柏木ハルコのレビュー一覧

  • いぬ 1

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    いい! 純真そうに見えてその実面食いでしょっちゅうエロいことを考える女の子。いいぞ。そして彼女の犬となった中島くんの運命やいかに……

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    2013年09月28日
  • 失恋日記

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    2013ナンバー1。横軸は“失恋“だけど、そんなあまっちょろいもんじゃない。“つがう“の本質を考えてみたくなる。

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    2013年06月28日
  • 地平線でダンス 1

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    賛否両論あるかもしれないけど、僕は今まで、こんなに面白い漫画を読んだことはなかったかもしれない。

    柏木ハルコさんの本は「ブラブラバンバン」とか「いぬ」とかを読んだけれど、個人的な好みは、その中で群を抜いている。

    人を想うことは時に切なく、時に楽しい。時に命がけで、時に涙する。
    そんな、人を想うことの全てを、この本から教わったような気がします。

    すごく、良いお話だと思います。
    読んで損なし。良作。

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    2012年10月08日
  • QUOJUZ(コジューツ) 1

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    美人でキョヌーなお姉さんやら妹やらと同居。
    一見ラブコメの王道的展開なのに超コメディ。
    読まず嫌いしてたけど凄い面白かった。

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    2010年09月03日
  • 地平線でダンス 1

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    タイムマシンの実験をしていたら、意識だけが3年後へ!!しかも姿は実験用モルモット!!(可愛いv)
    スピリッツで連載中。お勧めです。

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    2009年10月04日
  • いぬ 1

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    性的欲求は何も垢抜けていたり華やかな遊び好きの女性ばかりにある物ではなくて、真面目で清純な子だろうと誰だろうと血肉と一緒で生きてる限り普通誰にでもあるんだよ、とサラリと分からせてくれる名作中の名作。
    こおゆう愛の形もその辺には満ち溢れているし、これで末永く上手く行く話だって何も珍しくないと僕は思います。肉欲も、相手を求めている以上一つの愛です。

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    2009年10月04日
  • 花園メリーゴーランド 1

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    無人島に持って行く三作品の最後がこれ。

    男子学生が自分の家にあった古い日本刀のルーツを探してたまたま訪れた集落に雪で足止めをくらい、でもそこは夜這いの風習のいまだに残る隔絶された集落で、そこで少年がその風習に巻き込まれてゆくとゆう愛憎劇。
    僕らが今当たり前と思っている一夫一婦制の貞操概念は、実は明治以降に作られた新しい物で日本は長いこと性におおらかな文化を持った国でした。
    痛い経験や辛い経験をして大人になって行くのは男だけじゃなくて、女性も同じだよなあ、とゆうまあ当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、萌えキャラと全く真逆の地に足の着いた女性像。カバーを外すと居る裸婦像も毎巻とても素敵だよ

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    2009年10月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    ネタバレ

    荒川決壊。どうしたって先の震災のことが思い出される。道を一本、川を一本隔てた日常と非日常の対比がすごい。まだまだどうなるか分からないなぁ。

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    2025年06月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    これで貧困ビジネス編は終わり、なのかなぁ?まだまだ不穏な場面はあるけれど...。(あの手紙もようは脅し、だよね...)台風&大規模水害。フィクションだけど起こり得ることなんだよね。ドキドキして読み進めた。

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    2025年03月26日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

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    今まで読んでいて一番苦しい巻だった。普段だったら避ける人種の人たちと仕事上で関わらざるを得ないストレスすごいだろうなぁ...。せめて身の安全を守るのに十分な給与を受け取っていて欲しい...

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    2025年03月25日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    今までで1番しんどい巻だったかもしれない。

    大型で猛烈な台風と、それに伴う高潮により東区を含む東京東部一帯が水没。義経は引きこもりの笹原香の救出に向かう。雨も止んだ正にその時、荒川が決壊した。海抜0メートル地帯に濁流が押し寄せる。

    漫画だからこれは仮の物語だけど、海抜0メートル地域の危険性は決してありえない話ではない。作者は2018年岡山真備の被災者にも取材している。あのとき、私のツイッターにはありえない様な事実が飛び交った。

    災害は想定外の連続。
    その場その場での迅速な判断が求められる。
    その判断が正しかったか、
    後になってみなければわからない。
    いや、後になってもー‥‥

    災害経験者

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    2024年12月22日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    東京都の東部一帯が台風により水没する。
    災害編。

