姫野カオルコのレビュー一覧
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僕が一番好きな小説です。
恋愛小説として大好きです。
今までも沢山恋愛小説を読みましたが、この小説が一番です。
他の恋愛小説と、何が違うのか。ちょっと考えてみました。
一言で言ってしまうと、それは「僕の身の丈にあっている。」と言うことです。
もちろん、傷心の海外旅行での出会いとか、クルーザーで港の夜景を見ながらのデートとか、そういう恋愛小説も好きなのですけれども、そこには「僕」がいません。
そう、「終業式」を読んで、僕が「一番好き」と断言できるのは、「たとえば登場人物の中に僕がいても違和感がない。」僕の身の丈にあった恋愛小説だと言うことです。
物語は、一九六〇年頃生まれた同級生四人の高校時代か -
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驚くべき才能。
直感的で 徹底した 価値観へのアプローチ。
オンナは ダカレル。オトコは 抱く。
オトコは ヤル 存在で オンナは ヤラレル存在。
徹底して見せつける。
性に対する ピュアーで 乙女ティックな願望。
おもろいヒトもいるのですね。
名前の付け方からして オヤジダジャレ風。
主人公は フランチェス子。
悪女で聖女。処女で耳年増。
変なところに棲んでいる人面瘡が 古賀さん。
マゾのフランチェス子とサドの古賀さんの会話が秀逸。
古賀さんは 完全に オジさん。
フランチェス子は 清純ムクナ 30歳の女子。
古い価値観にとらわれながらの 現状肯定と否定。
テレビやその流行が 何気なく -
Posted by ブクログ
なんと激しい純愛小説か!?
全編肉欲にあふれている。こんな恋愛モノははじめてだった。しかもそれが純愛とは(笑)
物語も登場人物もいきいきと、そしてなまなましく、ときに乱暴に描かれる。
言葉があふれてほとばしるとはこうゆうことかと思いながら読み進めた。
一章、二章の子供時代がちょっと読みにくかったけどその後の物語のスピードは凄かった。
内容的にはこれはR指定ではないのか?
表現だけじゃなく、この話は子供には解るめぇ~って感じ。
今自分の過去を振り返っても中学時代が色鮮やかにきらきらと思い出すのはこうゆうことなんだよな、と納得のお答えをもらった気分。
カオルコさん面白すぎです!! -
Posted by ブクログ
読んでみて、いや、読み始めてすぐに
「これは好きな感じ」と夢中になりました
泉(セン)ちゃんの小さな頃の不遇には
いたたまれない思いをしたりしながらも
その考え方、受け止め方に、心が震えました
そして、ずっと心を震わせ、静かに読み終えました
がっかりすることは、正直に生きている者には
必ずあるから、そのときは、気配を消せばいい
泉(セン)ちゃんの周りにいた人たちの
告白を元に作られた小説ですが
周りの人たちの、傲慢さも優しさもみんなみんな
一生懸命に生きているからだと思える
ただ、どうしても泉(セン)ちゃんがいじらしくて
仕方がない気持ちを捨てきれないわたしは傲慢だ
だって、泉(セン)ちゃんは -
Posted by ブクログ
始めて読んだのがちょうど隼子と同い年。その時好きな先生がいて、こんなふうに二人だけの共通の、誰にも言えないいけない秘密を持てたらなと思っていました。ちょっと下心を持ちながら。それから時間が経って、私も14歳じゃなくなって普通に大学に入って、もう一度、読みました。もし河村先生がもう少し年上で、隼子が卒業してから好きだった先生のことを忘れてしまうような子だったら……こんな大きな愛を知ることは永久になかったのだろうと思います。表向き賛成出来るような関係ではない二人ですが、二人はそういう人達には理解されることのない幸せの中に生きていることが出来たのだと思います。
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Posted by ブクログ
初姫野カオルコ。今まで、ドロドロの恋愛モノを書くヒト、と勝手に思い込んで読もうとしなかったのだけれど、ものすごーーーくおもしろかったー。昭和の女一代記ときくと、苦労に苦労を重ねてみたいな、じめっとした話も出てくるんだろうと思っていたらそうではなく、明るくてさわやかでじめじめしたところがなくてすごくよかった。登場人物全員いい人、みたいな。お姑さんが本当に優しくて、ハルカがわたしもこういう人になろうって思うところなんて、なんだか涙が出たくらい。ときどき著者の視線というか、二〇〇×年の視線で語られるところがあるんだけれど、それもわたしは違和感なく、おもしろかった。当時の社会状況を解説されているみたい