柏木ハルコのレビュー一覧
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闇は深い
必要な人には出してもらわんといけんけど、申請も厳しいと言われてるけど、こんな生活保護に関わる貧困ビジネスの問題が漫画にされて、問題の解決はまだされてないと。不正受給した人を問題視するけど、不正受給できるような役所の体制といいかげんな事務処理の方が問題なのでは。漫画にも出てきたけど、証拠を押さえようと張り込んでまでやろうとする意欲を、経費がどうのといって止める上司。問題の認識が現場の職員と温度差あるし、霞ヶ関の役人と同じで、上に行けば行くほど自己保身しか考えられなくなるような役所の体質なのか?そんなんだから、お役所仕事だと、国民、住民のことを考えてない!と思われるのでは。
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最低限度の生活とは
貧困ビジネス、初めて聞きました。無料低額宿泊所、無料なのか低額なのかよくわかりませんね。
無低に入居して一定期間経たないとアパートに入居できないというのも、よくわかりません。
無低に入居している人から、生活保護費の搾取?、違法なことなのかどうなのか。
民間の施設を使うのはいいけど、それを管理するのは自治体では?生活保護申請者で住居が無い申請者への一時的な施設なら自治体の施設か民間への委託での自治体が管理する施設。
民間へ丸投げみたいなもんなら、それを利用して悪いことに利用する業者も出るでしょ。
でもあれか、そこの住人が悪事を働くわけで。そんなとこまで踏み込んでいけないということか?
ケースワーカーが親身になってくれるのも良いことだけど、そんなにかまってくれなくていいとか、何でそんなことまで聞かれなきゃいけないのかとか、いろいろ入ってこられるのも。受給してる身だからしかたのないことだけど。
健康で文化的な最低限度の生活を保障する制度なのに、それを利用して生活が脅かされる。そんなのことがあってはならない。 -
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最低限度の生活とは
生活保護者への風当たりが強くなるのは何も言えない。受給したいけどしにくいのもわかるけど、そうだよねと、それを改善しないのは行政の怠慢では。制度が上手く回ってないのを社会のせいにしていては、受給率は良くならないのでは。
3世代に渡って生活保護の受給ということで、そういう道しか知らないというか、変えようにも変え方がわからず同じ道を辿ってしまうという。変えるんだったら180度変わるわけで、流れを断ち切るには想像できない逆境を乗り越えないと無理だわな。そうとうな野心がないと…。 -
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最低限度の生活とは
その道のプロというのは、普通ではない、異常者。普通の感覚では足りないというか。
誰かも言ってましたが、人という字は、人と人とが支え合ってできている。と。
人は人を頼って生きていくことが最善なんだと。他のものに頼るようになると、少しづつ、自分ではわからないうちに道を外していくんだと思った。
それもまずは、現実を、事実を認められないとわからないですね。認めること大事。 -
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最低限度の生活とは
父親も家ではお酒をほとんど飲まなかったから、晩酌という習慣を見ることなく、晩ご飯には水かお茶なわけですが。お酒を飲む、飲みたいと思うのは居酒屋に行った時だけ。
でも、そんな私でも将来アルコール依存症になる可能性はある!ということは頭に入れて気をつけましょう。
今を、現実を、事実を認めること。 -
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想像つかない
ただでさえ他人をどれだけ知れているかわからないけど、普段自分たちが知る以上のことを申請者から聞いたり調べないといけない。それでも、申請者の希望に沿えるかわからない。
最低限度って、通常思われるより相当低いんだなと。 -
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特定の担当ケース
