柏木ハルコのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仕事で依存症者の担当をしていたので
全く他人事に思えなかった。
スリップした後から疑心暗鬼になって、うちを辞めていった。
救おうなんて大それたこと考えてなかったけど、
居場所になれなかったことが悔しくて泣いた。
アルコール依存症は人間関係の病というが、なるほど。
"疲れた時、頭にきた時、辛くなった時、嫌な気持ちを吹き飛ばす時に飲む。酒以外考えられない。酒は何も言い返してこない。人の苦しさをただ淡々と受け入れてくれる"
"本来の人に頼って生きる方法を何とか見つけない限り、いつでも簡単に元の生活に戻ってしまう"
だから自助グループで助け合って生きてこうって治療なんだけど、
うちの人たち皆さん自助グループ嫌いなんだよな。
それも否認てことなのか。
自助グループでなくとも、何かしら帰属できる場所が見つかるといんだけど... -
ネタバレ
再興
お試し読みしかしてないけど、恋愛感情をコントロールする薬が出たらしいという始まりにどんどん引き込まれていった。絵も女の子がぽってりふっくらと描かれててかわいい。ストーカー行為にまで及ぶくらい、彼に甘えて依存しきっている女。過剰ではあるけど、自分にも数%だけでもそういう要素はあるし、共感はできる。構成がすばらしくて、もっと続きが知りたい。
-
ネタバレ 購入済み
私的には面白かったです。
失恋日記を読んで他の作品も読んでみたいと思い、購入しました。
エロス的な部分と人間臭い人生色々系を持ち合わせた作品でした。
手塚治虫の漫画も沢山読んでいて、作品の中に設定が似ているものがあり、作者も手塚治虫ファンで、参考にしたとあり、知っている作品をモチーフにされていたので興味深く拝見しました。
心理描写も細かく、そういう目線もあるのかと感じさせられました。
一話完結というのも読みやすかったです。
-
購入済み
こういうのは色あせないね
二十年前お世話になったエロ本が押入れから見つかった感じです(笑)
全巻大人買いして、1日で読んでしまいました
一巻だけ読んで、ありえないエロ馬鹿とか思わないでください
徹底的な、一途な純愛エロ馬鹿女の子の生き様です
最後まで読んだでください。爽やかな読み終わり方ができることでしょう
多分 -
Posted by ブクログ
生活保護マンガの第三弾。不正受給(になってしまう)実態のパートから、今度は扶養義務者問題に移る。今回も、新しいパートに移る時に、一話完結の週があった。優秀で堅物のえみるの同期、栗橋千奈が主人公になっている。これがなかなか、秀逸だった。
栗橋にとっては、主人公えみるは「社会人になっても遅刻」「机の上ごちゃごちゃ」「ぬるま湯につかったようなフワフワした脳みそ」に見えて許せない。しかし、そのえみるが何度聞いても病院を受診しない理由をいわないで保護打ち切り一歩手前の受給者をたまたま応対して、その真の理由を世間話で聞いてしまう。たぶん受給者にとっては、こっぱ恥ずかしい自分の事情を「怖い」栗橋にはどうしても話せなかったのだろうし、えみるは話しやすかったのだろう。こういうのは、福祉の現場ではよくあることだと思う。ミスばかりしている職員なのに、なぜか利用者の受けがいいのである。
生活保護は、たとえどんな生活破綻者でも「健康で文化的な最低限度の生活」をする権利があることをうたった憲法により保障されている制度である。それはえみるのような役割の人物が社会に必要だから存在する制度なのではないかと私は思う。きちんとした生活をする人間しか生きていけない、存在を許されない社会だったのだとしたら、やがては社会が摩耗し壊れてしまう。というようなことに納得がいかない人は、いつまでたっても生活保護費をパチンコに使って最後の一週間は水ばかり飲んでいるような受給者を一人たりとも許さないだろうし、生活保護パッシングを続けるのだろうな。
ところで、栗橋の最後の怖いほどの怒り顔。たぶん自分に対しての怒りだと私は思う。