柏木ハルコのレビュー一覧

  • 健康で文化的な最低限度の生活 10

    購入済み

    興味深い!

    この漫画の中の色々なストーリーを読んでいるとこちらが辛くなるほどなるほど生活保護受給者に共感させられます 読むと辛かったり、重かったりしますが 読み進めずにはいられないほど興味深い分野です 今まで知らずにいた現実の人々の暮らしを慮るいい機会になりました

    #深い #シュール #切ない

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    2021年05月10日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 10

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    社会の病巣を抉る本作。貧困ビジネス編がさらに激化! 支配、暴力、強圧、搾取…ほとんどクライムサスペンスの様相を呈してきました。これが現実にも起こりうる事態なのだと思うと、恐怖を禁じえません。主人公が若い女性だというところも、流れを難しくする要因になっていて、社会問題の一端を感じます。そしてそこに追い打ちをかけるコロナ禍…。給付金詐取まで話は及ぶのでしょう。展開が気になります。

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    2021年04月22日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 10

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    貧困ビジネス編は、やはり2巻ぐらいでは終わらなかった。しかも今回は途中からコロナ禍のもとでの闘いに突入する。

    今回は表紙に初めて登場する京極係長がわりと活躍する。市の財政を圧迫するような事柄には神経質になる係長ではあるが、今回は不正支給に繋がる事案である。「意外と正義感が強い」と義経さんが驚いている。ちょっと感情的になりすぎているのを、ベテランケースワーカーの半田さんが修正するほどである。

    しかしなかなか貧困ビジネスの違法の尻尾が掴めない。奥坂さんの入院先から告白があって、その仕組みがある程度わかったものの、お役所だから決定的な証拠が必要である。その間に、奥坂さんを遠くに避難させ、角間さん

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    2021年04月14日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 10

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    ウシジマくんにもあった貧困ビジネス回、こちらの方がエンタメ感が薄くていい。貧困はエンタメにしてはいけない

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    2021年04月06日
  • ブラブラバンバン 4

    匿名

    購入済み

    ここに来て個人レッスンを受けているオーボエくんがストーリー上必要だったのが明らかに。
    『ダッタン人の~』には彼のソロが必要だものね。
    フルートもだけど。
    部活の場所取りはあるあるだね。

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    2022年12月28日
  • ブラブラバンバン 3

    匿名

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    部員が増える=白波瀬くんの恋敵が増えるのお約束セオリーになっている。
    もしかして幼い頃のトラウマが、芹生さんがなぜこんな体質になってしまったのかを紐解く鍵になるのかな?

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    2022年12月28日
  • ブラブラバンバン 2

    匿名

    購入済み

    部員も芹生さん効果(?)で徐々に増えていき、白波瀬の恋敵(?)もできてますます波乱万丈に。
    毎年普門館で金賞を取っているライバル(にもならない)校で大ひんしゅくを買ってもマイペースな芹生さんは
    やっぱり天才なんだろう。
    アルトサックスの橘ちゃんの『ちょっとコレ 超こわれてる───』には笑った。

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    2022年12月28日
  • ブラブラバンバン 1

    匿名

    購入済み

    初読み作家さん。
    映画にもなったとのこと。
    ブラバンを題材にしたものは多々あるけれど類を見ない作品。
    ストーリーも絵もド迫力がある。
    思わず惹き込まれていた。

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    2022年12月28日
  • ブラブラバンバン 5

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    最後の最後までブレずに迫力のある絵とストーリーだった。
    新入生も入ってきたし、関東大会にまで進出できて、普門館も夢じゃなくなってきて。
    芹生さんは卒業で、八田くんにバトンタッチされたから、今後は指揮者が暴走する心配もなく
    「普通」の吹奏楽部になる未来が待ってるみたい、な大円団。
    でも芹生さんの問題は解決できたのかな?

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    2022年12月28日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

    ネタバレ 購入済み

    住居問題

    生活保護。
    現時点では縁がないからか知らないことばかり。
    住所がないと申請できない。
    住民票がない自治体でも申請できる。
    性善説で考えたいところだが、昨今のコロナ関係の補助金をみても不正受給があることは確か。
    税金の支出なので厳正に審査しフォローするのはわかるが、実際、そのためにかかる経費まで考えたら、他の社会保障制度と合わせてベーシックインカムにしてしまってもいいのではと思ってしまう。
    そして、日本の住居問題。
    敷金、礼金、保証人とハードルが高い。
    描かれているとおり、人口が減り空き家も増える中で住むところがないというのは社会課題。
    自助努力が前提だとは思うが、難しい話。

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    2021年02月18日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

    a

    ネタバレ 購入済み

    貧困ビジネス編

    昨今話題になっている貧困ビジネス編スタートです。
    切っても切れない問題なのですが、個人的には生活保護を受ける人々の人間模様を見るのが好きなのですが
    そちらにスポットが当たっていない点が残念でした。

