柏木ハルコのレビュー一覧
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毒親のパート
この作品は、ある意味しんどさが伝わってくる作品であることはわかったつもりの上で読み始めました。
余りフォーカスされることのない、それでも社会で大切なケースワーカーに光を当てていることがそもそも作品として素晴らしいし、現場感が伝わってくるような描写が、しっかりした取材に基づいたものだと感じた。
特にこの巻で扱われた島岡さんの「毒親」。
自分は幸いにも生活保護にまでは至らなかったけど、近しい境遇ではあったので、島岡さんのケースを読んでいて辛くなってしまった。息子の光くんの狼狽え方、とても分かる。身に覚えがある。
親子の関係性によってはこういう境地に至ってしまうこともあり得るんだなあと考えさせられました。 -
Posted by ブクログ
生活保護受給者を食い物にする「貧困ビジネス」編。
何故こんなに大長編(3巻以上)になったのか?
連載も2年以上続いている。取材を丁寧にしたとしてもし過ぎじゃないの?‥‥いや、おそらく、し過ぎじゃない。
たった1人の路上生活者を救うだけでも、主人公たちケースワーカーだけではやっていけないことが、説得力もって描かれてきた。今回のような暴力団組織が絡んできそうな場合は、偶然を使って警察事案を避ける展開にしながらも、ものすごくリアルに作っているのがよく分かる。ケースは、初期の頃より遥かにリアルだ。
これを読みながら、私はあるケースのある「知人」の運命のことを思い出した。最終的には彼は路上生活を抜けて、その上で入院して亡くなったと聞いた。でもあの時もっと何かできたのではないか?
お金は渡せない、と言うと、
「大丈夫、大丈夫」と言いながら
部屋にあったシュガーの袋をごっそりもって帰った彼。
あの時酒屋の手伝いをしていると言っていたけど、あれは「貧困ビジネス」だったのではないか?あの虫歯だらけの笑顔の裏側に何があったのか?たとえ「貧困ビジネス」でなくても他に手立てはなかったのか?
義経さんは、一時避難の住居を探すため角間さんの「同意」をとるのさえ困難(あまりにも無口)な状態から、角間さんに寄り添い一歩抜け出す。または、「厚生」のための一歩も「信頼」を勝ち取って引き出す。その様に「本来の」ケースワーカーは、「様々な福祉の手段」と「様々な事情のある個人」を取り持つための「専門家」なのである。私はその専門家にはなれないけど、その存在を知ること、また角間さんのような「様々な事情」があることを知ることは大切なのだろう。
最終ページにずらっと並んだ取材者の面々は圧巻。NPO法人や社会福祉法人の数の多さ。こんなにも多くの団体が穴だらけのセーフティネットを支えている。 -
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バイト代
子供のバイト代まで取り上げるのかっていうけど、その子供も生活保護で生活している以上しょうがないよね。
申告しなかった方が悪いんだし・・・
こういう考え方になる時点でもう人の金で生活するのが当たり前になってる感じ。