あらすじ
美しくなろうと日夜努力を欠かさぬ女性たちよ。エステも整形もミニスカも「美人」と呼ばれるためには役立たない。カッコよくなろうと、カツラや「サイズ」や脱毛に神経をすり減らす男性たちよ。それでは彼女をモノにできない。あなたがこだわり、努力してることは、実はまるで的外れ!? 読めば目からウロコの新視点、ヒメノ式「外見ウォッチング」決定版。美の最終兵器的エッセイ。
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Posted by ブクログ
目からウロコ! 読めば鏡は怖くない!
美人とは何? ブスとは何? ハゲや巨乳の本当の価値や美容整形の是非とは? 世間の常識や思いこみを完璧に打破する、姫野節全開の痛快エッセイ集。読めば2クラスぐらい美人度が上がります。
何々なのに!?
なんて思うことはしばしばあるような気がします。
ただ、そう思うことは浅ましいから考えるのはよくはない。
という風な考えはあるのかもしれません。
考えによってはそうおもうことで、思いつく何かというのもありますから、一概にどう?
というのは何事に関しても言えないのかもしれませんね。
物は言いよう?考えよう??
Posted by ブクログ
出てくる芸能人の大半がわからなかったけど、この方が(失礼だが)エロ親父の視点で女性を見ていて、新鮮だった。
最初は登場人物はピンと来ないし、読むの大変だったけど、人物名にいちいち悩まなければ率直でわかりやすい。
小説は読んだことがないけど、エッセイを読むと、意外と男性目線?の話が多い人なのかな?と思った。
自分の美しいと感じるタイプを正確に把握していて、美人(姫野さん的にいうと、多くの人が美人だと錯覚する情緒的主観的な要素を内側から出している人)とは、なんなのだ?と疑問を呈している。
話の中で昔、
男「合コンに美人の子を連れてきて!」
女「いいよー」
清楚系美人を集めると
「いいこかもしれないけどさぁ‥」
クール系美人だと
「理知的かもしれないかもさぁ‥」
というやりとりがあったらしい。気持ちわかる。
グッと来る人がいない=女子は合コンに美人を連れてこないの図にされがちとか、わかる!
どんな子がいいか要望を言えよって思ったことあります。
後半、男はスタイルが良くて、華やかで、何気ない服がとても都会的で頭のいい女性に対して、早い話、男性はビビるんである。と姫野さんが言っていて、女性の意見なのにすごく納得できた。
Posted by ブクログ
時事ネタなこともあり、序盤は読むのが若干しんどい。けれど後半の美醜に掛かるうんちくはすげーと思う。整っている=美人ではないのね。魅力や色気っていうのがウいかに主観的であいまいで操作可能なものかを明らかにされる。
さすが整形美人の作者。恐ろしい。
でも裏を返すと、いくらでも美人になれるということでもある。
Posted by ブクログ
インパクトのあるタイトルから想像したよりずいぶんと冷静な内容。面白かったです。「美人」という言葉で表そうとしている概念というかことどもが全くもって「造作美」ではなく錯覚しやすいとはいえ別物のものから発しているのだ、ということを、細かくひも解いてゆく本。個人的には、もし言っていただけるのであれば、美人、きれいだ、かわいい、よりも、愛嬌がある、または器量よしと言ってもらえたら、嬉しい。
Posted by ブクログ
興味深いなーって思ってよみだしてみたけど、全部に同意は出来なかった。
もちろん共感もちょっとはあったけど。
でも、こういう考え方が出来るんだという意味ではおもしろかったかなぁ。
Posted by ブクログ
ブログを書くことが面白くなってくると、人に読んでもらうための書き方というものについて考え出すようになる。
ということで、エッセイを読んでみる。
このエッセイというか、世の中の男女の観想はすごい。というかここまで自分の意見を堂々と発表できる力に感動すら覚える。
かなり作者の勝手な思い入れの中で、美人-ブス、美男-ブオトコについて、理論を展開している。しかも芸能人とはいえ実名入りで、成形をしているとか、あの感じがいいなんて評しちゃって、それを出版しちゃう勇気。
ここでエッセイについて調べてみると
—-【参考】————————————————–
エッセー 【(英) essay; (フランス) essai】
1. 形式にとらわれず,個人的観点から物事を論じた散文。
また,意の趣くままに感想・見聞などをまとめた文章。
随筆。エッセイ。
2. ある特定の問題について論じた文。小論。論説。
————————————————————–
ということで、確かに、ブスについての小論・論説であり、形式にとらわれず、意のままに感想を書き綴っている。
お金を稼ぐ文書を書くには、このぐらいのインパクトがないとダメらしい。
Posted by ブクログ
芸能人・有名人をとりあげながら、著者独自の美学を語る。まず赤毛のアンをとりあげているのが面白かった。美人・かわいいの定義などおもしろかったけれど、著者と同じ40代ぐらいだったらもっとおもしろかったかも。残念ながら挙げられている人物がピンとこなかった。
Posted by ブクログ
初めて姫野さんのエッセイを読んだ。
面白かった。
このセリフを吐かれて反論できるオンナは
おそらく居ないのでは。
居たとしたら相当なツワモノ。
最近、容姿に関する文献が妙に気になる。
それは自身のコンプレックスのせいなのだが。