あらすじ
食う者食われる者、入り乱れての最終局面!
「オレンジパルム」に住む受給者達を支配する石橋の暴挙はさらにエスカレート。
暴行を受け、ホームレス状態である角間の「安全」を確保するため、生活保護ケースワーカー・義経えみるは住居探しに奔走するがーー
累計100万部(紙+電子)突破!
“生活保護”ケースワーカー奮闘劇、最新刊。
住まいと貧困の関係に迫る“貧困ビジネス編”最終局面へ!!
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怖い
生活保護=不正受給
と言われるくらいイメージは良くない気はしていました。ただ、その不正受給を防ぐ、見つける、それを突き止める事がこんなにも危険で不安定な物だとは想像できていませんでした。
コロナ禍の貧困ビジネス、着々と
角間さんの一時的な住居探しと、石橋さん側の尻尾を、区役所職員らが全力でゼェゼェ言いながら掴む巻。
角間さんみたいなハンデを持つ人たちの発達障害は、今日こそ表になって知れられてはきたが、
昭和の時代、押さえつけられて頑張ればできるだろと言われ続け、ここまで生き逃げてきたと思うと不憫でならない。
マリア様の写真立てが、彼の心を明るく照らし続けてくれていたのかも。新しい(一時的な)アパートの窓から差し込む光の向こうにある木の風景を見て、その一瞬だけでも明るくなった角間さんの表情がとても良かったです。
えみるちゃんも課長もみんな頑張ったー!!まだ片付いてないけど!笑
とりあえず石橋さん怖すぎだしえみるちゃん助けるタイミングにヒヤヒヤしたし、この巻も色々詰まってて面白かったです。