柏木ハルコのレビュー一覧

  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

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    うーん

    題名から覚悟してたけど、やはり気持ちが重くなるような事例の連続。以前、役所勤めの同じような課の友人が、毎日地雷を踏むような気分だ、と言ってたけど、生活課のようなところでは、世間では見えてないいろんな事情の人ばかりに出会うことになるのだ。新人の主人公は、不満も言わず、とまどい迷いながらも、まずはそれぞれにまっすぐむきあっていく。達観してるベテランの人がすごい。こんな先輩がいると救われるなあ。

    #エモい

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    2026年10月10日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    まさかの災害パニック編突入。いったん、『え~!?』って思ったけど、考えてみると、行政の出る幕がものすごく増える場面だな、と納得。生活サポートが究極的に必要となるシーンですわな。という訳で、とっても興味深く読める。

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    2026年04月27日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    ネタバレ

    荒川決壊。どうしたって先の震災のことが思い出される。道を一本、川を一本隔てた日常と非日常の対比がすごい。まだまだどうなるか分からないなぁ。

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    2025年06月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    これで貧困ビジネス編は終わり、なのかなぁ?まだまだ不穏な場面はあるけれど...。(あの手紙もようは脅し、だよね...)台風&大規模水害。フィクションだけど起こり得ることなんだよね。ドキドキして読み進めた。

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    2025年03月26日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

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    今まで読んでいて一番苦しい巻だった。普段だったら避ける人種の人たちと仕事上で関わらざるを得ないストレスすごいだろうなぁ...。せめて身の安全を守るのに十分な給与を受け取っていて欲しい...

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    2025年03月25日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    今までで1番しんどい巻だったかもしれない。

    大型で猛烈な台風と、それに伴う高潮により東区を含む東京東部一帯が水没。義経は引きこもりの笹原香の救出に向かう。雨も止んだ正にその時、荒川が決壊した。海抜0メートル地帯に濁流が押し寄せる。

    漫画だからこれは仮の物語だけど、海抜0メートル地域の危険性は決してありえない話ではない。作者は2018年岡山真備の被災者にも取材している。あのとき、私のツイッターにはありえない様な事実が飛び交った。

    災害は想定外の連続。
    その場その場での迅速な判断が求められる。
    その判断が正しかったか、
    後になってみなければわからない。
    いや、後になってもー‥‥

    災害経験者には辛い巻かもしれない。
    人と接するのが難しい笹原香には
    人にはわからない辛い場面が次々と
    人と関わる仕事の義経には辛い場面
    が次々と起こる。
    災害経験者ではない私でも辛いのだから‥‥
    それでも義経は人が最低限の生活をするため
    できることをする。
    見ておきたい。
    これは百万もあるだろう
    災害バリエーションのひとつに過ぎない
    のだろうけど。

    恒例、今回カバーを外した時の下にある装丁には
    【災害対策基本法】第五章 災害応急対策 第五節 避難者の保護 第一款 生活環境の整備(避難所における生活環境の整備等)の一節が載せられていた
    曰く。
    第八十六条の六
    災害応急対策責任者は、災害が発生したときは、法令又は防災計画の定めるところにより、遅滞なく、避難所を供与するとともに、当該避難所に係る必要な安全性及び良好な居住性の確保、当該避難所における食糧、衣料、医薬品その他の生活関連物資の配布及び保健医療サービスの提供その他避難所に滞在する被災者の生活環境の整備に必要な措置を講ずるよう努めなければならない。
    第八十六条の七
    災害応急対策責任者は、やむを得ない理由により避難所に滞在することができない被災者に対しても、必要な生活関連物資の配布、保健医療サービスの提供、情報の提供その他これらの者の生活環境の整備に必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

    ←このとき、責任者(だけでなく多くの公務員)もたいてい被災者なのに、義務として災害被災者保護に努めなくてはならない。ホントに頭が下がります。

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    2024年12月22日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    東京都の東部一帯が台風により水没する。
    災害編。

    えみるたちは、引きこもっている笹原香を救助するのだが…。
    何も喋らず動こうとしない香にどう対処していいのかわからない。
    避難所でも大勢のなかにいるのは無理で、誰もいないところへと移動して動かない…。

