姫野カオルコのレビュー一覧

  • 終業式

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    全て手紙やファックスの中で展開されていくお話で新鮮だった
    人の文通を覗き見して悪いことしているような気分その中から出来事や心情を読み取って読み進めて行くのが初めてで面白かったケータイもない少し前の時代設定だったが、学生時代の恋心、友達関係、学校の話など誰もが経験したことあるような日常がそこにはあった
    学生の頃を思い出させてくれるようなそんなー

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    2024年08月08日
  • 終業式

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    手紙やFAXという特定の誰かに書かれたものを第三者が読むには想像をふくらませる部分が多くあって、「え、これ誰のこと?」とか「ああ、多分こんなことがあったんや」とか考えながら読み進めた
    悦子たちの文で、「女はこうあるもの」というその時代の風潮、学生時代で盛り上がる会話など今と変わるもの、変わらないものを感じられるのもおもしろかった
    思うことをそのまま文にしたとしても本当の気持ちとはやっぱり違う部分があったり、感じてほしいようには伝わらなかったり
    読み終わったとき『終業式』というタイトルに改めてぐっときた

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    2024年03月09日
  • 喪失記

    匿名

    購入済み

    同性にモテていて、自分の魅力を理解している女性と思っていたのに、すごい変わりようで驚きました。
    強く自分を律するあまりに苦しんでく女性、色んな生き方があるんだとつくづく思う

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    2024年02月11日
  • 近所の犬

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    面白かった!

    名前聞いたことあるから昔から有名な作家さんだと思ってたんだけど、意外とニッチな作家さんなのかな。

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    2023年11月03日
  • 青春とは、

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    あとがきにあったとおり、こんな高校に通いたかったなぁと思いました。意地悪な人がいないし、みんな良い人。

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    2023年09月09日
  • 部長と池袋

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    著者の本は『彼女は頭が悪いから』以来二作目。
    初めて読んだ時もなんてうまい作家さんなのだろうと思っていたが、「書下ろしに近い」文庫オリジナルの短編集」である本書では、作品ごとに違うキャラクターに共感したり失った時間の取り返しのつかなさにハッとさせられたり‥。なにしろ、せつない。
    若い時はいつでもまた、会いたい時にはすぐに会えると思ってた。まさに後悔先に立たず。わかっちゃいるんだけど。

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    2023年04月25日
  • 何が「いただく」ぢゃ!

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    何をもっていい店となるのか?の話がそりゃそうだよね。となりました。
    おいしい、おいしくないは個人の好みによる。同じ人でも、その時の体調や気分で感じ方が違うこともある。

    タバコ状況。トイレ状況。天井状況がわかるとありがたい。p118ーp120

    お酒が弱いけど、ちょっとだけ飲みたいという人には、はじめに飲まないで、食事の途中から飲むとよくて、水を飲んで、休み休みゆっくり飲むと楽しめますよと…これ下戸には重要。

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    2023年04月09日
  • 終業式

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    手紙だけの小説。これは誰が誰に書いた手紙なんだろうと最初は考えて、途中からは多分この人の手紙だと思えるようになりどんどん面白くなった。 学生生活から同じ人物を手紙で読むことができて、大人になってからも変わってない部分と変わっている部分が見えてそれもまた面白かった。

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    2023年02月25日
  • リアル・シンデレラ

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    ネタバレ

    ノンフィクション。一般人、倉島泉さんの物語。
    親に愛されない子供として育つのが切ないけど、作者はそんな状況でも、アイデアと本人の前向きさで、幸せに過ごしたことを書いてる物語。
    最後の最後に行方不明になるのが、気になって、終わる。
    作者の親が毒親だったと、だから、こういうことへのシンパシーが強いのだなと思う。

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    2023年03月13日
  • リアル・シンデレラ

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    うーん、辛い。主人公は幸せになれなかったのではないだろうか?
    同時並行で読んでいた「世界は贈与でできている」には、「贈与は受けたことのない人からは始まらない」ということが書いてあった。
    聖人君子や神様ではないのだから、こんな人生を歩むのは私は辛いと感じた。
    与えられていない者は、与えられない、と思う。

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    2023年02月18日
  • 終業式

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    高校の同級生、悦子、優子、都築を中心に、高校〜社会人までの主に恋愛を中心とした出来事を綴った青春群像劇。手紙やFAXで構成されたそれは、時に一方通行だったり、タイミングが合わなかったりでもどかしく、しかしだからこそ、その不便さがドラマチックに作用する。現代から見た物語の時代は良くも悪くも前時代的で、感覚的に少しのめり込めないところはあったけど、手紙やFAXといったオフラインによるやり取りは、その余白に起こった出来事を想像する楽しみが用意されてていいなぁ。

    物語の後半は、結婚や離婚などいろいろな出来事を経験し、歳もとってちょっと悟りの境地に達した登場人物たちの哀しくも温かい言葉で手紙が綴られて

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    2023年01月21日
  • 結婚は人生の墓場か?