    えみるたちは、引きこもっている笹原香を救助するのだが…。
    何も喋らず動こうとしない香にどう対処していいのかわからない。
    避難所でも大勢のなかにいるのは無理で、誰もいないところへと移動して動かない…。

    非常時にあらゆる特性を持った人をどのようにして見守るのかがとても重要だと感じる。
    何よりも公務員であれば我が身のことよりも住民のことを優先的にとなるわけだが、その見極めも難しいだろう。
    災害は突然やってくる。
    何を優先するか、どう対処するか、考えて迅速に行動しなければならない。



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    2024年12月21日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

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    ネタバレ

    川決壊
    何とかボートで避難場にたどり着くも、ほぼ喋らず自分の世界に閉じこもる人
    堤防が復旧するまで海の満ち引きに合わせて毎日水没する地獄
    海抜0メートルエリアの外に出ると普通の日常

    避難所を閉める
    自衛隊が迎えにくるも拒否する人

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    2024年11月17日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

    購入済み

    親に殺されかけた子供達

    世の中には本当にいるんですね。
    子供にとって毒にしかならない親達が…
    その親にとっては子供に対する愛は一方通行でいいんでしょうね。

    #ドキドキハラハラ #深い #怖い

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    2024年06月05日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

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    未診断の発達障害の方や知的障害の方、診断がついていないばかりにその人の性格や嗜好のせいにされて受けられるはずの福祉を受けられていない人たちが沢山いるのだろう。巻末で紹介されているつくろいハウスに携わっている方々はじめ東京には沢山の支援団体があるのだろう。頭が下がる思いです。

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    2024年03月27日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

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    新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
    えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――
    新聞メディアはもちろん、現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ!
    [生活保護]に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!

    受給者の人生に体当たりで向き合う中で、相手の人生の思いがけない面を知り、相手が困っていることをどのように知り、相手との信頼関係を築いて支援するかを手探りで考えながら勉強し奮闘するえみるの成長が、リアルな1巻。

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    2024年02月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    無料版購入済み

    良作

    TVドラマ化もされた有名作で、連載開始から既に10年近く経つ作品だが、今回初めて読んでみた。

    社会問題の深いところに切れ込んでいて、非常に良い作品だと思う。

    また、個人的に作者の柏木ハルコの作品はデビュー作から知っているだけに、「絵がうまくなったなあ」「いい作品を描くようになったなあ」と感慨深い。

    生活保護に関する役所の部署は、本当に本作のように大変なんだろうか?
    だとしたら、非常に厳しい職場だと思う。
    そういう点も含めて、社会でもっといろいろ考えるべきではないかとも感じた。

    テーマが深いだけに重い作品ではあるが、一読の価値があるというか、一読すべき作品だと思う。

    #切ない #深い #タメになる

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    2023年12月13日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    ネタバレ

    待望の12巻は貧困ビジネス編から災害編へ。…大型台風接近。暴風、記録的大雨。堤防決壊。川の氾濫。東京東部のゼロメートル地帯。浸水。避難所は人が溢れる。家に取り残された方もいる。役所は総出で対応。ボートでしか移動できない。障害を持つ生活保護受給者。ケースワーカーも無力。助けられぬ。何かやれることはないのか?…災害大国日本。インフラ整備、被災者支援制度の整備。まだまだやれることは多々ある。それを阻む"緊縮信仰"。過ちを認めたがらない政治家、経済学者、無知な"有識者"たち。失われた30年。日本に次巻はあるのか?

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    2023年11月29日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    ネタバレ

    #104 分配の偏り。福祉の変化。手帳交付の水際作戦か?
    #106 炊き出しでの会話。確実にあると思われる自殺者への言及はなしですか

    #107 廃道マニア

    #108 しゃべりはあっても、会話がない。後に知るのですけど、新展開へのプロローグだった
    #109 肝心なときに、役に立たない防災行政無線。
    #112 荒川上流で決壊(たぶん、堤防か?) 埼玉県だと、ここ何年もスーパー堤防の工事をやってますけど。
    ああ、すごい大ネタがはじまったなと

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    2023年10月12日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

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    義経えみるの勧めで療育手帳を取得することができ、再出発した角間。
    諦めない粘り強さに感服する。
    貧困ビジネス編の完結。

    台風接近の為、避難する人が続出するなか家から出れない、身動きすることができない人も…。
    災害が起こって見えてくる現実。
    どうなるのか、新章へ

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    2023年10月11日