姫野カオルコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
終始嫌な気持ちになる本でした。けどそれは変な嫌な気持ちじゃなくて考えさせられる嫌な気持ちだった。そして、あとがきが面白かったし、プロローグも話が引き込まれた。途中少し長く感じたけど面白かったです!この本を読んで、プライドってすごいなあと改めて思った。危ない危ない!タイトルやあらすじで想像してた話より酷くて、酷くてしんどかった。この本は他人に勧めません!この本を選んだきっかけは、本屋さんで表紙が綺麗で選んだけど、今表紙を見たら、男の子が高貴な格好をしていて、持たれている。女の子が少し安っぽい服を着ていて両手で物を受け取っている。そして後ろには何も気にせずに作業をしている男性がいる。それはこの本のあの5人の考える序列や、見知らぬふりをしている親や、何も見ていない画面の外の人を表しているようにみえた。どんな時に読みたい本?っていうことだけど、もう再読も絶対にしない!本当にしんどかったです!けど素敵な本でした★
本当に頭が悪いのはだれなのかな?きも。 -
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血液型占いの本質
O型にO型を輸血して安全か、それは嘘。病院ではきちんと血液検査した上で輸血とかしてます。
RHプラスしか考えていませんが、国によってはマイナスが15%くらいいる国もあるそうな。
血液をたった4種類に分類することに無理があるのですが、
血液型占いの本質は、分類する種類が4つである。これにつきます。
プレゼンで結果をまとめる際にも気を遣いますが、結論は多くて5つ以内。
バカでも覚えられる結果にまとめるのが肝なのです。
正義のA型、悪者B型、チョイ悪AB型、その他O型、othersのOですね。みたいに纏めます。
強いて言うとangel,bad,みたいな感じですか。
星占いは星座が12もあるから一発で覚えきれない、元のプトレマイオスの星座は、昔は48、
アルゴー船座が割れて、3つくらい増えてる。そっから適当にピックアップしてますね。
天秤や水瓶みたいな道具類から、射手座みたいな人外もいますしね。
主に食える生き物ですが。乙女はいいです、間違いなく面倒臭そう。
相性の話はだいたい単純な等差数列です。ファインマンさんがボロカス言うわけだ。
まあ、血液型占いとかやってるのは日本だけですから、
せいぜいローカルルールで楽しんでください。
とか考えて書いているか分かりませんが、お話は小綺麗にまとめてます。
血液型以外で、3〜5くらいに綺麗に分類できるのなら、大体でいい、
血液型占いの後を取れるかもですね。
まあ、お好みで。 -
Posted by ブクログ
滋賀出身の直木賞受賞作家さんらしい。
日本一スルーされるらしい滋賀県を題材にしたエッセイ。
なのだが、あんまり面白くなかった。正直。
自虐なのか、ネタにしたいのか、紹介したいのか、盛り上げたいのか。
自虐のところは面白かったと思うし、地元民誰も知らないサラダパンの話も面白くて、その辺広げてくれても良かった気はするが、おすすめコースとか、鮒寿司とか、エロさの共有とか、全然面白くないところがページが厚い。
うーん。
誰に向けて書いてるかがはっきりしないからかな。
この人を、直木賞作家と知り、作品を知ってて、あああの人が描いてるのね、という感じだと面白いんだろうか。
全く知らないし、滋賀の魅力も感じないし面白さもあまりないし、なんか、友達の結婚式の披露宴で滑ってるのを挽回しようとしてより深くツボっていく人みたいでかなり痛々しさも感じてしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなかなか食指が動かなかった作家の一人でしたが、辛酸なめ子が私のツボにハマったので二匹目のドジョウを探すべく手に取った。
作者と年齢的に近いのもあり、過去の思い出話には共感マシマシ。例えば、オバQ音頭、ちびまる子ちゃんなどのアニメの話や、流行歌の歌詞の分析話も面白かった。
登場するのはKAN「愛は勝つ」、岡村孝子「夢をあきらめないで」、森昌子「せんせい」、河合奈保子「けんかをやめて」、杏里「オリビアを聴きながら」、テレサ・テン「時の流れに身をまかせ」、ピンク・レディー「カルメン77」、さだまさし「関白宣言」、奥村チヨ「恋の奴隷」、辺見マリ「経験」、ちあきなおみ「四つのお願い」、郷ひろみ「Wブッキング」、アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」、薬師丸ひろ子「あなたを・もっと・知りたくて」など。
特に伊東ゆかり「小指の想い出」での小学生のフサコちゃんとトモコちゃんと作者の「なんで小指なんか噛まはんのやろ」と関西弁でその謎を解き明かそうとする話が面白い。当時の3人の小学生の結論は、「伊東ゆかりは恋人と何らかの約束をした。その時、指切りげんまんをした。それなのにすぐに約束を破ってしまったので、恋人は怒って思わず伊東ゆかりの、げんまんをした小指を噛んでしまった。それで伊東ゆかりはひとりになって反省してはるんや」。
このほんわか話には続きがあって、この原稿はみうらじゅんのイラスト付きで雑誌に掲載されたが、そのイラストには、「足の小指だったのかもよ」との文字が。作者は、己の貧弱な性体験を思い知ることになる。
また、唱歌「ふるさと」での「うさぎ追いし彼の山」を「美味しい」と勘違いしたまま歌っていたのは私も同じでした、ちゃんちゃん。
姫野カオルコ
《1958年(昭和33年)、現在の滋賀県甲賀市に生まれる、青山学院大学文学部日本文学科を卒業。姫野は1970年代に日本でもブレイクしたフレンチポップスのシンガーソングライターであるミッシェル・ポルナレフのファンとしても知られる。
嬰児の頃から、いろいろな他人宅に預けられていた。小学校入学後も鍵っ子で一人っ子だった。そのため空想や書くことが友達代わりだった、小学生の頃から作家を志す。大学在学中より読者投稿原稿のリライト作業などを主としていたが、映画評も書くようになる。卒業後、画廊で、事務のアルバイトをしながら小説を執筆し、1990年、講談社に持ち込みをした『ひと呼んでミツコ』で32歳で単行本デビュー。
1997年の『受難』、2003年の『ツ、イ、ラ、ク』、2006年の『ハルカ・エイティ』、2010年の『リアル・シンデレラ』がそれぞれ直木賞候補となる。メジャーな作風ではないぶん、少数派から熱烈支持され、これからの活躍を期待すると雑誌などで特集されることがよくあったので「前夜祭作家」と自称していたが、2014年1月、『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞。受賞後の会見で「アーティストとしてはノミネートが嬉しいが、本が売れるのでビジネスマンとしては受賞が嬉しい」と語った。
2019年10月、『彼女は頭が悪いから』で第32回柴田錬三郎賞を受賞。》