姫野カオルコのレビュー一覧

  • ツ、イ、ラ、ク

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    読むの、今回で実は4度目です。
    何度読んでも毎回新鮮で切なくてドキドキして、そして涙して。
    余韻を味わうためにも多くは語りたくない。

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    2010年08月06日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    表題作「桃」を含む6編からなる短編集。
    『ツ、イ、ラ、ク』の続編。ではなく、あくまでも『もうひとつの ツ、イ、ラ、ク』

    あの事件の前、あの事件の最中、あの事件の後を、彼らはどう見つめ、どう歩んできたのか。

    最後に収録されている「桃」は、前作の主人公である準子によるもの。
    “私”や“彼”の名は一度も出てこない。しかし前作を堪能した読者には彼らの情景が鮮明に浮かぶ。

    前作同様、やたらと多い指示語や代名詞に想像力 フル稼働。
    上下巻だと思って、二作続けてご堪能下さい。

    姫野カオルコ、侮れません。

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    2009年10月04日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    純愛だけど不純な恋
    せつない もどかしい けど
    こういうの好き
    初々しくて いやらしい
    早熟な女子のリアルな色恋事の話

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    2011年06月08日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    激しくも、哀しい恋愛小説。
    お互いを嫌悪していた教師と生徒は、互いに惹かれあい、恋に落ちていく・・・深く、深く。

    恋愛小説であり、人間ドラマでもある。それぞれの想いが交差して、複雑に絡み合う人間関係。
    相手を想うことは、どうしてこんなにも切なく、苦しいんだろう。

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    2014年04月16日
  • 愛は勝つ、もんか

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    姫野さんの考え方が好き。

    16歳で姫野エッセイに出会って、10年たった今でも共感しちゃう。
    理論派で、でも乙女で。
    宇宙人なんかいないって言いきっちゃうけど、星占いは信じてるみたいな。

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    2011年02月02日
  • 受難

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    直接的な物言いに最初は面食らうかもしれないが、読み進めるうちに、いつの間にか引き込まれている。随所に見られる作者独自の女性論、男性論なども興味深い。

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    2009年10月04日
  • H(アッシュ)

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    短編集。エロいけど、エロだけに終わらない。それはひとえに姫野氏の表現力とリズミカルな文体のたまものだろう。

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    2009年10月04日
  • サイケ

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    私は侮っていた。姫野カオルコを。ポップな表紙、キャッチーな帯。お気軽に暇つぶしに読みましょうと思って、近くのスーパーで手に取った。しかし、姫野氏、ものすごく頭が切れるうえに策士ですよ

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    2009年10月04日
  • 変奏曲

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    双子の姉弟が主人公の恋愛小説。
    同じ人物が少しずつ変わりながら別々の時代・背景で愛し合う
    オムニバス形式の作品です。
    最初の現代の場面では「??」という感じだったのですが
    二章目から一気にのめりこみました。

    全体を通して“耽美さ”が強く打ち出されていてとても官能的。
    甘ったるいのではなく耽美なのです。
    登場人物だけでなく小道具も共通して使われていて、その使い方も巧みです。
    読み終わったあと不思議な「ほわーっ」というため息が漏れます。
    普通のラブストーリーとは何かが違う「ほわーっ」なのですが
    うまく言葉にできませんゴメンナサイ。

    著者自ら女性向けと言い切っている作品です

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    2009年10月04日
  • レンタル(不倫)

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    処女三部作の第三作目です。
    (私はたまたま最初にこれを手にしましたが
     読む上ではまったく問題ありませんでした)
    三作とも読みましたがこれが一番好き。

    処女で三十路のポルノ作家理気子が
    キザでおフランスでスキンヘッドの男と不倫をする話。
    とにかく面白いです。
    似非インテリでおフランスな彼の描写が痛快。
    ストーリー展開も痛快。
    文体も軽快で明快。
    何度も読み返してしまいます。

    理気子とおフランス霞の風変わりな関係だけでなく、
    星野夫妻の「ごくフツーにどろどろした」不倫が
    対照的に描かれているのがまたいいなーと思います。
    著者はいつもそういう「ごくフツー」だとか

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    2009年10月04日
  • 蕎麦屋の恋

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    あんなに笑えるエッセイを書く人がこんなに優しい物語も書くのか…。
    ゆっくりとした流れ、酔って歩く夜道のような浮遊感。
    「ツ、イ、ラ、ク」ははげしくて青い恋であったのに対して、こういう大人の恋(?)も素敵…と大袈裟でもなく思う。
    優しい話じゃないかもしれないけど優しい話だと私は思った。
    「お午後のお紅茶」はラストが笑える。
    解説は石田衣良氏(「池袋ウエストゲートパーク」の原作者。「14」?も読んだ。?が楽しみ)。

