姫野カオルコのレビュー一覧

  • サイケ

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    お母さんに読ませたい!そして解説を聞きたい!
    昔の小学生ってこんなにませたガキだったの?と。

    って言っても。
    女の子でもキレイな先生にどぎまぎしたり、
    昔嫌だった先生に向けて悪口ばっかりの手紙を書いてみたり、
    確かに自分にもあったな。
    どきどき。

    著者胴体、見事です。
    胸もくびれも!うらやまー。

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    2009年10月04日
  • ハルカ・エイティ

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    すごく好きです。ハルカも、ハルカの生き方も、ハルカを取り巻く人たちも。愛される人っていうのは愛することができる人ですね。人生を本当に楽しんでいるハルカに憧れます。自分は時子タイプなので。
    姫野さんの男女論みたいなのすごく頷けます。男性からみたら煙たいのかなぁ。

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    2009年12月31日
  • 受難

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    「こういうの好きそうだから」つって、会社でこの本を貸し出されている私は何なんだろう、と思いつつ・・・。電車でもカバー付けたまま読みました(カバー裏の解説を、もし目にした人がいたらギョッとしたに違いない)物言いが直接的過ぎるんですが、もうそれすら超越してエロくもなんともないぜ!

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    2009年10月04日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    過去のあの時、

    今だった過去、

    あの時の未来

    今に続く過去



    全ての時間は過去であり、未来だ。

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    2009年10月04日
  • すべての女は痩せすぎである

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    好きなことやって好きなだけ食べてそれでちゃんとやることやればいい。あと男と女は違う生き物だから同じにしちゃいけない。(2008.01.27)

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    2009年10月04日
  • ひと呼んでミツコ

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    姫野作品で3番目くらいにお気に入り。最初電車で笑いをこらえつつ読んでた。とりあえず笑えて笑えて大好きだった!姫野作品に共感してしまうのって公言していいのかどうかわからない。でも常に非常に共感。

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    2009年10月04日
  • ドールハウス

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    姫野カオルコの頑なさを、代表するような話。オリーブの書評でべた褒めだったので読んでみました。初めて読んだときは「空に住む飛行機」という題名で、何度も何度も繰り返し読んだのを覚えています。救いが全く無いので読後感は人を選びます。だけど、頑なな状態にあると、簡単な救いが実行できないものなのかもなあ、と思ったりもします。

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    2009年10月04日
  • 蕎麦屋の恋

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    大人の男女の淡くて温かくて寂しい恋を描いた表題作の他、プロ意識に厳しい著者ならではの「自然派カフェ」を風刺した作、男性の恋愛に対する勘違い、自意識過剰を描いた作の全3編収録。
    初期の作風を思わせつつ、ユーモアをまじえた軽やかな作品集。

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    2009年10月04日
  • 空に住む飛行機

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    高校生の頃、何げなく手に取った本。
    読み終わった時、涙が止まらなかった。

    別に両親に虐待を受けたわけじゃないし、充分な生活を送らせてもらってる。でも、親といるのが苦しい、と思っていた。養ってもらっているんだから我慢しなくちゃいけないと思いながら早く自立して家を離れたいと強く思っていた。そう思ってしまう自分が恩知らずみたいで苦しかった。

    主人公の苦しみが自分と重なって、自分ひとりが抱えているわけじゃないんだと思えた。つらくなると本を開いて涙を流した。

    主人公がある恋愛体験を通して、親からも自分からも解き放たれる物語。やや重いけど読み応えアリ。

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    2009年10月04日
  • ガラスの仮面の告白

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    高校時代、何をきっかけに読もうと思ったのかもう覚えていないけれど、今となっては冒頭あたりの『何人もの男の人と寝た。グーグーと』という表現(ウロ覚え)に共感せざるをえない。サバサバとした、けれど女を感じさせるエッセイ。

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    2009年10月04日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    「ツ、イ、ラ、ク」がとても良かったので、この本も手に取る。
    ただ、「もうひとつの○○」なんて、本編を超えることはないので、あまり期待もしていなかったのも正直なところ。
    だけど、うん、これも良かった。
    『若さを失うということは、恋を期待できたころよりもずっと、焦るほど、恋に酷似した状態を期待するということだろう、おそらく』なんてフレーズは私らの歳になると沁みますね。。。
    作者曰くこの小説集の主役は“時間”だと。
    同じ時間を生きながら、それぞれに通過した時間はそれぞれに違うのだということを改めて知るのだけれど、一方、重ねてきた歳月の重さは誰にでも同じだけの呻吟を与えるのだということも、また思う。

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    2015年08月22日
  • ブスのくせに! 最終決定版

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    興味深いなーって思ってよみだしてみたけど、全部に同意は出来なかった。
    もちろん共感もちょっとはあったけど。
    でも、こういう考え方が出来るんだという意味ではおもしろかったかなぁ。

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    2009年10月04日
  • 空に住む飛行機

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    偏って厳格すぎる育てられ方をすると、人間関係がぎこちなくなってしまうのだな。
    思い当たるふしあり。

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    2009年10月04日
  • 変奏曲

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    双子にしかわからない血の絆が、運命となり、2人を破滅へと導いてゆく。濃く、せつない、悲しい恋の結末。ちょっと重いです。

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    2009年10月04日
  • ブスのくせに! 最終決定版

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    タイトルにウケて購入。後半部分が爆笑でした。
    作務衣着て来いとか、不二子より浅倉南とか大笑い。エッセイは読まないけどこの人のはまた読みたい。

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    2009年10月04日
  • ひと呼んでミツコ

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    姫野カオルコは天才だった。
    ごめん、過去形で。

    この人は、処女のまま
    エロ小説でデビューし
    そのまま孤独に処女道を貫いた
    (いや、貫いてないから処女なんだけど)
    エロ教の修道女のような
    孤高の存在である。

    処女を描いた三部作シリーズまで
    完成させてしまった。
    3冊とも素晴らしかった。

    んで、中盤の彼女は
    「自分ってイケてるんだけど
     なんでモテないの?
     なんで抱いてくれないの?」
    という孤独を切々と綴った
    自伝なんだか小説なんだか
    よくわからんジャンルに突入。
    姫野カオルコがイケてるかどうかは
    あえてコメントしません。
    しかし、このジャンルを

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    2009年10月04日
  • 受難

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    オンナの穴が人面。
    いや、私も女なので想像すると怖いですけどね。
    けど、結局は自分と他社との関係性なのだよなぁ、痛いほどの。

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    2009年10月04日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    う〜ん、読み応えあって、面白かった。でも、ここまで、恋に落ちてしまうのは、怖いです。何年経っても、忘れられない人っているのですね。

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    2009年10月07日
  • 初体験物語

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    初体験、はじめて、の本。初めて○○をしたときに、私は○○だったのだ。とか、んなことが面白おかしく(いや、笑ってはいけないのかもしれないが)綴られております。毎度のことながら、カオルコさんの書く文章は繊細で綺麗でかつ、内容は面白おかしくて、ちょっとした空き時間を埋めるのにはもってこいの一冊ですな。

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    2009年10月07日
  • ガラスの仮面の告白

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    前中半は、上京してSM小説で団鬼六賞を受賞した等の「いきさつ」のお話が面白おかしく綴られている。
    後半の後半で、筆者に少し精神的変化があり、すこし壊れ状態となりつつも、すばらしいことを書いている。
    「努力できること。才能とはこれである。」
    「そして天才とは、努力を努力とは思わず、好きなことをしている、と思える人のこと。」
    だとさ。ちょい感動。

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    2009年10月07日