そういう人が、時期ごとに「専門対応者」として割り振られるわけではなくて、
今回のように、アル中の受給者に、大きな問題が発生して、それに「かかりっきり」になっているようにも見えますが、
実際には、主人公は、110世帯ものケースを担当しており、その中で、このように突出した問題のある人に大幅に時間を割いているのです。
そして、待っているものは、大量の書類の山と、サービス残業…
今回のケースは、まだ、本人に改悛の情というか、もがき苦しみながら改善しようとする様子がありますが、確実に一部に存在する、健康体
ツヤツヤで(それ自体はいいとして)、毎月の支給額で、なぜ「11」を持っているのか? 8Kテレビが部屋にあるのか? そういう、裏
で何かやっているのではないかというケースについては、県警に一部移管してもよいのではないかと思います。
一度、本作を「プロ」に見せたところ、「管理職が、上にいくほど、冷血になるが、実際には、ここまでひどくはないと思う。ただ、みん
な、自分のことで精一杯で、横の連係での助け合いなどは、いっさいない。」とのことでした。
電話が鳴っても、往々にして「とった人が担当になる」こともあるため、新人でさえ電話をとらず、結果、業を煮やした中間管理職がとり、
あとで室内で怒鳴られる…
なんか、バブル期の証券会社のような、競争主義、同僚なんてただ隣に座っているだけの存在… あまりの仕事量と、プレッシャーと、住民
からの批判と、ケースからの「苦情」、これらに耐えきれず、一度でも休職すれば、部署どころか組織全体で「負け組」確定で、定年まで昇
格どころか昇給すらなくなってしまう…
これでは、優秀な人材が役所になど、とても… 主人公には、壊れてほしくないです。
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親族への照会
それだけはやめてくれ!縁を切られる!と、切実に訴えてくる方もいれば
一族で示し合わせて「つきあいもありません。助力する余裕もありません。」と回答して、全員で生保ゲット!な、例もいるらしく…
なかには「計画離婚」して、なんと同じアパートの別階に住み「円満離婚ですから、DVじゃないですから、別に同じアパートでも問題ない
です。」と言いのけて、生保2倍ゲット!休日には、一家仲良くキャンプや旅行に出掛けたりする「家族」もいるそうですね。
ホントに、公的扶助って、なんなのでしょうか…
本作とは関係ありませんが「収入により家賃のランク付けがあるが、基本的には低所得者向けの居所確保を目的として設置されている」はず
の公営住宅の駐車場に、驚くほど立派な新車や、外車があちこちにあるのを見たりすると、なんともはや…という気持ちになります。
なかには、かなり本格的な釣りが趣味のため、とても素人が持つものではない「クルーザー」を所有している人もいるそうですよ。
公営住宅に住む人には、その所要物に奢侈を基準とした制限がないため、一般賃貸住宅よりも、はるかに低額の家賃で入居しながら、「浮い
たお金」で、このような高級車や船舶を持つことができます。定期的に、収入の調査が入りますが、夫が昇給しても、妻がパートを始めて
も「収入の上昇ナシ」として、平成初期の基準で居住し続けているという実態も…
この作品を読んで、いつも思うのは、とにかく役所は、マンパワーの配置の見直しや、部署の「仕分け」を今一度行うべきではないかと。
個人的には、国際交流部門が不要と思います。あんなことは、県の「国際交流協会」に一任すればよいのです。人口がほんの十万弱や、それ
にも満たない人口の(つまり予算の少ない)市町村が、年に百万単位の予算を使って「中高生の思い出づくりホームスティ旅行」をしてあげ
るなど、無用の一言です。
私たちも、公務員さんも、一律に収める税金のゆくえは、どうなっているのかと思います。 -
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夢のおいかけかた
少年少女が、将来の夢をそれぞれに持ち、未来を思い描くことは、誰にでも平等に与えられた権利であることは、間違いありません。
ただ、現実には、家庭の経済事情により、生活環境により、それをあきらめなくてはならない瞬間が来ることも、現実として、多々あります。
どんなに頭脳優秀でも、山間部の深くに生まれ育てば、県トップ校に合格できる実力がありながら、独り暮らしなどできる経済的な余裕がなく、地元で頑張るしかない。