    非常時にあらゆる特性を持った人をどのようにして見守るのかがとても重要だと感じる。
    何よりも公務員であれば我が身のことよりも住民のことを優先的にとなるわけだが、その見極めも難しいだろう。
    災害は突然やってくる。
    何を優先するか、どう対処するか、考えて迅速に行動しなければならない。



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    2024年12月21日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    ネタバレ

    川決壊
    何とかボートで避難場にたどり着くも、ほぼ喋らず自分の世界に閉じこもる人
    堤防が復旧するまで海の満ち引きに合わせて毎日水没する地獄
    海抜0メートルエリアの外に出ると普通の日常

    避難所を閉める
    自衛隊が迎えにくるも拒否する人

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    2024年11月17日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

    購入済み

    親に殺されかけた子供達

    世の中には本当にいるんですね。
    子供にとって毒にしかならない親達が…
    その親にとっては子供に対する愛は一方通行でいいんでしょうね。

    #深い #怖い #ドキドキハラハラ

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    2024年06月05日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

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    未診断の発達障害の方や知的障害の方、診断がついていないばかりにその人の性格や嗜好のせいにされて受けられるはずの福祉を受けられていない人たちが沢山いるのだろう。巻末で紹介されているつくろいハウスに携わっている方々はじめ東京には沢山の支援団体があるのだろう。頭が下がる思いです。

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    2024年03月27日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

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    新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
    えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――
    新聞メディアはもちろん、現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ!
    [生活保護]に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!

    受給者の人生に体当たりで向き合う中で、相手の人生の思いがけない面を知り、相手が困っていることをどのように知り、相手との信頼関係を築いて支援するかを手探りで考えながら勉強し奮闘するえみるの成長が、リアルな1巻。

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    2024年02月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    無料版購入済み

    良作

    TVドラマ化もされた有名作で、連載開始から既に10年近く経つ作品だが、今回初めて読んでみた。

    社会問題の深いところに切れ込んでいて、非常に良い作品だと思う。

    また、個人的に作者の柏木ハルコの作品はデビュー作から知っているだけに、「絵がうまくなったなあ」「いい作品を描くようになったなあ」と感慨深い。

    生活保護に関する役所の部署は、本当に本作のように大変なんだろうか?
    だとしたら、非常に厳しい職場だと思う。
    そういう点も含めて、社会でもっといろいろ考えるべきではないかとも感じた。

    テーマが深いだけに重い作品ではあるが、一読の価値があるというか、一読すべき作品だと思う。

    #深い #切ない #タメになる

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    2023年12月13日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    ネタバレ

    待望の12巻は貧困ビジネス編から災害編へ。…大型台風接近。暴風、記録的大雨。堤防決壊。川の氾濫。東京東部のゼロメートル地帯。浸水。避難所は人が溢れる。家に取り残された方もいる。役所は総出で対応。ボートでしか移動できない。障害を持つ生活保護受給者。ケースワーカーも無力。助けられぬ。何かやれることはないのか?…災害大国日本。インフラ整備、被災者支援制度の整備。まだまだやれることは多々ある。それを阻む"緊縮信仰"。過ちを認めたがらない政治家、経済学者、無知な"有識者"たち。失われた30年。日本に次巻はあるのか?

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    2023年11月29日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    ネタバレ

    #104 分配の偏り。福祉の変化。手帳交付の水際作戦か?
    #106 炊き出しでの会話。確実にあると思われる自殺者への言及はなしですか

    #107 廃道マニア

    #108 しゃべりはあっても、会話がない。後に知るのですけど、新展開へのプロローグだった
    #109 肝心なときに、役に立たない防災行政無線。
    #112 荒川上流で決壊(たぶん、堤防か?) 埼玉県だと、ここ何年もスーパー堤防の工事をやってますけど。
    ああ、すごい大ネタがはじまったなと

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    2023年10月12日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    義経えみるの勧めで療育手帳を取得することができ、再出発した角間。
    諦めない粘り強さに感服する。
    貧困ビジネス編の完結。

