分爽快な結末がよかった〜!無念!

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    2025年07月04日
  • 忍びの滋賀~いつも京都の日陰で~(小学館新書)

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    滋賀出身の直木賞受賞作家さんらしい。

    日本一スルーされるらしい滋賀県を題材にしたエッセイ。
    なのだが、あんまり面白くなかった。正直。
    自虐なのか、ネタにしたいのか、紹介したいのか、盛り上げたいのか。

    自虐のところは面白かったと思うし、地元民誰も知らないサラダパンの話も面白くて、その辺広げてくれても良かった気はするが、おすすめコースとか、鮒寿司とか、エロさの共有とか、全然面白くないところがページが厚い。

    うーん。

    誰に向けて書いてるかがはっきりしないからかな。
    この人を、直木賞作家と知り、作品を知ってて、あああの人が描いてるのね、という感じだと面白いんだろうか。
    全く知らないし、滋賀の魅力も感じないし面白さもあまりないし、なんか、友達の結婚式の披露宴で滑ってるのを挽回しようとしてより深くツボっていく人みたいでかなり痛々しさも感じてしまった。

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    2025年07月01日
  • 愛は勝つ、もんか

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    ネタバレ

    なかなか食指が動かなかった作家の一人でしたが、辛酸なめ子が私のツボにハマったので二匹目のドジョウを探すべく手に取った。
    作者と年齢的に近いのもあり、過去の思い出話には共感マシマシ。例えば、オバQ音頭、ちびまる子ちゃんなどのアニメの話や、流行歌の歌詞の分析話も面白かった。
    登場するのはKAN「愛は勝つ」、岡村孝子「夢をあきらめないで」、森昌子「せんせい」、河合奈保子「けんかをやめて」、杏里「オリビアを聴きながら」、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、ピンク・レディー「カルメン77」、さだまさし「関白宣言」、奥村チヨ「恋の奴隷」、辺見マリ「経験」、ちあきなおみ「四つのお願い」、郷ひろみ「Wブッキング」、アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」、薬師丸ひろ子「あなたを・もっと・知りたくて」など。
    特に伊東ゆかり「小指の想い出」での小学生のフサコちゃんとトモコちゃんと作者の「なんで小指なんか噛まはんのやろ」と関西弁でその謎を解き明かそうとする話が面白い。当時の3人の小学生の結論は、「伊東ゆかりは恋人と何らかの約束をした。その時、指切りげんまんをした。それなのにすぐに約束を破ってしまったので、恋人は怒って思わず伊東ゆかりの、げんまんをした小指を噛んでしまった。それで伊東ゆかりはひとりになって反省してはるんや」。
    このほんわか話には続きがあって、この原稿はみうらじゅんのイラスト付きで雑誌に掲載されたが、そのイラストには、「足の小指だったのかもよ」との文字が。作者は、己の貧弱な性体験を思い知ることになる。
    また、唱歌「ふるさと」での「うさぎ追いし彼の山」を「美味しい」と勘違いしたまま歌っていたのは私も同じでした、ちゃんちゃん。

    姫野カオルコ
    《1958年(昭和33年)、現在の滋賀県甲賀市に生まれる、青山学院大学文学部日本文学科を卒業。姫野は1970年代に日本でもブレイクしたフレンチポップスのシンガーソングライターであるミッシェル・ポルナレフのファンとしても知られる。

    嬰児の頃から、いろいろな他人宅に預けられていた。小学校入学後も鍵っ子で一人っ子だった。そのため空想や書くことが友達代わりだった、小学生の頃から作家を志す。大学在学中より読者投稿原稿のリライト作業などを主としていたが、映画評も書くようになる。卒業後、画廊で、事務のアルバイトをしながら小説を執筆し、1990年、講談社に持ち込みをした『ひと呼んでミツコ』で32歳で単行本デビュー。
    1997年の『受難』、2003年の『ツ、イ、ラ、ク』、2006年の『ハルカ・エイティ』、2010年の『リアル・シンデレラ』がそれぞれ直木賞候補となる。メジャーな作風ではないぶん、少数派から熱烈支持され、これからの活躍を期待すると雑誌などで特集されることがよくあったので「前夜祭作家」と自称していたが、2014年1月、『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。受賞後の会見で「アーティストとしてはノミネートが嬉しいが、本が売れるのでビジネスマンとしては受賞が嬉しい」と語った。
    2019年10月、『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞。》

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    2026年09月11日