姫野カオルコのレビュー一覧
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加害者が被害者の女子大生にしたことは本当にぞっとするような内容。被害を受けている時の描写は、直視できず、思わず斜め読みしてしまった。
加害者達に感じる「胸糞」が何なのかを考えてみた。
・学歴や偏差値というたった一つの物差しで、自分を「優」、女子大生のことを「劣」と判断する、浅はかさや驕り
・「劣」と判断した女子大生の尊厳を踏み躙ることを意に介さない、まるで「モノ」のように扱う傲慢さ
・子が子なら親も親。加害者だけでなくその親も同様の思想で、驕りや傲慢さが脈々と継承されていくことの救いようのなさ
・「東大の男性の家に行ったその女子が悪い」と被害女性を断罪する社会道理
どれも間違いなく社会に蔓 -
Posted by ブクログ
ネタバレ普通の人の普通の人生。
歴史に名を残すことはないであろう、その時代であれば何ら不思議なことはない人生を歩んできた主人公の物語であるが、なぜこうもドラマティックなのか。
その理由の一つは、平々凡々な人生にも関わらず、主人公が満ち足りている様子が伝わってくるからかもしれない。
賃貸暮らしに、ごく普通の事務職の仕事に、趣味らしい趣味もない、そんな人生なのに、幸福が漂っている。溢れては決してない。何となく漂っていて、読者まで何となく満たされていく…。
「今日まで、私の人生は恵まれていました」
「それはようございました」
このやり取り、すごく好き。
『獲得したものを数えるのではなく、彼らの厚情により -
Posted by ブクログ
昭和の犬なんて題名だから下手したらヤクザものじゃないかと思ったけど違った。
そんなわけで字面通りに犬の話である。やはりネコよりは犬派であるという自負のもとに読んだわけだが、昭和の犬は決して忠犬というわけでもなく、もはや東南アジアの野犬というレベルで、これはもうネコ派に移りかねない。確かに昭和のイヌはそこまでかわいくなかったかもしれない。
が、イクさんが癒されるように最後には必ずお前なら分かってくれるみたいな安心感が犬にはあって、寂しかったり辛かったりした時には犬しかいないというか、この本のラストに至ってなんだかんだ言っても犬だなってなるんだからもう犬派なら読まないわけにはいきません。 -
Posted by ブクログ
あなたの『血液型』を教えてください!
『A型』、『B型』、『O型』、そして『AB型』と人間の『血液型』は四つの『型』に分かれています。そんな『血液型』は、『A型』40%、『B型』20%、『O型』30%、そして『AB型』10%という割合になるのだそうです。しかし、これはあくまで日本でのお話、世界全体で見てみれば『O型』が一番多く40%を占めるのだそうです。
とは言え、『血液』自体は怪我でもしない限り私たちが日常目にすることはありませんし、輸血をするでもなければ、そんな『血液型』を意識することなど普通にはないはずです。しかし、あなたが日本人であれば、『血液型』と聞いて輸血のことを思い浮かべるの