姫野カオルコのレビュー一覧

  • 何が「いただく」ぢゃ!

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    私は食に関してこだわりがなく‥味覚が幼稚なのである。
    普段エッセイはあまり読まないが、これはなんともパンチのある1冊!
    特に日本酒。私も覚えきれない(笑)奥深いわ!
    それと、「さかのぼりコース和食」にもなるほど‼︎
    ロンパールームも懐かしい!私もテレビの前で牛乳を一緒に飲んでいた(笑)

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    2020年01月26日
  • 忍びの滋賀~いつも京都の日陰で~(小学館新書)

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    <目次>
    第1章  自虐の滋賀~哀愁のあるある
    第2章  ボーノ滋賀~無名だけどおいしい郷土料理
    第3章  忍びの滋賀~ミウラとヒメノ
    第4章  これからの滋賀~さきがける地方都市として

    <内容>
    滋賀県出身の私と同年代の著者。自虐ネタのあれこれ。第3章は滋賀ですらなくなっている。屈折したみうらじゅんへの思いが語られる(というか、京都への屈折した思いか?)。まぁ、エッセイかな?自分の出身地をめぐるお話。井上章一さんの「京都ぎらい」とは似ても非なるものでした。

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    2019年12月16日
  • 昭和の犬

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     受難という作品も本作も、所詮地面を歩くことしかできない人間の地面を歩くことしかできない悲しさというか強さというかどうしようもなさを感じる作品でした。
     父は父として母は母としてイクはイクとして、置かれた場所で置かれた温度でまんまに生きる様が描かれていました。

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    2019年10月19日
  • 昭和の犬

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    わたし自身、犬と暮らしてまして。
    このストーリーの流れかたに、納得感がありました。
    犬のにおいや感触がよみがえり、
    過去にひきもどされ、
    その時、自分はどうだったか、家族はどうだったか、
    つながった世界が胸に広がっていくし。
    その逆も。良くも悪くも。
    また、家族のことでいろいろ悩んだ時期もあり、
    理不尽をこうむっている、
    と感じる自分の身の置き場はパースペクティブ。
    切なさに同調し、くすりと笑わせてくれる。
    この多くを望まぬ主人公の幸せを切に願います。

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    2019年02月17日
  • みんな、どうして結婚してゆくのだろう

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    結婚についてタイトルどおり、しないほうの立場から持論をぶっている。1990年代に書かれたものを集めて一冊にしたんだろうけど、21世紀になって20年ほどたつ今読むと、わりと書かれている世間の人々の言動が古めかしい。90年代なんてついこないだの感じがするけど、けっこう人々の意識って変わっているんだろうな。90年代は高度経済成長期のような時代との様変わりが感じられながらもまだ男女の仲とか結婚が当たり前にあるべきものって感じで書いてあるけど、いまや男女の間は意識や考え方の違いではなく、距離がすごーく開いた感じ。同性婚の是非がうんだかんだ言われたり、あとアニメの美少女キャラのステッカーを堂々と貼った男子

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    2019年02月02日
  • 謎の毒親(新潮文庫)

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    一気読みしたけど、途中で挫折しかけた程の嫌悪感もあった。

    オビには「希望」の強調が見えるけど、そこに辿り着くまで、得体の知れないイエを覗き続けなければならない恐怖がある。
    私小説じゃなきゃ、ここまでの生々しい濃度は出せないだろうとは思ったけど、私小説かぁ。
    事実は小説よりも奇なり、とはこのことか。

    存在が暴力的な父母から受け続けた、精神的虐待。
    最初は、そんな自分の家って変ですか?という体裁で始まるものだから、この人大丈夫か?と思っていたけど、後半になって「毒親」であることを自分が認めても良いのだ、振り切りたい気持ちを肯定してやっても良いのだという、微かな攻撃性が見えて安心もした。

