木内一裕のレビュー一覧

  • 小麦の法廷

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    『自分以外は全員敵』
    タイトルに惹かれ購入。
    新米の杉浦 小麦が、初めて担当したのは最初は簡単なトラブルと思われていた。
    しかし、その裏には、大きな謎が隠れていた。

    警察、検察、裁判所、そして被告人までも、全て敵とは、すごい状況ですね。

    『あなたは、殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか?』
    言われなき非難に、小麦はどう戦うのか?
    悩みに悩む小麦に救いの言葉をかけたのは、獄中の父であった...。

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    2025年03月09日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    物語の展開のスピード感。一筋縄ではいかない相手に、一筋縄ではない刑事が挑む。アクション映画を見たような読後感。

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    2025年03月02日
  • 喧嘩猿

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    まだ読んでない木内一裕の本あった、って事で買ったんだけど、時代物か〜と読み始めるのが億劫だった。でも読み始めてみればそこは木内一裕、講談っぽい文章で永遠にルビが振られ続ける難読さで一見とっつきづらいけど、実はすごくリズミカルでテンポよくて面白かった。物語としては主人公の石松を差し置いて勝蔵に大五郎に吃安と魅力的なキャラが多すぎて、むしろ石松の魅力ってなによ?ってなりかけたけどまあラストにかけての展開で主人公らしさは出てたかな。森の石松と言えば俺でも知ってる清水次郎長の子分なわけだけど、どう考えても残りのページ数じゃ次郎長に会いもしないだろ?って思って読んでたんだけど次郎長の子分になる前日談なの

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    2025年02月18日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    過去読んだ木内一裕作品の中では最もまあまあな内容だった。ミステリ仕立てなのかと思って読み始めたけど読み終わってみるとこれはスラップスティック・コメディだな。主人公が取り調べでど鋭い切れ味の対応する辺りは凄く良かったんだけどその後熟女と子供とキャラが追加されてドタバタしてまとまらなかったなあって印象。相変わらずスピード感ある展開で読みやすかった。カバーがこれイラストで木内一裕本人が描いてるってのびっくりしたさすが漫画家。

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    2025年02月09日
  • デッドボール

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    いやー木内一裕だわ。スピード感あって視点の移り変わりも効果的で面白くて一気に読んだ。とにかくリーダビリティが最高。デッドボールって発想も面白くてどいつもこいつも球喰らっても出塁する様子が良かった。サイコパスの弁護士が笑えるくらいにいい味出てた。エピローグも救いがあって良い。これに出てきた佐藤が矢能シリーズに出てきた佐藤だと考えるとめちゃくちゃ面白いな。

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    2025年02月08日
  • 神様の贈り物

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    おー面白い。殺人マシーンが心を取り戻すってなんとも魅力的なテーマを高いリーダビリティで描いてる。木内一裕得意のアウトローの世界と、感情を取り戻した主人公が普通の世界と触れていく姿をうまく繋いでると思う。しかし語り足りないだろ!編集者の女性や作家の男性との触れ合いをもっと描いて欲しかったしラストも言葉足らずすぎる。逃亡者物は触れ合っては別れるのが必然だけどなんとも物足りない思い。

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    2025年01月13日
  • 小麦の法廷

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    相変わらずスピード感あって一気に読めて楽しめた。ただやっぱなんか物足りない。木内一裕作品はスピード感と引き換えに人物をあまり掘り下げて描写しないから、単発のは物足りなく感じるな。なので矢能シリーズはそこを補ってて最高なんだな。ラストの法廷での展開は予想するヒントがなかなかに少なくてややアンフェアな印象。これは読めなかった、と言うよりは唐突だったかな。まあ面白かったし続編を予感させるので楽しみではある。

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    2025年01月13日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    すげースピード感あるしハードな交渉がテーマなだけあって木内一裕得意の人物たちの掛け合いのシーンが多くて楽しめたけど、その分人物や出来事の描写が浅い気もして全体的にあっさりしたライトな内容って感じ。まあ面白かったけど物足りない。

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    2025年01月12日
  • ブラックガード

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    矢能シリーズ5作目。もはや洗練された完成度すらある。本当に隙がない。今回は今後を予感させるサトウって謎の新キャラが出てきていい味を出してる。木内一裕の他の作品の主人公か?って思わせるくらいの印象。いつもながら栞も情報屋も工藤ちゃんも篠木も次三郎も最高だし、篠木なんて少しずつ頼れるようになってるあたりも読者はすごく楽しめる。登場人物の掛け合いは本当に最高だしテンポ良くて一気に読めるしとても良い。次も楽しみ。

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    2025年01月08日
  • バードドッグ

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    ひえーめちゃくちゃカッコいい。痩せ我慢して言葉足らずに喋ることに命をかけてるような男たちが出てきてめちゃくちゃクールに会話を交わしていくだけの話なんだけど、そこから滲み出てくる愛情やら侠気やらに心を打たれる。ものすごく巧みな小説だと思う。矢能と栞の関係がまずいいし、今作では美容師のお姉さんや情報屋やラストの谷繁だったり周辺の人物もすごくいい味を出してる。面白かった。

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    2025年01月06日
  • 不愉快犯

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    引き続き木内一裕。これもなかなか斬新なテーマでおもしろい!悪役視点も全く同情も共感も感情移入もできないそのキャラ設定もいいし、完全犯罪とダブルジョパディの原則と愉快犯を組み合わせたテクニカルなストーリーも面白かったし、スピード感もあった。やるなー木内一裕。しかも勧善懲悪かつ希望を感じるラスト!とても良かった。

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    2025年01月03日
  • 飛べないカラス

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    木内一裕キャンペーン中。いやーこれめちゃくちゃ面白かった。うまい。鮮やか。しかしどうしてもハードボイルド風なんだね。今回は人物が良かった。主人公の造形もいいし、周囲の主人公を愛する人たちの描写が素晴らしかった。映画に対する愛って裏表紙にあったけど、この物語はみんなに愛された男についての物語だなって俺は受け止めた。希望のある終わり方でとても良かった。

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    2025年01月02日
  • 水の中の犬

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    おもしれー。きうち先生、いや木内一裕すげえわ。切ないまでにハードボイルド過ぎんだろ。なんなのよこの悲しいまでに死に向かって突き進む主人公は。カッコよすