【感想・ネタバレ】健康で文化的な最低限度の生活 9のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年03月28日

2020年7月5日発売。
第76話ㅤ新学期
第77話ㅤ住まいのない人
第78話ㅤさまよう人
第79話ㅤオレンジパルムの住民
第80話ㅤスナックみっちゃん
第81話ㅤオレンジパルム…とは?
第82話ㅤ見えてこないイラ立ち
第83話ㅤ蠢動(しゅんどう)
第84話ㅤ逃げる男

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Posted by ブクログ 2022年01月04日

貧困ビジネス!貧困層が増えれば貧困ビジネスも増えるだろうし、貧困ビジネスをしないと稼げない人がいるというのも、なかなか経済がおかしくなっている象徴な気もする。

ちゃんとした家がないのに生活立て直して働け!というのは無理難題で、やっぱり1人で不自由なく暮らせる家を用意すべし。ただそうなると働いてるけ...続きを読むどボロアパート住んでる人どうなるん問題も出てくるので難しい。まあ合わせるならいい方に合わせてください。

貧困を自己責任で終わらせるのは短絡的で思考停止すぎる。自分もそうなるかもしれない、という想像力は持てなかったとしても、どうしようもなくなる人が生まれる社会である、という認識は持つ人が増えてほしい。

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Posted by ブクログ 2021年08月11日

貧困ビジネス編とも言うべき内容。搾取されている人たちにジリジリと苦しい感じを受ける。ただ貧困研究者に無低=貧困ビジネスと言うのは誤解と聞いたこともある。

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購入済み

色々と考えさせられる作品

2021年07月24日

読み始めると話に引き込まれ、一気に読み進んでしまいました。
想像以上に大変な生活をしている人々が実際にいるということ、それを親身に支えている福祉関係の方々、逆にやりがいを持てないまま仕方なく仕事として福祉の仕事をしている人、困っている人を利用している悪人。色々な人が出てきますが、これは漫画の中だけの...続きを読むことじゃなくリアルにいるんですよね…。
読みながらも様々なことを考えさせられる良い作品だと思いました。早く続きが読みたい!

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Posted by ブクログ 2020年08月06日

貧困に関わっていると、貧困ビジネスに関わらざるを得ず、今回は貧困ビジネスと住まいの問題がテーマ。今後、どのような展開になるか目が離せないが、次に出るのが半年先なので、間が伸びそう。

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ネタバレ購入済み

最低限度の生活とは

2020年07月26日

貧困ビジネス、初めて聞きました。無料低額宿泊所、無料なのか低額なのかよくわかりませんね。
無低に入居して一定期間経たないとアパートに入居できないというのも、よくわかりません。
無低に入居している人から、生活保護費の搾取?、違法なことなのかどうなのか。
民間の施設を使うのはいいけど、それを管理するのは...続きを読む自治体では?生活保護申請者で住居が無い申請者への一時的な施設なら自治体の施設か民間への委託での自治体が管理する施設。
民間へ丸投げみたいなもんなら、それを利用して悪いことに利用する業者も出るでしょ。
でもあれか、そこの住人が悪事を働くわけで。そんなとこまで踏み込んでいけないということか?
ケースワーカーが親身になってくれるのも良いことだけど、そんなにかまってくれなくていいとか、何でそんなことまで聞かれなきゃいけないのかとか、いろいろ入ってこられるのも。受給してる身だからしかたのないことだけど。
健康で文化的な最低限度の生活を保障する制度なのに、それを利用して生活が脅かされる。そんなのことがあってはならない。

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Posted by ブクログ 2020年07月21日

毎回息を詰めるようにして読んでしまう。今回は最近でもまだ話題に上ることもある、無料低額宿泊所周辺の話。無料なのか、低額なのかわからないが、とにかく人間の住める環境でないところも多いと聞く。最近ではこの問題が取り上げられるようになって、改善されてきているところもあるらしいが、まだ玉石混交だという。自分...続きを読むもいつ生活保護を受ける境遇になるかわからない。自分の身のこととして捉えながら、読んでいるつもり。ワーカーさんには感謝。

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Posted by ブクログ 2020年07月05日

約1年振りの単行出版。次の案件は、貧困ビジネス。まだ、本巻では、まだその実態が見え始めてきた段階。今後、主人公は、どのように対応していくのか。

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Posted by ブクログ 2023年03月21日

9巻目まで来た。本巻ではホームレスの問題にフォーカスされる。日本の路上生活者は2022年度の調査で3,448人。15年前から8割減少。統計に現れないネットカフェ難民も相当数いるという。生活保護受給のためには住所を要する。紹介されるのが「無料低額宿泊所」。劣悪な住環境。相部屋でのプライバシーのなさ。保...続きを読む護費のピンハネ。逃げ出す人も多いという。問題が指摘され改善傾向にはある。様々な背景を持つ受給者達が一つ屋根の下で暮らす難しさ。物語は怪しい展開をみせる。何に焦点があてられるのか?「貧困ビジネス編」。次巻も期待。

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Posted by ブクログ 2022年02月26日

生活保護受給者が貧困ビジネスの食い物にされる。生活保護を受けている人達は、生活保護を受ける前より遥かに幸せになっていなければおかしい。ところが、貧困ビジネスが介在すると生活保護を受けたことで逆に不幸になってしまう。

貧困者を食い物にする貧困ビジネスは最低最悪である。ビジネスは顧客に価値を提供するも...続きを読むのであり、貧困ビジネスをビジネスと呼ぶことも本来は誤りである。貧困ビジネスは収奪や搾取に過ぎない。貧困ビジネスが逃げてきた人々は現実に多いだろう。「貧乏人は死ね」という差別的な言葉がある。貧困ビジネスが、それを現実にしてしまう。

貧困ビジネスを根絶できない政治に税金を払う意味があるのかと感じてしまう。貧困ビジネスの実態を見ると、生活保護を現物支給にすべきとの主張ももっともに思えてくる。もっとも現物支給は貧困ビジネスと無関係な生活保護受給者に弊害が大きい。やはり貧困ビジネスをピンポイントで規制することが正解である。生活保護は憲法25条1項に規定する生存権を保障するものである。それを悪用する貧困ビジネスは許されない。

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Posted by ブクログ 2022年01月29日

五反田みたいに実際に口に出すかどうかは別として「(受給者は)行き場をなくしたクズども」「こんな誰もやりたがらないドブさらいみたいな仕事」と考えている職員が描かれているのがリアル。小田原ジャンパー事件とかもあったけど、課内全体が五反田みたいな人で占められてるなんて別に珍しいことではないと思う。
ジョブ...続きを読むローテーション込みの採用形態のため、2〜3年の辛抱(劇中で言うところの「懲役」)と考えるのは致し方ないというか、それも人情だろう。
プロパー職員ではない義経が五反田のような職員との向き合っていくのか、または折り合いをつけていくのかもこれから読んでみたいと思った。

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Posted by ブクログ 2021年07月18日

裏社会が存在するのかと思うと恐ろしい。。
救いたくても縦割り社会だし 無責任な担当者であれば関係の無いことに手を出して仕事を増やしたくないと思うだろうし、、ケースワーカーの責任感の持ちようで人生が変わることもある。

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ネタバレ購入済み

住居問題

2021年02月18日

生活保護。
現時点では縁がないからか知らないことばかり。
住所がないと申請できない。
住民票がない自治体でも申請できる。
性善説で考えたいところだが、昨今のコロナ関係の補助金をみても不正受給があることは確か。
税金の支出なので厳正に審査しフォローするのはわかるが、実際、そのためにかかる経費まで考えた...続きを読むら、他の社会保障制度と合わせてベーシックインカムにしてしまってもいいのではと思ってしまう。
そして、日本の住居問題。
敷金、礼金、保証人とハードルが高い。
描かれているとおり、人口が減り空き家も増える中で住むところがないというのは社会課題。
自助努力が前提だとは思うが、難しい話。

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ネタバレ購入済み

貧困ビジネス編

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2021年02月05日

昨今話題になっている貧困ビジネス編スタートです。
切っても切れない問題なのですが、個人的には生活保護を受ける人々の人間模様を見るのが好きなのですが
そちらにスポットが当たっていない点が残念でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年11月10日