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    2021年02月05日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 5

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    アルコール依存症って難しい病気ですよね。うつ病なんかもそうですけど精神的な病というのは人に見えない。だからこそ本人も認めることが難しいし、周りも「ただの甘えじゃないか」と言いたくなる。でも病気だと認めることが治療の第一歩なんですよね。そういうのが広く認められるようになればケースワーカーの方も働きやすくなるのではないかと思ったりします。

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    2021年01月07日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

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    ネタバレ

    「貧困ビジネス」はじまったばかりで、まだ、凄惨なのは無し。
    ・76 五反田のクズっぷりと言いたいところですが、職種別採用も検討ですかね。生活保護で蹴られると、犯罪か死しかないと思う大切な部署と思うのです。
    えみるの入浴は、切り替えか鋭気を養う感じでしょうか。
    ・79 オレンジパルム 怖い石橋で態度豹変な五反田先輩って、ある意味出世するタイプかと。
    ・82 オレンジパルムの謎解明。#77の逃亡者、石橋の部屋の作業着の謎が。
    ・84 逃げる押尾の捨てゼリフに言い返せなかったえみるが不憫なままつづく。
    ・Q&A 行政と無低が持ちつ持たれつの関係ってところにショックを受けましたよ。

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    2020年11月10日
  • 花園メリーゴーランド 4

    購入済み

    ゾワゾワする感じ

    先が気になり気づいたらここに…

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    2020年08月25日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

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    新年度。去る人がいて入る人がいて、いかにも「新章突入!」というムードの中、「貧困ビジネス」編スタート。生活しづらくて喘ぐ人々がいる一方で、必ず存在するそんな人に群がって利益を得ようとする人々。マフィア紛いの闇組織に、役所はどう対処していくのか…。相変わらず、キツイけど目を逸らせない作品。

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    2020年07月20日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 4

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    借りたもの。
    どのケースも個人・家庭の貧困問題問題よりも、こじれた家族関係を強く意識させられた。
    前巻の貧しくても支え合う家族の話は美談ではないかと思うほどに……
    医師の父親を持つ青年の生活保護申請に関する話は、性虐待サバイバーの話に。前巻でPTSDの感じがあったが……
    毒親と性虐待親が同義になっているのはいささか悩ましい…ネグレクトにも虐待にも線引きされない、グレーゾーンな過干渉や自己愛型パーソナリティー障害の親による悪影響を指している……最も、虐待親を内包しているのだが。前巻の扶養照会の件の母親が毒親だと思う。
    しかしこの医師父親……身分を偽ってまで面会しようとした時点で犯罪者では?
    えみ

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    2020年07月10日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

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    小説で生活保護問題を扱うと大抵は「貧困ビジネス」が出てくるから、生活保護費を不正に盗る貧困ビジネスはセットだと勘違いする読者を意識してか、9巻目にしてやっと出てきた。制度と貧困ビジネスは、決してセットではない。ということを前提にして読んで欲しい。どうも今回はその序章っぽい。

    10年前、労働運動との関係で、ひとつの貧困ビジネスの現場を見た。目の前に、倉庫の2階を薄い板で仕分けしてひと部屋として住まわせていた鰻の寝床があった。
    「すごい!こんな地方都市にもあるんだ」
    と、思った。
    いつもしっかり実地調査をして、生活保護制度の実態を描くこのシリーズは、そんなわかりやすい場面は、過去の一コマとしてで

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    2020年07月06日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 8

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    生活保護を担当する生活課のお話。
    わたしの世の中に対する無知があらわになっていく。小学校の時に、なんとかちゃんのお母さん〜で働いてるんだって。なんて噂話面白半分にしてたこと思い出した。生活保護受給者って意外と身近にいて、国が人を支える最後の砦であるこのシステムについてもっと知りたいなと思った。
    三代つづく貧困って言うのが出てきたけど、ほんとにこれは実感できる。地元の友達にいたから。どうして、男と女で子供ができて、養育の義務、扶養の義務はお互いに平等であるはずなのに、お金を出してくださいって言わなきゃいけないんだろう。

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    2020年05月10日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 8

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    比較的ニッチな分野に目が向けられている点で、本作の存在価値は担保されていると思うけど、人間ドラマっていう観点からは、二番煎じの感を拭えない。

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    2020年04月21日
  • 愛・水族館 柏木ハルコ傑作短編集 1

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    柏木ハルコの本はやはりどこかに性的なものの臭いを感じる
    ただ必ずしもそこがメインというわけではなく
    他の作品が不自然に性に触れないため、
    際立ってしまうだけで、
    現実的には普通のレベルなのではないかなあとも思う
    そんな性を過剰に規制しない中で、
    かつ規制しないことでそれを売りにしたわけではない作品

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    2020年02月19日