姫野カオルコのレビュー一覧

  • ツ、イ、ラ、ク

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    純愛だけど不純な恋
    せつない もどかしい けど
    こういうの好き
    初々しくて いやらしい
    早熟な女子のリアルな色恋事の話

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    2011年06月08日
  • ツ、イ、ラ、ク

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    激しくも、哀しい恋愛小説。
    お互いを嫌悪していた教師と生徒は、互いに惹かれあい、恋に落ちていく・・・深く、深く。

    恋愛小説であり、人間ドラマでもある。それぞれの想いが交差して、複雑に絡み合う人間関係。
    相手を想うことは、どうしてこんなにも切なく、苦しいんだろう。

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    2014年04月16日
  • 愛は勝つ、もんか

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    姫野さんの考え方が好き。

    16歳で姫野エッセイに出会って、10年たった今でも共感しちゃう。
    理論派で、でも乙女で。
    宇宙人なんかいないって言いきっちゃうけど、星占いは信じてるみたいな。

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    2011年02月02日
  • 受難

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    直接的な物言いに最初は面食らうかもしれないが、読み進めるうちに、いつの間にか引き込まれている。随所に見られる作者独自の女性論、男性論なども興味深い。

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    2009年10月04日
  • H(アッシュ)

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    短編集。エロいけど、エロだけに終わらない。それはひとえに姫野氏の表現力とリズミカルな文体のたまものだろう。

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    2009年10月04日
  • サイケ

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    私は侮っていた。姫野カオルコを。ポップな表紙、キャッチーな帯。お気軽に暇つぶしに読みましょうと思って、近くのスーパーで手に取った。しかし、姫野氏、ものすごく頭が切れるうえに策士ですよ

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    2009年10月04日
  • 変奏曲

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    双子の姉弟が主人公の恋愛小説。
    同じ人物が少しずつ変わりながら別々の時代・背景で愛し合う
    オムニバス形式の作品です。
    最初の現代の場面では「??」という感じだったのですが
    二章目から一気にのめりこみました。

    全体を通して“耽美さ”が強く打ち出されていてとても官能的。
    甘ったるいのではなく耽美なのです。
    登場人物だけでなく小道具も共通して使われていて、その使い方も巧みです。
    読み終わったあと不思議な「ほわーっ」というため息が漏れます。
    普通のラブストーリーとは何かが違う「ほわーっ」なのですが
    うまく言葉にできませんゴメンナサイ。

    著者自ら女性向けと言い切っている作品です

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    2009年10月04日
  • レンタル(不倫)

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    処女三部作の第三作目です。
    (私はたまたま最初にこれを手にしましたが
     読む上ではまったく問題ありませんでした)
    三作とも読みましたがこれが一番好き。

    処女で三十路のポルノ作家理気子が
    キザでおフランスでスキンヘッドの男と不倫をする話。
    とにかく面白いです。
    似非インテリでおフランスな彼の描写が痛快。
    ストーリー展開も痛快。
    文体も軽快で明快。
    何度も読み返してしまいます。

    理気子とおフランス霞の風変わりな関係だけでなく、
    星野夫妻の「ごくフツーにどろどろした」不倫が
    対照的に描かれているのがまたいいなーと思います。
    著者はいつもそういう「ごくフツー」だとか

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    2009年10月04日
  • 蕎麦屋の恋

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    あんなに笑えるエッセイを書く人がこんなに優しい物語も書くのか…。
    ゆっくりとした流れ、酔って歩く夜道のような浮遊感。
    「ツ、イ、ラ、ク」ははげしくて青い恋であったのに対して、こういう大人の恋(?)も素敵…と大袈裟でもなく思う。
    優しい話じゃないかもしれないけど優しい話だと私は思った。
    「お午後のお紅茶」はラストが笑える。
    解説は石田衣良氏(「池袋ウエストゲートパーク」の原作者。「14」?も読んだ。?が楽しみ)。

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    2009年10月04日
  • サイケ

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     1970年前後のサイケな時代を描く姫野氏の短編集(?短編で紡いだ小説というべきか)。私が、1970年〜80年という時代(とその間の変化)に、興味を持つきっかけとなった小説である。どの作品も、「ジェンダー」という言葉すら一般的に知られていなかった時代(アメリカのウーマンリブ運動が盛んになったのは、たしか1970年代初頭だったと思う…この辺りの歴史に弱いので勉強する予定)における、姫野氏の冷静で鋭敏なジェンダー感覚を感じさせるすばらしい作品である。
     個人的には「オー、モーレツ!」、「お元気ですか、先生」の2作品が特に好きである。映画化するまでもなく映像が心に浮かび、心が締め付けられるような懐か

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    2009年10月04日
  • みんな、どうして結婚してゆくのだろう

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    みんな、フツーに結婚していくけど「普通の結婚」っていったい何なの?作者が平熱体温で語る結婚論。予定のある人も無い人も読んどけ。

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    2009年10月04日
  • ドールハウス

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    普通の家族、普通の恋愛……「普通」という言葉の重圧に押しつぶされそうな人がいる。高齢処女3部作の最高傑作。

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    2009年10月04日
  • 彼女は頭が悪いから

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    いたたまれない気持ちになった。
    読んでいてしんどかった。

