柏木ハルコのレビュー一覧

  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    Posted by ブクログ

    生活保護を扱う、福祉保健部生活課に新卒で配属された主人公の仕事モノ。生活保護の実態が書かれ、考えさせられる一冊。
    著者としても「花園メリーゴーランド」等、力のある著者で、話としてもしっかりしているし、話に入って行ける構成になっている。

    0
    2014年12月15日
  • ブラブラバンバン 1

    Posted by ブクログ

    わけわかんないけど、何故か「なるほど~」と共感してしまいたくなるこの感じ。一体なんだろう。

    柏木ハルコさんは、常に言葉にできない感情の揺れ動きを漫画で表現している。ブラスをやっている人たちは、ちょっとエロい展開に怒るかもしれないけど、きっと共感できる所があるはず。
    ただ、それを僕は上手く言葉にできない。

    「共感できるけど、どこにどう共感しているのか、上手く言えない」
    この僕の思いは、一読していただければきっと理解してもらえるのではないかと思います。

    何はともあれ、青春漫画。

    …なのか?

    0
    2012年10月08日
  • 鬼虫 5

    Posted by ブクログ

    <おすすめシーン>
    人間てなに?という夜に。

    ☆そう遠くない昔、日本のどこからもたどり着けない島で、人々は独自の生活をしていた。そこへたどり着いた一人の女性。彼女の存在によって、島民たちの生活は大きく変わっていく・・・
    壮大なスケールの中で描かれた人間の本性。一見日常とはかけはなれた物語のように見えますが、自分をふくめた現実の人間達とリンクするものは多いです。結局食と性を制するものが人を制するのでしょうか。

    0
    2009年10月04日
  • 愛・水族館 柏木ハルコ傑作短編集 1

    Posted by ブクログ

    人を見かけで判断してはならんとか、心で繋がってる清い恋愛とかそおゆうのが良しとされたりする風潮もありますが、体には血が流れていて刹那的な欲求でも人同士の触れ合いだし、抱き合った体とか握った手が温かくて匂いがあって愛憎の感情があるとゆうのはとても素晴らしい事だと思います。
    ハルコさんの描く女性は心の理想のお人形みたいな清楚な人物でなくて、葛藤も欲求も愛も人として精一杯生きている健康な女性でとても僕は好きです。

    0
    2009年10月04日
  • QUOJUZ(コジューツ) 1

    Posted by ブクログ

    現在連載中ハルコさん。
    前回連載の鬼虫はシリアスでしたがこちらは明るいエロ。
    最初はまあこんなもんかな、感覚でしたがミキティに女装癖が出た所で物凄い僕の中でハルコさんの女が上がりました。いやすでにものすごい上がってるんですけど。
    特筆すべきは三女すもものゴスロリファッション描写の適当さ。
    女性作家が普通ゴスロリファッションを描くとレースとかフリルを趣味のままにすっごい細かく描いたりして、逆にそういう点で性別が分からない作者の性別判断が出来たりするのですがハルコさんと三宅乱丈はすっごいフリルを必要最低限て感じで適当に描きます。
    全くの憶測ですが両作家とも美人でモテる魅力的な成熟した女性なんじゃな

    0
    2009年10月04日
  • いぬ 1

    Posted by ブクログ

    性欲を明るくストレートに出すヒロインと彼女に真剣に恋する中島君のやり取りが面白い。自宅にバター犬を持ち、男の子に「してくれるの!?」とキラキラしてしまう淫乱な彼女はあっぱれ。恋愛→セックスへの移行がそれほどうまくもいかないことを思い出させる。ふつうの少女マンガが取り組んでくれないテーマ。ツボにぐっと切り込んでくれたお気に入り作。

    0
    2009年10月04日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    Posted by ブクログ

    区役所の生活課に配属された義経えみるさんが主人公の、ケースワーカーの物語。思ったよりも、個別具体的な事例や専門的な内容の入口的なところにも踏み込んだ、意欲的な作品だったな。ケースワーカーさんが、1人100件も担当するというのは前から知っていたけど、こうして物語の形で見てみると、担当することになる生活保護世帯は千差万別。電話を掛けてきて自殺する人もいるのが、かなりキツイなと思った。「生活保護手帳」と「生活保護手帳 別冊問答集」が分厚くて、覚えるのが大変そうだな。どんな内容か、一度読んでみたい。