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    「私カトリックだから〇〇。」使えそう笑
     恐ろしい妻だったなあ。学のない神経質な人の行く末。
     公立と私立どっちにも通うメリットの1つは、裕福な家庭とそうじゃない家庭のレンジを知れることなのかもな。
     タバコを辞めさせようとするのは、相手の健康を願う愛の現れなのかもな。
     結婚は人生の墓場かというタイトルに対して、小説では、往年愛し合う老夫婦や逆行する夫婦、今のところ幸せそうな夫婦が出てくる。この違いは何によるのだろうか。


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    2023年01月22日
  • リアル・シンデレラ

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    あとからじわじわくる。切なくていとおしくて泣ける。でも逆立ちしてもどうしたって自分はそんな願いを言える人間になれそうにない。
    倉島泉さんが同級生だったら、友達になれたかどうか、独特の受け答えや笑いかたをちゃんと理解し、共感しあえる仲にしてもらえるのか、自分自身になげかけたくなる。
    奥底にある清らかすぎる善とか美とか判断できるのかを試されても、きっと私もミニ世界のスタンダードなガールやぽちゃぽちゃした女と同様、見抜けないだろうし、無力すぎて救いだすなんてこともできそうにない。
    あの表紙の神々しい姿は、小口さんが見た温泉から上がってきた泉ちゃんなんだろうと思って読んでました。
    もしかして倉島泉は〈

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    2023年01月22日
  • ハルカ・エイティ

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    作り話ではなく、半ノンフィクション(?)で、こんなに色々なことをこと細かに臨場感を出して物語れるというのは、本当にすごいなと感じました。
    小説家として、話を聞き込んだりしたのではあろうと思うけれども、親族の中でそんなに過去の話などをする関係性がすごいなと思いました。
    作品の感想になってない笑

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    2022年12月23日
  • 昭和の犬

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    ネタバレ

    昭和33年生まれの柏木イクの半生と、彼女の人生に関わってきた犬たちの話。
    シベリア帰りの父は突如切れる(作品上では割れる)ので、イクも母も気が抜けない。
    母はたいていの時不機嫌で、イクの心を傷つける。
    心の交流が全くない家庭。

    幼い頃からいろいろな人たちに預けられ、5歳で両親と同居するようになってからもずっと、周囲の人の気持ちを推しはかり、気配を気取られぬよう生きてきたイク。
    両親がイクに向ける心無い言葉は、読んでいる私の心をも傷つける。

    イクの人生と交差するように、その時代それぞれに流行った犬種と犬の飼い方っていうのがあって、確かにそうだったなあと思う。
    犬は犬なのに。

    家を出ていきた

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    2022年11月30日
  • 謎の毒親(新潮文庫)

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    著者の実体験による相談小説
    ホラーです
    なんという親だ
    おそろしい
    それが感想です
    主人公が子供時代の経験を相談という形で
    語っているのだが、そのいずれもが常軌を逸している
    そしてそれが実際にあったという話であるのだから
    おそろしくまた信じられないくらい
    こわい

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    2022年11月27日
  • 昭和の犬

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    気難しく割れて家族をビクビクさせる父親、ブラジャーを買い与えず娘を嘲笑う母親、今なら毒親でネグレクトだけど、それも昭和、犬を放し飼いにして人を噛んだり保健所に連れ去られたり、引っ越しの時にどこかに行ってしまったり、夕ご飯の残り物をあげるか鑑賞するものでしかない犬、それも昭和。私は昭和を知らないから、感情移入とか同情はせずに、戦後の粗野で雑で価値観の違う、そういう時代だったんだなと鑑賞しながら読む本。

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    2022年10月09日
  • 受難

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    この人の作品はどれも非常に個性的ですね、直木賞候補にもなったらしいですがさすがにこの作品ではダメ出しが多かったよう

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    2022年10月07日
  • 桃 もうひとつのツ、イ、ラ、ク

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    「ツ、イ、ラ、ク」のスピンオフにあたる、短編集。

    「ツ、イ、ラ、ク」では当然のことながら恋に墜ちた二人に焦点が当てられているので、その二人が特別であったかのように記憶に刻み込まれますが、この短編集を読むと、彼らの周囲にいた人々にもその人達の個性があり、それぞれ異なる考え方があり、それぞれ異なる視点で、彼ら二人を見ていたことを知ります。

    現実に照らし合わせれば、当然なのですが。

    長命中学校と何らかの関わりを持つ人々が時間を経て、当時の自分を振り返る。その時、「ツ、イ、ラ、ク」の主人公である二人のことも、記憶の一部として語られます。
    主人公の二人の視点で描かれた作品もあります。

    作品中にも

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    2022年10月03日
  • 昭和の犬

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    好きな作家の一人、姫野カオルコさんの直木賞受賞作(スピーチ、面白かったです)。

    受賞作の本作より、個人的には「リアルシンデレラ」の方が好きでした。

    それにしても、著者が描く人物は「聖人」。
    何故こんなにも、清く生き続けられるのか。切なくも、羨ましく思います。

    主人公のイクは戦後に生まれ、両親の愛に恵まれずに、そしてそれを受け止め、ただ、自己の不甲斐なさ故に愛されないのだと思いながら育った女性。

    そんなイクの5歳から、中年期までが描かれた作品です。

    イクの父は理不尽な理由で怒りを撒き散らす人物ですが、犬を手懐けることに長けた人物。

    小さな頃から犬と共に生活してきたイクもまた、犬を愛し

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    2022年09月27日