    ほんの少し何かが違っていれば、女の子と男子学生たちは出会わなかったかもしれない。
    防げたかもしれないきっかけはたくさんあったけど、それでも結果として事件は起きてしまったことが悲しい。

    そして、男子学生やその家族が自分たちの罪を最後まで理解できていなかったことが何よりも悲しい。

    優秀な人が、そうでない人を見下してしまう構造はどこにでも存在する。
    それが良いか悪いかは一旦置いておいて、人間としての尊厳を踏みにじっていい訳ではない。

    人は、生まれ育った環境や出会う人によって価値観や人格が形成される。
    その違いが、多様な人や考え方を生み

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    2026年07月26日
  • 彼女は頭が悪いから

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    ネタバレ

    前提として男性がクズなのは言うまでもない。けれど女性側にも、承認欲求から来る下心のようなものはきっとあったのではないか。

    最初は女性にも男性にも、純粋な恋心があったと思う。しかし、学歴格差の中の男のプライドなのか、自尊心、ある種下心のようなものが生まれてきて、結果的に過去の尊い純愛の時間を全てひねりつぶしてしまったような感じなのかな。切ない。

    高みを目指すのは良いことだが、いつか自分が弱者になる可能性は絶対にあるわけで、人を見下していいことにはならない。その点、すごく腹が立ったけど、まぁ感情の種類としては、誰しも少なからずもっているのかなと思った。感情描写がリアルで、とてもいい小説でした。

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    2026年07月12日
  • 彼女は頭が悪いから

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    善良であることはバカなのかと思わされた。
    読み終わった後に落ち込む位には感情を揺さぶられたので(ぐえ〜ってなった)星4にした。
    男女の話ということはタイトルから容易に予想でき
    、そのタイトルからは、きっと女性がどうしようもなく愚か故に酷い目に遭う物語と思って読み始めたが、別に彼女に非はないだろう。
    多少、自分の価値を自身の力で、努力で上げるのではなく、相手に委ねたというか、相手に補完してもらおうとした部分はあるのかもしれないが、、
    男性は登場してから終始不愉快な奴だった。勉強ができ、物事をそつなくこなして、自尊心が膨れ上がる。その結末は1人の女性をひどく傷つける。
    頭がいいから何だというんだよ

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    2026年07月12日
  • 彼女は頭が悪いから

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    女子大に通う美咲は「ごく普通の女の子」。
    どうせ私は、と自分の欲求を引っ込めることが
    習い性のような感じで、流されやすい。

    オクトーバーフェストで、
    東大生のつばさと出会う。3組のカップルに囲まれ
    ついでで誘ってもらっただけのアマリだと言う美咲に
    「横教の男子は見る目ないね」と言ってくれた。
    東大とかは関係なく、好きになった。


    事件が起きた。「フツーの飲み会」から
    美咲は裸足で逃げ出し通報した。
    譲治、エノキ、和久田、國枝、そしてつばさも
    泣いてうずくまる裸の美咲に
    カップ麺の汁を垂らしたり、蹴ったりしたことを
    ふざけていただけだ、と本気で思っていて怖かった。

    でも、自分が関係を持った

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    2026年06月26日
  • 彼女は頭が悪いから

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    学力が高いことが人間の総価値であるかのような振る舞い。彼らは小さな世界の中で生きてきた愚かな人間だと思った。お金をかけてもらい大事に大事に育てたられた子が羨ましいと思う時期もあったが、今は全くそう思わない。この本をよんでより一層その想いが強くなった。
    ただ、たとえ強い嫌悪があったとしても過剰に敵視したりしないよう気をつけたい。

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    2026年06月16日
  • 彼女は頭が悪いから

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    東大生5人が強制わいせつ罪で逮捕された事件がべーすの柴田錬三郎賞受賞作。何とも言えない嫌な読後感が残るが、その意味を考えさせられる小説である。

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    2026年06月07日
  • 受難

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    ちょっと待ってよ!
    エロ、グロ、ホラーという、私の三大苦手分野が勢ぞろいじゃないの!
    ホラーじゃない?
    いやホラーでしょ。
    人面瘡なんてホラー以外の何物でもないでしょ。
    小学生の頃読んだマンガで強烈に刷り込まれた、人面瘡の恐怖。

    しかも、しゃべるし、食べる。(どうやって消化してるの?排泄はしないの?)
    罵倒する。

    姫野カオルコのコメディって、極端にカリカチュアライズされた登場人物たちの行動が笑えるのだけれど、中心にあるのは潔癖なまでに真摯な哲学的問いかけだったり倫理観だったりすると思っている。
    この作品もそうなのだけど、人面瘡が本当に無理。
    だって脳内にマンガのそれが蘇ってくるんだよ。

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    2026年05月26日
  • 彼女は頭が悪いから

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    何とも後味の悪いお話だった。
    学歴フィルターが元々かかって生まれてきた人間特有の偏見や見た目で判断したり、決して自分は間違ったことをしていないという傲慢さ。
    読み進めていくうちに、頭が良いからこその気持ち悪さが目立った。さらに悪いのが、当事者は何とも思っていない。というか罪悪感を感じる行為であることさえも分からない。ある意味頭が悪いというか。
    こういうのって実際身近にあったりするもんだから余計リアルで嫌な気持ちになる。
    ただ社会的話題性はあるし、こういう人達がいるということだけでも知ることが出来て良かった。

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    2026年05月09日