    台風接近の為、避難する人が続出するなか家から出れない、身動きすることができない人も…。
    災害が起こって見えてくる現実。
    どうなるのか、新章へ

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    2023年10月11日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    貧困ビジネス編がとりあえず最終巻を迎えた。

    ふつうは貧困ビジネスから被害者を救い出したことで、ドラマや映画ではそれで終わりになる。けど、ケースワーカーの仕事は、そこから未だあるのである。「知的障害」の手帳を取得すれば、就労支援は義務ではなくなる、とは知らなかった。ただ、59歳からの取得はハードルは高い。角間さんの場合は、青森の児童養護施設の所長さんが幸いにも彼のことをよく覚えていた。当時は「知的障害」の認定をしない方が就職しやすいということで手帳を取らなかったらしい。7-8歳の知能で、今まで1人で犯罪にも手を染めず生きてきたことが判明する。角間さんはやっと人生をやり直す鳥羽口に立つ。「路上生活者の中には、精神障害や発達障害の疑いを持つ者、更には障害者手帳取得の可能性を持ちながら未診断の者がかなりの数存在する」(25p)らしい。私も、その疑いのある者を知っている。彼は最後は病室で亡くなったけど、彼の一生は果たして幸せだったのだろうか?

    このシリーズは必ず買うようにしている。最終ページに虫眼鏡を持って来ないと読めないくらいの、取材した全国のケースワーカー、NPO法人、社会福祉法人、その他様々な団体の「個人」への「謝辞」が記されていた。その真摯さに、そこから産み出される漫画に、いつも感動する。今回から「大水害」編に移ったため、多分作者は、真備の2018年大水害の取材に来ている。岡山旭東病院、まび記念病院、真備地域生活支援センター、真備支え合いセンター、真備連絡会、玉島協同病院などの文字も見つけた。つまりちゃんと「生の声」を聴いている。

    非常に大きな台風が、東京を直撃する。低気圧が海水を上に引っ張る。満潮時と重なった時には高潮になる。そうすると、海抜0メートル地帯は忽ちかなり広範囲に「水没する」(今まで東京がこうならなかったのが不思議なくらい)。漫画では、とりあえず今のところは一階は水没していた。次巻、荒川が決壊するらしい。「日常が水没し、隠れていた『現実』が露わに。これは絶望の夜明けか、それともー」と帯にある。次巻まで、また一年待たなくてはならない。

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    2023年09月27日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

    ネタバレ 無料版購入済み

    虐待父

    虐待していた父親には何も罰が下らないというやるせなさ。
    生活福祉課の人間だと言って病院に入り込もうとしたのに…
    そしてあの父親はお金あるのに息子に税金から生活保護出るのもモヤモヤする。
    あの父親から代理徴収みたいな制度ないんだろうか。

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    2023年09月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

    Posted by ブクログ

    新型コロナをしっかり話に組み込んでいる作品で首都水没が始まると心がザワザワする。きちんと備えなければ…。

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    2023年09月03日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

    無料版購入済み

    これはもうドキュメンタリーだわ

    役所の新人公務員の女性が、生活保護の仕事についてからのドキュメンタリータッチの物語。
    中身は濃くて重い内容ばかりです。
    日本国憲法の「健康で文化的な最低限の生活」というタイトルが何とも言えない。
    いろいろ考えさせられる漫画です。

    #切ない #深い

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    2023年09月02日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

    Posted by ブクログ

    貧困ビジネス編は完結するのかしないのか。登場人物全てのその後が知りたいが、これで締めかもしれない。反社会勢力と向き合うケースワーカー。それも福祉の仕事の一つ。法に反する行為がなければ警察は頼れない。どのような人であろうと困っていれば支援の機会を与えねばならぬ。もう一つのテーマは住居。行政手続きには住所と連絡先が必要。ホームレスには、住まいが先か、支援が先か。大部屋の無料施設ではいじめも起きる。個室のシェルターを提供してくれるNPOがある。もしも宿なしになったなら、その存在にどんなに助けられることか。

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    2023年08月27日