姫野カオルコのレビュー一覧

  • ブスのくせに! 最終決定版

    Posted by ブクログ

    インパクトのあるタイトルから想像したよりずいぶんと冷静な内容。面白かったです。「美人」という言葉で表そうとしている概念というかことどもが全くもって「造作美」ではなく錯覚しやすいとはいえ別物のものから発しているのだ、ということを、細かくひも解いてゆく本。個人的には、もし言っていただけるのであれば、美人、きれいだ、かわいい、よりも、愛嬌がある、または器量よしと言ってもらえたら、嬉しい。

    0
    2009年10月07日
  • 喪失記

    Posted by ブクログ

    普通に見た目はキレイな顔なのに、
    何故か恋愛に縁がないまま三十路を越えた主人公。
    私とは、たぶん対局にいるであろうタイプで、
    とても共感出来る感情ではない。
    『私は男に飢えていた。』
    という小説の書き出しは、
    読み進めていくうちに違う形で裏切られた。、
    単なる三十路の処女の喪失までの話ではない。
    それどころか、最後まで喪失する場面は出てこず、
    痛くて悲しい女像を浮かび上がらせる。
    共感は出来なくとも、
    読み物としては好きな部類だ。

    0
    2009年10月04日
  • サイケ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    70年代を描いた懐かしさあり、やましさあり、そして共感もありの短編集。「オー!モーレツ」「お元気ですか、先生」「少年ジャンプがぼくをだめにした」などの6編が収録されています。

     70年代と言えば、安保闘争がちょうど70年代初頭の頃の出来事であり、フォークソングが流行したり、サイケ調のファッションが流行したのって70年代のことでしたよね(だから「サイケ」ってタイトルなのね)。

     この短編集は、ただそれらの世相や出来事をなぞり、「そういう時代だった」や、当時を生きた人たちのノスタルジーだけには終わらない作品たちで構成されています。(もちろん作中には懐かしい言葉もポンポン飛び出していて、それはそ

    0
    2014年02月17日
  • ツ、イ、ラ、ク

    Posted by ブクログ

    一回放置してたけど久しぶりに読んだら止まらなくなった。
    「はめてやろうか?」
    これが、たまらなく、イイ

    読み終わって、会いたいと思えるひとがいないのがさびしい
    純粋とか不純とか関係ない。
    大好きなひととセックスしたいと思った

    0
    2010年01月13日
  • ドールハウス

    Posted by ブクログ

    不運な家庭のレシピっていうのは尽きない。

    凄惨と残虐に限りはあるけど異常に限りはない。


    両親の設定がいなさそうだけどいそう、ここまで偏ってなくてもこういう人いるっていう絶妙さ。

    最後はちょっとずるかったけど。

    0
    2009年10月07日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

    Posted by ブクログ

    『ツ、イ、ラ、ク』に出てきた人たち(あの2人はもちろん、周囲の人たちも)が中年になってからあのころを振り返り追憶する6つの短編集。『ツ、イ、ラ、ク』を読んだときもそういう感覚がありましたが、手放しであっけらかんと「面白かった」という感じではなく(とても面白かったんですが)、なんとなく知らないでいたほうが良かったかも?!ということを知ってしまったかのようなかすかな後ろめたさというか作者の共犯者になったかのような独特の読後感。『ツ、イ、ラ、ク』 を読んでから読んだ方がいいです。

    0
    2009年10月07日
  • ハルカ・エイティ

    Posted by ブクログ

    主人公に設定されていたハルカさんが自分の亡き祖母と同い年の設定で、この年代の女性ってこんな時代を経験して、こんな価値観を持って生きてきたんだなぁって思った。今戦争から帰ってきてのほほんと暮らしているおじいちゃんやおばあちゃん達にも、多かれ少なかれこういう体験を背負って生きているのだろうなぁ。

    0
    2009年10月04日
  • サイケ

    Posted by ブクログ

    お母さんに読ませたい!そして解説を聞きたい!
    昔の小学生ってこんなにませたガキだったの?と。

    って言っても。
    女の子でもキレイな先生にどぎまぎしたり、
    昔嫌だった先生に向けて悪口ばっかりの手紙を書いてみたり、
    確かに自分にもあったな。
    どきどき。

    著者胴体、見事です。
    胸もくびれも!うらやまー。

    0
    2009年10月04日
  • ハルカ・エイティ

    Posted by ブクログ

    すごく好きです。ハルカも、ハルカの生き方も、ハルカを取り巻く人たちも。愛される人っていうのは愛することができる人ですね。人生を本当に楽しんでいるハルカに憧れます。自分は時子タイプなので。
    姫野さんの男女論みたいなのすごく頷けます。男性からみたら煙たいのかなぁ。

    0
    2009年12月31日
  • 受難

    Posted by ブクログ

    「こういうの好きそうだから」つって、会社でこの本を貸し出されている私は何なんだろう、と思いつつ・・・。電車でもカバー付けたまま読みました(カバー裏の解説を、もし目にした人がいたらギョッとしたに違いない)物言いが直接的過ぎるんですが、もうそれすら超越してエロくもなんともないぜ!

