木内一裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本の警察小説ではありそうも無いほどの警察官の銃弾が飛び交う……絶対有り得ないことなのになぜか妙にリアルなのは、絵力(場面、展開)の強さからなのか。
巻末の解説では漫画家すぎむらしんいちが「映画化して!」ってコメントしてたが、実際2013年に大沢たかお、藤原竜也で映画化された。
「本当のワルとは……」
さすが漫画「ビーバップ・ハイスクール」の作者だけに、徹底したワルのあり方が超特急で展開されていく。
携帯がまだ多機能では無い時だったが、すでに情報拡散と扇動能力に着目していることに驚きでもあった。
映画を見てからずいぶん経つので、結構新鮮にまた楽しめた。 -
Posted by ブクログ
木内一裕すごい!隙がない!ラストまでほとんど完璧に面白い小説だった。矢能シリーズ4作目で登場人物も出揃って物語も深まってめちゃくちゃ完成度高まってるな。登場人物達のセリフの掛け合いがリズミカルで洗練されててめちゃくちゃカッコいい上に、今作では矢能の立ち回りシーンもあるし、栞との感情の触れ合いや矢能の心の揺れも沢山描写されててとにかく物語に厚みが出てた。虚勢を張ったおっさん達が出てくるだけの小説なのにな。掛け合いだけで1話構成してたビーバップを思い出すね。ラストで次三郎助けに行くとこも矢能が非情に徹しきれないとこが出てて最高に良くてもう星5。次三郎救出編も書いてほしい。路駐のためだけに呼ばれてるはずの篠木もちゃっかり活躍してて最高だった。