    でも

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    2018年11月18日
  • 部長と池袋

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    細かい話が収録されいて、間をつなぐものも挟まれているのだけれど、全体としては読みにくかった。短編集なんですよね?という感じ。

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    2018年10月05日
  • 昭和の犬

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    これが直木賞とは…普通。所々に考えさせられる所があるけど、私は普通…昭和から平成に生きた人間だからこそ普通に感じてしまうのかな。だからこそ直木賞なのか…
    でも、犬や猫好きにはたまらないのかなーこの本は。可愛いく、癒してくれたり時には、裏切られたり。
    イクは人生通して犬や猫がいたから生きてこれたんだろうなー。これって凄い事なんではないかと思うけど。
    人間の側に一番近い動物の事が分かった本。そう言った意味では面白くよめたかな。

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    2018年08月30日
  • 喪失記

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    読んでいて苦しくて疲れる。読者を勃たせない。笑

    ありのままでいることを許されない幼少時期が内なる健やかさ、自尊心、女性性をねじまげ、上手に解消できないとやっかいなモノを抱えて生きることになる。よく分かる。

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    2018年07月20日
  • 整形美女

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    題名から想像したストーリーとは乖離があったが、読者が勝手に求めるお約束ストーリーではなく、美人とは何?ブスとは何なの!?と考えさせられる一冊。

    登場人物は聖書の登場人物の名前から考えられているらしく、所々聖書の一節が引用されたりしている。

    個性的ななかなか面白い表現をされていたが、私には少し苦手だと感じてしまった。
    文章の相性が少し合わなかったのかもしれない。

    しかし話は終盤にかけて、なかなかに惹き付けられるものがあった。

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    2018年03月28日
  • ドールハウス

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    家族という呪縛から逃れていく過程を描いた作品は何度か読んだが、この「ドールハウス」は地味ながらもリアルな感じがする。主人公が自分の常識が世間とは違うということに気づくシーンとか、友達とのコミュニケーションに自身をなくすところとか。子供の頃、親にドリフの番組を見させてもらえなかった子がクラスで話題についていけなかったりする的な、小さなことだけど子供にとってはカルチャーショックだったりする。そんな各家庭という文化差がまるで異国の文化のように感じたりしたなあ。そういう意味で恋愛というものは、すごい破壊力のあるライフイベント。主人公に遅れた反抗期がくるきっかけとなったのだから。

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    2018年01月19日
  • 受難

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    新しい小説の世界を見た!というくらい新鮮な小説でした。
    放送禁止用語をこんなにも堂々と連呼している小説。しかも、フランチェス子と古賀さんの会話が噛み合ってないようで、でも成立している不思議な感じ。
    そして、終わり方も予想とは違って面白かった。

    期待していたくらいにこの小説にのめりこんで読んだというものではなかったけれども、読みやすかった。

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    2017年08月15日
  • すべての女は痩せすぎである

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    個人的にはエッセイはなんか暇つぶしの読み物みたいな感じに思ってしまってあまり読まないのですが、姫野カオルコさんはとてもおもしろい人だと思うので読んでみました。
    楽しめました!
    たまにはエッセイもいいですね^ー^

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    2017年05月23日
  • 終業式

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    全文が手紙やFAXで成り立っている書簡形式の作品。初っ端、女子高生同士が授業中にまわす交換ノートの手紙で始まるのだけれど、そこには「ドキがムネムネ」、「なーんちて」など、何やらわざとらしい若者言葉。よくよく読み進めてみると最初の舞台は1975年の設定なのでした。

    地の文が一行もないため、手紙文をひとつずつ解読し、時代背景も相関関係も読み解かなければならない。誰が主人公なのかさえ、かなりのページ数を繰らなければ判明しない。読み手の辛抱強さが必要です。