かりに、都心部に住んでいたとしても、スポーツや芸術にどれだけ秀でていても、強豪校に入ってそれを続けていくには、相当のお金がかかり、また、それを学ぶ学科が私立にしかなく、同じく、あきらめざるを得ないことも、往々にしてあります。
そこまで優秀でなくとも、うちにはお金がないとの理由で、部活動をあきらめる子供など、それこそ星の数ほどいるものです。
本作での受給世帯の少年が、どれだけの熱意で、ミュージシャンにあこがれていたのか、プロまで目指していたのかはわかりませんが、バイトをしてギターを欲しがる気持ちはよくわかるのですが、もう児童でもないわけで、保護世帯でなくとも、家計を助けるためにファミレスで自分のお小遣いを稼ぐ、中には丸ごと家計に預けるという子供もたくさんいるものであり、けして「保護世帯なら、遊ぶな。夢を追いかけるなど甘い。」と言うものではありませんが、この年齢ならば、母親を助けながら「現実の打開」に向けて、ともに努力していくことも、十分に求められるところではあると思いました。
まあ、世の中には、生活困窮を理由としての補助金や貸付金の申請理由に「子供を、俳優養成学校に通わせるため」と、大真面目に書いてくる人もいるそうで…
多くの少年少女が、夢と現実の違いを、残酷なまでに目の前に差し出されることに、保護世帯もそうでない世帯も、さして違いはないかと思います。
そこに「保護世帯の子供には、夢をおいかけることも許されないのか!」と、役所に乗り込んでくるセンセイや、団体の方々もいるようですが、「うちはお金がないから、ラグビーあきらめる。」「返還不要の奨学金で、国立大に通うぞ」と、現実を見据えて前進する子供たちは、たくさんいることを、わかってほしいと思いました。
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就労移行支援として…
受給者さんに、その人の特性や、とりあえず、まず、やれることとして、簡易な仕事をアルバイトとして紹介することは、あるようですね。
ただ…
アルバイトしてもらった「給料」を、そのまま、収入アリとして、受給額から引かれてしまうため、なんか「タダ働き」のような感じになり、
「やる気にならない。」として、続かないという事例は、往々にして、あるようですね。
これは…
たとえば、そのアルバイトから「社員」に昇格して、収入も上がり、晴れて?生活保護「廃止」となるまでに、役所側でバイト料を預かって
いて、その「廃止」の日にわたすといったシステムがあれば、違ってくるのでは?と、素人的には、思うのですが、難しいのですかね。
まあ、少なくとも、その担当職員さんの仕事が増えることにもなるんでしょうね。
ここのコメ欄に限らず、よく、生活保護の担当者て、福祉職採用でしょ?なにを甘えたこと言ってんの?な御意見を見たりしますが、
なかには、保健師さんが配属されていたり、「支援員」としての嘱託さんがいたり、場合によっては「県警OB」さんがいるところもあるよ
うですが、その数人の方(いるとして)以外は、全員が「定期の人事異動」として配属されてきた、一般職の事務吏員さん達ですよ。
(私は、この世界の人間ではありませんが、関係する友人に聞いたところでの話です。)
事務官さんの「宿命」?として、たとえば「森林法」を根拠法令にした業務を担当していた人が、議会事務局に異動となり、答弁書の作成の
調整に変わったりとか「まったくの畑ちがい」のところに変わり、そのたびに「法律の覚え直し」で、大体「連休明けまでにはマスターす
る」のが暗黙の了解らしく、それはもう、大変であるようですが、生活保護の部署は、まさに「異動したその日」から、知識ゼロでも、戦力
として第一線に出され(来所者応対等)、研修など「落ち着いてきた初夏あたり」だそうで(ある程度、現場で感覚を掴んでから実施した方
が、結果的には身につくことが多いという判断があるようです)、まさに別次元の過酷さとされているようです。
最前線で、受給者と「一般市民」の両方から批判を浴びる、職員さん。体を壊さないでほしいです…
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Posted by ブクログ
借りたもの。
ネグレクト気味のシングルマザーに関わる案件。
真面目な栗橋が担当だが、当然、彼女の価値観からすればシングルマザーの行為は許せない存在。
そして児童虐待の面からも緊急を要する案件だった。