「貧困ビジネス」はじまったばかりで、まだ、凄惨なのは無し。
・76 五反田のクズっぷりと言いたいところですが、職種別採用も検討ですかね。生活保護で蹴られると、犯罪か死しかないと思う大切な部署と思うのです。
えみるの入浴は、切り替えか鋭気を養う感じでしょうか。
・79 オレンジパルム 怖い石橋で態度豹...続きを読む変な五反田先輩って、ある意味出世するタイプかと。
・82 オレンジパルムの謎解明。#77の逃亡者、石橋の部屋の作業着の謎が。
・84 逃げる押尾の捨てゼリフに言い返せなかったえみるが不憫なままつづく。
・Q&A 行政と無低が持ちつ持たれつの関係ってところにショックを受けましたよ。

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Posted by ブクログ 2020年07月20日

新年度。去る人がいて入る人がいて、いかにも「新章突入!」というムードの中、「貧困ビジネス」編スタート。生活しづらくて喘ぐ人々がいる一方で、必ず存在するそんな人に群がって利益を得ようとする人々。マフィア紛いの闇組織に、役所はどう対処していくのか…。相変わらず、キツイけど目を逸らせない作品。

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Posted by ブクログ 2020年07月06日

小説で生活保護問題を扱うと大抵は「貧困ビジネス」が出てくるから、生活保護費を不正に盗る貧困ビジネスはセットだと勘違いする読者を意識してか、9巻目にしてやっと出てきた。制度と貧困ビジネスは、決してセットではない。ということを前提にして読んで欲しい。どうも今回はその序章っぽい。

10年前、労働運動との...続きを読む関係で、ひとつの貧困ビジネスの現場を見た。目の前に、倉庫の2階を薄い板で仕分けしてひと部屋として住まわせていた鰻の寝床があった。
「すごい!こんな地方都市にもあるんだ」
と、思った。
いつもしっかり実地調査をして、生活保護制度の実態を描くこのシリーズは、そんなわかりやすい場面は、過去の一コマとしてでしか描かない。

ここに登場する角間さんは、埼玉の無料定額宿泊所から逃げてきた生保受給者だ。生保が切れていないので、埼玉に帰るように勧める主人公・義経えみるを、角間さんは無言で振り返る。無口な男ではあるが、このシリーズを読んできた読者には、いろんな反論、言い訳、訴えを語っている事を「想像」することができるだろう。結局彼は埼玉に帰らず、空腹で雨に濡れているところを、貧困ビジネスのブローカーらしき人物に拾われる。

角間さんが無言で思っていた事はいったい何なのか。おそらくこのマンガの中では全面的に明らかにならないと思う。生保受給者には、その受給者の数だけのいろんな人生があり、そのひとつひとつの事情は、育成環境だったり、色や欲からくる人生の間違いだったり、運の無さだったり、病気だったり、ホントに様々で、ケースワーカーの仕事は、それを解決することではないからだ。ただ「勘違い・思い違い」は正すことができる。それが、それだけでも、正しい知識や判断を知らされる事はもしかしたら男の人生にとってはとてつもない人生の岐路になるのかもしれない。というようなことを、貧困な私の経験から思ったりもする。このマンガは、その経験を少しだけ豊かにしてくれる。

だから、この作品は出版されると取り寄せて読むようにしている。毎度のことながら、巻末の「教えて半田さん 住まいの貧困編」は、肯(うなず)ける事ばかり書いていた。

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Posted by ブクログ 2023年04月11日

漏れてますよ、心の声が… 行き場を無くした屑共が、窓口に集まってくるよーな職場… ホームレスから生活保護申請…無料低額宿泊所へ。そこから失踪して再びホームレス…そしてまた別の区で生活保護申請。 居宅(アパートなど)を設定して保護利用するように定められています 無低=貧困ビジネスというような捉え...続きを読む方も確かにありましたが 「生存」から「生活」に支援を転換することは

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購入済み

新しい情報が欲しい

2021年11月18日

この漫画全巻読んで見ましたけど生活保護に対して特別目新しい事は描いていませんね,もっと生活保護に対して新しい情報が欲しい

#タメになる

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