【感想・ネタバレ】健康で文化的な最低限度の生活 11のレビュー

あらすじ

食う者食われる者、入り乱れての最終局面!

「オレンジパルム」に住む受給者達を支配する石橋の暴挙はさらにエスカレート。
暴行を受け、ホームレス状態である角間の「安全」を確保するため、生活保護ケースワーカー・義経えみるは住居探しに奔走するがーー

累計100万部(紙+電子)突破!
“生活保護”ケースワーカー奮闘劇、最新刊。
住まいと貧困の関係に迫る“貧困ビジネス編”最終局面へ!!

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感情タグBEST3

購入済み

読むべき漫画です

以前ドラマを観てからの漫画を知り読み出しました。
生活保護に関して詳しく書いてあり、受給者も悪いことばかりニュースになってあまり良いイメージが無いと偏見ですが少なからずありました。
これを読んで制度の意味を知れば必要性も解りますしどんな立場の人が受けるべきなのかが分かります。

1
2022年03月11日

ネタバレ 購入済み

怖い

生活保護=不正受給
と言われるくらいイメージは良くない気はしていました。ただ、その不正受給を防ぐ、見つける、それを突き止める事がこんなにも危険で不安定な物だとは想像できていませんでした。

#アツい #深い #怖い

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

貧困ビジネスの最終章。いつも弱い者が、食い物になる。ハウジングファーストや障害の問題など、一般的には認知の低い問題にも切り込み、次巻が楽しみである。

0
2022年04月21日

Posted by ブクログ

2022年3月5日発売。
第95話ㅤ緊急事態
第96話ㅤ居宅生活ができると認められる者
第97話ㅤ居場所
第98話ㅤ兄貴
第99話ㅤ決戦は火曜日!!
第100話ㅤ明暗
第101話ㅤ不当要求対応
第102話ㅤその後
第103話ㅤ追憶

0
2022年03月28日

Posted by ブクログ

利用者を支えようとするケースワーカーの義経と、不正受給を取り締まろうとする京極係長。そして、いわゆる「お役所仕事」的で融通が効かず、義経と京極係長の2人ともが業を煮やす課長。自治体の役所で見られがちな職員の行動パタンを、異なるキャラクターたちがわかりやすく体現しているように見えた。

0
2022年03月26日

ネタバレ 購入済み

コロナ禍の貧困ビジネス、着々と

角間さんの一時的な住居探しと、石橋さん側の尻尾を、区役所職員らが全力でゼェゼェ言いながら掴む巻。

角間さんみたいなハンデを持つ人たちの発達障害は、今日こそ表になって知れられてはきたが、

昭和の時代、押さえつけられて頑張ればできるだろと言われ続け、ここまで生き逃げてきたと思うと不憫でならない。

マリア様の写真立てが、彼の心を明るく照らし続けてくれていたのかも。新しい(一時的な)アパートの窓から差し込む光の向こうにある木の風景を見て、その一瞬だけでも明るくなった角間さんの表情がとても良かったです。

えみるちゃんも課長もみんな頑張ったー!!まだ片付いてないけど!笑
とりあえず石橋さん怖すぎだしえみるちゃん助けるタイミングにヒヤヒヤしたし、この巻も色々詰まってて面白かったです。

#怖い #ドキドキハラハラ #アツい

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2022年03月09日

Posted by ブクログ

今まで読んでいて一番苦しい巻だった。普段だったら避ける人種の人たちと仕事上で関わらざるを得ないストレスすごいだろうなぁ...。せめて身の安全を守るのに十分な給与を受け取っていて欲しい...

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2025年03月25日

Posted by ブクログ

未診断の発達障害の方や知的障害の方、診断がついていないばかりにその人の性格や嗜好のせいにされて受けられるはずの福祉を受けられていない人たちが沢山いるのだろう。巻末で紹介されているつくろいハウスに携わっている方々はじめ東京には沢山の支援団体があるのだろう。頭が下がる思いです。

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2024年03月27日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス編は完結するのかしないのか。登場人物全てのその後が知りたいが、これで締めかもしれない。反社会勢力と向き合うケースワーカー。それも福祉の仕事の一つ。法に反する行為がなければ警察は頼れない。どのような人であろうと困っていれば支援の機会を与えねばならぬ。もう一つのテーマは住居。行政手続きには住所と連絡先が必要。ホームレスには、住まいが先か、支援が先か。大部屋の無料施設ではいじめも起きる。個室のシェルターを提供してくれるNPOがある。もしも宿なしになったなら、その存在にどんなに助けられることか。

0
2023年08月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・95
各連休時の対応はなんとかしてほしいもの。緊急性はあると思うのです。
・98
福祉事務所は、日頃の「情報の非対称性」で油断した?
・99
冷静な半田にはトップの器を感じる。そもそもが、在宅勤務は休みじゃないから、電話なり遠隔なりで対応できるでしょ。
・102 石橋が8年の刑は重くない?あと、黒幕は?これ、酔った石橋が義経にちょっかいを出さなかったらどうなった?

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2022年04月18日

Posted by ブクログ

生活保護受給者を食い物にする「貧困ビジネス」編。
何故こんなに大長編(3巻以上)になったのか?
連載も2年以上続いている。取材を丁寧にしたとしてもし過ぎじゃないの?‥‥いや、おそらく、し過ぎじゃない。

たった1人の路上生活者を救うだけでも、主人公たちケースワーカーだけではやっていけないことが、説得力もって描かれてきた。今回のような暴力団組織が絡んできそうな場合は、偶然を使って警察事案を避ける展開にしながらも、ものすごくリアルに作っているのがよく分かる。ケースは、初期の頃より遥かにリアルだ。

これを読みながら、私はあるケースのある「知人」の運命のことを思い出した。最終的には彼は路上生活を抜けて、その上で入院して亡くなったと聞いた。でもあの時もっと何かできたのではないか?
お金は渡せない、と言うと、
「大丈夫、大丈夫」と言いながら
部屋にあったシュガーの袋をごっそりもって帰った彼。
あの時酒屋の手伝いをしていると言っていたけど、あれは「貧困ビジネス」だったのではないか?あの虫歯だらけの笑顔の裏側に何があったのか?たとえ「貧困ビジネス」でなくても他に手立てはなかったのか?

義経さんは、一時避難の住居を探すため角間さんの「同意」をとるのさえ困難(あまりにも無口)な状態から、角間さんに寄り添い一歩抜け出す。または、「厚生」のための一歩も「信頼」を勝ち取って引き出す。その様に「本来の」ケースワーカーは、「様々な福祉の手段」と「様々な事情のある個人」を取り持つための「専門家」なのである。私はその専門家にはなれないけど、その存在を知ること、また角間さんのような「様々な事情」があることを知ることは大切なのだろう。

最終ページにずらっと並んだ取材者の面々は圧巻。NPO法人や社会福祉法人の数の多さ。こんなにも多くの団体が穴だらけのセーフティネットを支えている。

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2022年03月08日

Posted by ブクログ

利用しうる社会資源の活用を含め 昨夜ホームレス支援の夜廻りで 本人也の危機回避 療育手帳 『闇バイト』SNSで勧誘 少人数での勉強の方が 

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2023年06月27日

Posted by ブクログ

貧困ビジネス編、まだ終わり切ってはいないけど、角間さんの件は活路が見えてきた。目には見えない、知的な障害は、今までの時代には作中に出てきたように、認めることで足枷になり、認めなきゃ認めないで足枷になる。難しい。

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2022年09月25日

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