紐解くとそこには三世代にわたる生活保護受給――貧困の連鎖――があった。
貧困は最も数値化しやすい指標だが、それは表面的なもので、母娘に連鎖した愛着障害による情緒不安定と貧困から就業もままならなかったことが伺える。
そこに見えない父親……男の影は、おそらくどれもクズのような男のようだ。
妊娠が発覚した夜、彼女が見る掲示板には児童虐待したある母親への暴言がある。
「育てられないのに妊娠するな」は結局のところ、乱交を望む“男性的な”視点に過ぎず、子供の時に得られなかった愛を、その形を証明したかった“女性的な”価値観を知らない人間の詭弁だ。
シングルマザーが「愛してるよ」と泣きながら繰り返す言葉は、自分なのか、子供たちに向けられたものなのか……
私は両方だと思っている。
興味深いのは当人の視点が端的にあること。以前の担当者から栗橋のように理詰め、正論で問い詰められ、自身の無力感と“攻撃された”という思いに支配されていたであろうことは想像に難くない。
栗橋にも母親との確執があったことをにおわせる巻。 -
専門職として…
自衛官・警察官・消防士・海上保安官・国税専門官・労働基準監督官等の、いわゆる専門職とされる公務員の方は、それが高校生、18歳の未成年の時点としても、自分の判断により「それを一生の仕事とする」ことを、自ら志願して、試験を受け、合格し採用されます。
そして、採用された、その日から、専門職としてのスキルを身につけるため、養成機関(警察学校、等)に入り、相当の期間にわたって、徹底的に、知識と「実技」を叩き込まれます。
そして、新人の時点で、相当な公権力を持たされ、現場に配属されます。
その一方で、市役所等の「生活保護ケースワーカー」の職員さん達は…
同じく、大変な倍率の試験を通過しながらも「事務吏員」として採用された時点では、基本的に知識ゼロ(試験そのものは「学力試験」であり、言ってはなんですが「頭の良さだけ」で、合格・採用されている状態で)、
その日から、この主人公のように、100世帯以上の受給者世帯、いわゆる「ケース」を担当することになり、場合によっては当日から「対応」をすることにもなります。
「そんなの、公僕なんだから、あたりまえだろ!甘えんな!」などという人もいるかもしれませんが…
常識的に考えて、一年目の新人の不慣れさに、公も私も、ないと思うのです。
新人営業マンが、採用された日から「新規開拓」に出されるでしょうか。
一般事務職社員が、入社の日から、研修もなしに、給与計算をさせられるでしょうか。
生活保護担当となった、新人公務員は、それこそ、研修もなしに、現場で見て覚えろと、昭和30年代あたりの職人さんの世界のようにして、配属して数日後の受給日には、数十人の受給者と向き合い、相談をされ、「苦情」も言われ、その繰り返しで、何時間も部屋から出ることができず…
この主人公のように、いくら年長者だからと、担当者を「お前」呼ばわりする受給者や、セクハラ発言をしてくる受給者等々、本当に心が折れそうになるらしいです。
主人公に対して「考えが浅い」と批判的な人も多いようですが、御自身の社会人1年目の採用の日、そこからの1か月、半年、なにができたか、思い出されてはいかがでしょうか。
とにかく、無理をしないで!と思いながら、読み進めたいと思います。
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Posted by ブクログ
借りたもの。
この巻で重点を置かれているアルコール依存症問題。
病識の無い依存症患者と、酒に依存する姿勢の理由を端的にまとめてあった。
アルコール依存症の問題を良く知らないえみるが手探りで医療につなげようと奮闘する。
それは理詰めや情に訴えるような手段であることに不安を感じる……効果的とは言い切れないから。
これはアルコール依存症を知らない人の、医療につなげる方法を知らない、ごく普通の反応。
ようやく医療と自助グループにつなげることができたが、就業した先が居酒屋で、案の定、結局再飲酒してしまい逃亡する……
しかし、家族にまで見限られている人間の、その手を掴むえみるの描写が情に訴えるようなものでありながら、ケースワーカーとは何かを端的に表していると思った。
それが「健康で文化的な最低限度の生活」なのか、色々思うところがある。
その中で、以前担当した生活保護受給者が受給を打ち切り、再び就業し明るい表情で働いている姿に、希望を見る。