    0
    2009年10月04日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

    Posted by ブクログ

    過去のあの時、

    今だった過去、

    あの時の未来

    今に続く過去



    全ての時間は過去であり、未来だ。

    0
    2009年10月04日
  • すべての女は痩せすぎである

    Posted by ブクログ

    好きなことやって好きなだけ食べてそれでちゃんとやることやればいい。あと男と女は違う生き物だから同じにしちゃいけない。(2008.01.27)

    0
    2009年10月04日
  • ひと呼んでミツコ

    Posted by ブクログ

    姫野作品で3番目くらいにお気に入り。最初電車で笑いをこらえつつ読んでた。とりあえず笑えて笑えて大好きだった!姫野作品に共感してしまうのって公言していいのかどうかわからない。でも常に非常に共感。

    0
    2009年10月04日
  • ドールハウス

    Posted by ブクログ

    姫野カオルコの頑なさを、代表するような話。オリーブの書評でべた褒めだったので読んでみました。初めて読んだときは「空に住む飛行機」という題名で、何度も何度も繰り返し読んだのを覚えています。救いが全く無いので読後感は人を選びます。だけど、頑なな状態にあると、簡単な救いが実行できないものなのかもなあ、と思ったりもします。

    0
    2009年10月04日
  • 蕎麦屋の恋

    Posted by ブクログ

    大人の男女の淡くて温かくて寂しい恋を描いた表題作の他、プロ意識に厳しい著者ならではの「自然派カフェ」を風刺した作、男性の恋愛に対する勘違い、自意識過剰を描いた作の全3編収録。
    初期の作風を思わせつつ、ユーモアをまじえた軽やかな作品集。

    0
    2009年10月04日
  • 空に住む飛行機

    Posted by ブクログ

    高校生の頃、何げなく手に取った本。
    読み終わった時、涙が止まらなかった。

    別に両親に虐待を受けたわけじゃないし、充分な生活を送らせてもらってる。でも、親といるのが苦しい、と思っていた。養ってもらっているんだから我慢しなくちゃいけないと思いながら早く自立して家を離れたいと強く思っていた。そう思ってしまう自分が恩知らずみたいで苦しかった。

    主人公の苦しみが自分と重なって、自分ひとりが抱えているわけじゃないんだと思えた。つらくなると本を開いて涙を流した。

    主人公がある恋愛体験を通して、親からも自分からも解き放たれる物語。やや重いけど読み応えアリ。

    0
    2009年10月04日
  • ガラスの仮面の告白

    Posted by ブクログ

    高校時代、何をきっかけに読もうと思ったのかもう覚えていないけれど、今となっては冒頭あたりの『何人もの男の人と寝た。グーグーと』という表現(ウロ覚え)に共感せざるをえない。サバサバとした、けれど女を感じさせるエッセイ。

    0
    2009年10月04日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

    Posted by ブクログ

    「ツ、イ、ラ、ク」がとても良かったので、この本も手に取る。
    ただ、「もうひとつの○○」なんて、本編を超えることはないので、あまり期待もしていなかったのも正直なところ。
    だけど、うん、これも良かった。
    『若さを失うということは、恋を期待できたころよりもずっと、焦るほど、恋に酷似した状態を期待するということだろう、おそらく』なんてフレーズは私らの歳になると沁みますね。。。
    作者曰くこの小説集の主役は“時間”だと。
    同じ時間を生きながら、それぞれに通過した時間はそれぞれに違うのだということを改めて知るのだけれど、一方、重ねてきた歳月の重さは誰にでも同じだけの呻吟を与えるのだということも、また思う。

    0
    2015年08月22日
  • ブスのくせに! 最終決定版

    Posted by ブクログ

    興味深いなーって思ってよみだしてみたけど、全部に同意は出来なかった。
    もちろん共感もちょっとはあったけど。
    でも、こういう考え方が出来るんだという意味ではおもしろかったかなぁ。

    0
    2009年10月04日
  • 空に住む飛行機

    Posted by ブクログ

    偏って厳格すぎる育てられ方をすると、人間関係がぎこちなくなってしまうのだな。
    思い当たるふしあり。

    0
    2009年10月04日