    0
    2025年06月06日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

    Posted by ブクログ

    下流域では台風通過後も決して油断してはならない 欠損部を出たり入ったり動く度に堤防を削りダメージを与えていく

    0
    2025年05月13日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 13

    Posted by ブクログ

    災害編。こういう苦労があるのか… と、思う反面、現実にはほとんどこういう対応はされていないんじゃないかな、と思う。

    0
    2024年11月24日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    匿名

    無料版購入済み

    ごくろうさま

    オシゴトごくろうさまと言ってあげたいのだけれど個人的に公務員も生活保護の受給者たちもあんまり好きではないからな〜。

    #ダーク

    0
    2024年11月12日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

    Posted by ブクログ

    路上生活者の中には、精神障害や発達障害、知的障害の疑いを持つ者…さらには、障害者手帳取得の可能性を持ちながら未診断の者…がかなりの数存在することがわかっている。

    0
    2024年07月21日
  • 失恋日記

    Posted by ブクログ

    仕掛け番長ガイドから。一筋縄でいかない恋愛模様が、色んな切り口で語られる短編マンガ集。何となく量産される数多の恋愛漫画とは一線を画す、ならではの余韻が味わえる。力作。

    0
    2024年03月26日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新卒公務員のえみるは、生活保護のケースワーカーに配属される。生活保護を受ける方にはいろんな方がおり、対応されるのも大変だなと思う。もちろん、そのような状況にならないようにすることが1番なのだが、貧困、虐待、DVなどがありどう対応するのが良いのだろうと思う。
    ケースワーカーになる公務員さんの負担もあるし、生活保護をうけなくてもよいような社会構造も必要。誰しも生活保護を受けるようになってしまう可能性がある。考えさせられる漫画だった。

    0
    2024年02月14日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

    Posted by ブクログ

    貧困ビジネス編が完結!角間さんの障害が軽度ではなく中度なのはショックだった。でも、あるんだろうな、こういうこと… そして新章は災害。これも近年では有り得ない話とは思えない。

    0
    2024年01月14日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

    ネタバレ 購入済み

    ハラハラさせられる。

    主人公が暴力を受ける描写もあった貧困ビジネス編。弱者の立場から変わりたいと動いた人と、強者で支配することしか知らない人との明暗が別れた。
    ゴールではなく通過点の一つでしかないのが現実的。
    台風直撃編では、ライフラインが止まり孤島と化した住宅・住民のこれからが気になる。

    0
    2023年10月08日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 12

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    出所後の報復を思わせる手紙
    石間さんは障害の認定を受け生活就職

    台風で水没
    かつての支援者もちょいちょい出てくる
    引きこもりを心配する老人

    0
    2023年09月10日
  • いぬ 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    身も蓋もなく

    高木さん、見事なまでに煩悩の塊というか、性欲の塊みたいになっています。
    身近な同級生の中島君に、死んだビリーの代わりにお口でしてもらったり、他の男とすぐ関係したり、自慰行為に耽ってみたりと、まぁ煩悩しかないのが、ある意味、清々しいくらいです。絵柄は以前読んだ「花園メリーゴーランド」みたいな土着的なタッチです。まだ初期作品、という感はします。

    0
    2023年07月21日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 11

    Posted by ブクログ

    利用しうる社会資源の活用を含め 昨夜ホームレス支援の夜廻りで 本人也の危機回避 療育手帳 『闇バイト』SNSで勧誘 少人数での勉強の方が 

    0
    2023年06月27日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 10

    Posted by ブクログ

    彼は32歳バリバリ稼動年齢 神戸なんかだとUR安いとこ結構あります 緊急事態宣言後、家賃の支給を行う「住居確保給付金」の申請が急増。 潜在的に「住まいの貧困」にあった方が ギリギリの収入で暮らす人達の存在が「可視化」されたと思います ”貧困ビジネス編“佳境へ

    0
    2023年05月14日
  • 健康で文化的な最低限度の生活 9

    Posted by ブクログ

    漏れてますよ、心の声が… 行き場を無くした屑共が、窓口に集まってくるよーな職場… ホームレスから生活保護申請…無料低額宿泊所へ。そこから失踪して再びホームレス…そしてまた別の区で生活保護申請。 居宅(アパートなど)を設定して保護利用するように定められています 無低=貧困ビジネスというような捉え方も確かにありましたが 「生存」から「生活」に支援を転換することは

    0
    2023年04月11日