    主要な登場人物は主人公の八木悦子、彼女が高校時代に想いを寄せる都築宏、悦子の親友の遠藤優子、都築の親友の島木紳助の男女4人。悦子は芯のない、流

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    2017年05月08日
  • バカさゆえ…。

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    面白かったです。ですが、私は姫野さんはエッセイよりも小説のほうが好きかなー!
    最近、姫野さんのエッセイをまとめて購入して読んでいるのですが、しみじみと思いました。まあ、小説家ですから当然ですかねぇー!
    でも、読んでいて「そうそう!ごもっとも!」ということも多くて、やっぱり文筆家って、文筆業ってすごいなーと思います。私は到底、自分の気持ちをここまで微細に表現できない・・・

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    2017年04月12日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    面白かったです。始めの小学生時代の描写には参って、女子ってめんどくさい…と読むのを辞めようかと思いましたが、諦めないで良かったです。中学時代、隼子が恋愛に陥っていく様に圧倒されました。すごい熱量でした。墜落、というタイトルはぴったりです。恋愛って陥って、どっと流されていくものだな、と改めて思いました。残酷な展開でしたが、ラストシーンで救われました。良かったです。

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    2017年03月30日
  • 昭和の犬

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    風変わりな両親の元で育ったイクの幼少期から50代までの話。

    現代ではネグレクト、虐待ともとれる環境で育ったイク。悲惨な環境だが、周囲の人たちとの交流がありそれほど悲壮感は感じない。が、楽しいエピソードではない。

    色々な犬がその都度登場するが、決して感動的な犬との心温まる話ではない。あくまでも日常に犬がいた、という感じ。

    前半は退屈であったが、後半、イクが成長してからの話は引き込まれた。
    両親や、家主、おじいさんとマロンの話は温かさを感じる。
    前半が退屈で、少女時代のイクがみじめだったが、読んでいて最後の最後にこんなに気持ちが温かくなるとは思いもよらなかった。

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    2017年03月29日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    『ツ、イ、ラ、ク』の番外編。

    短編で、『ツ、イ、ラ、ク』の出来事に少しでも関わった人物が主となって裏側を語るのだけど、立場も年齢も時代もバラバラ。
    「青痣」なんかは誰が、誰について語っているのかなかなか分からなかったけど、とても引き込まれる。

    私は準子と河村先生がやっぱり好きだから、この2人の物語は永遠に読める気がする。
    共感とか、親近感とか、そんな感じでは全然ないんだけど、むしろ次はどんな想定外のことをしてくれるんだろうという、自分とは違う考えの人の行動に興味があって。
    あ、この時の行動はこんな意味があったのか、、ということが多いからかもしれない。

    本編でも短編でも、書き方のリズムが独

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    2017年01月29日
  • お金のある人の恋と腐乱

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    テーマは理解できるのですが、姫野カオルコさんの作品の中ではいまいちだと思いました。
    なんだかつながりがあるようでないので(ないのかな)、とてもわかりにくかったです。私だけでしょうか?
    私が「お金のある人」や「上流階級」ではないからわからなかったのかなー・・。共感できる部分もあんまりなかったし。
    この著者の文章なので、読み進めることはできましたが、他の作品ほどの驚きや感銘はまったくなかったです。
    姫野さん!得意分野で書いて下さい!是非お願いします!

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    2016年12月28日
  • 終業式

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    角川文庫の読むべき100冊だか何だか、特集されてて、なんとなく目に留まったから買ってみた。
    表紙にもひかれたのかもしれないな。

    それで、開けてみてびっくり。
    なんかおバカ風の手紙のやりとりが続く。
    ぇ、これって今はやりの携帯小説みたいなやつ?
    ぇ、なんか失敗した!!って思った。正直。
    ちょっと読むの面倒くさくて、ぇぇ、、、って思ったけど電車の中だったしとりあえず読み続けた。

    そしたら普通になったし、それなりに面白くなってきたから不思議なもんだね。
    読み進めて、ほんっとに、全編手紙だけなんだ!!
    ってわかった時は、ちょっとあんぐりしました。
    やるなぁ。
    まぁ確かに、自伝なんてそんなもんだし、

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    2016年09月07日