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    2009年10月04日
  • サイケ

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     1970年前後のサイケな時代を描く姫野氏の短編集(?短編で紡いだ小説というべきか)。私が、1970年〜80年という時代(とその間の変化)に、興味を持つきっかけとなった小説である。どの作品も、「ジェンダー」という言葉すら一般的に知られていなかった時代(アメリカのウーマンリブ運動が盛んになったのは、たしか1970年代初頭だったと思う…この辺りの歴史に弱いので勉強する予定)における、姫野氏の冷静で鋭敏なジェンダー感覚を感じさせるすばらしい作品である。
     個人的には「オー、モーレツ!」、「お元気ですか、先生」の2作品が特に好きである。映画化するまでもなく映像が心に浮かび、心が締め付けられるような懐か

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    2009年10月04日
  • みんな、どうして結婚してゆくのだろう

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    みんな、フツーに結婚していくけど「普通の結婚」っていったい何なの?作者が平熱体温で語る結婚論。予定のある人も無い人も読んどけ。

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    2009年10月04日
  • ドールハウス

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    普通の家族、普通の恋愛……「普通」という言葉の重圧に押しつぶされそうな人がいる。高齢処女3部作の最高傑作。

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    2009年10月04日
  • 受難

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    モテないどころかあらゆる男性を萎えさせるフランチェス子(美人)は未だ処女。そんなチェス子のXXXに人面痘「古賀さん」が取り付いた!「そんな風だからお前はモテないんだ」と、各国の処女に取り付いてきた古賀さんは説教するが、チェス子はそれでも自分の真っ直ぐな生き方を貫く……。ユーモアの中に皮肉とペーソスを混ぜ込んだ寓話。恋愛に「テキトー」とか「打算」などを持ちたくないあなたに強力にお薦めしたい一冊です。

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    2009年10月04日
  • 彼女は頭が悪いから

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    何とも後味の悪いお話だった。
    学歴フィルターが元々かかって生まれてきた人間特有の偏見や見た目で判断したり、決して自分は間違ったことをしていないという傲慢さ。
    読み進めていくうちに、頭が良いからこその気持ち悪さが目立った。さらに悪いのが、当事者は何とも思っていない。というか罪悪感を感じる行為であることさえも分からない。ある意味頭が悪いというか。
    こういうのって実際身近にあったりするもんだから余計リアルで嫌な気持ちになる。
    ただ社会的話題性はあるし、こういう人達がいるということだけでも知ることが出来て良かった。

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    2026年05月09日
  • 彼女は頭が悪いから

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    ほとんどノンフィクションだと聞いて驚いた。
    悪い人はいないけれど、社会への偏見やプライド、家庭環境で簡単に人間は犯罪者になることも、被害者になることもある恐ろしさをあらためて知った。
    読んで苦しかったが、この本を知れてよかった。
    このような現実が普通にある世界で生きていること、その中で何を大事にして生きなければならないことを考えるためにも、色々な方に読んでもらいたい一冊。

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    2026年04月30日
  • 彼女は頭が悪いから

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    物語途中から胸糞悪さが加速し、私の中での限界点を突破しましたが終着点を見たいの一心で読み切りました!
    とてつもなく後味の悪い小説でしたが、この様な酷い価値観の人間が一定数いるという事を知るためにも男女問わず読むべき。女性はもちろんですが、男性だってこの様な人達と関われば碌なことになりません。
    勉強ができる=人格者、ではないという事をはっきりと示してくれている小説です。

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    2026年04月29日
  • くらやみ小学校

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    万人にオススメできる本ではないけど、個人的には良かった

    学校の中にはどうしたって権威勾配は生まれるし教師も人間だというのは分かっている
    それでも先生たちには倫理観や社会常識のレベルの高さを求めてしまう

    戦後から遠くない昭和、平成、令和と時代も環境も変わっていく中で、あの時の子供が大人になり教師になる
    コンプライアンスの厳しい現代から見たら信じられないこともあるけど、じゃあ昔と今とどっちが正しいは分からない
    出てくる先生たちが嫌な方向に人間臭くて、こんな人いたなとか思い出す
    プールの話、お便所描写はキツかった
    ゾワゾワしてしまう

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    2026年04月29日
  • 彼女は頭が悪いから

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    事実に基づいた話で、正直に言うと胸糞悪い。でも一方で自分にも気が付かずに相手を傷つけているかもしれないとも思った。

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    2026年04月18日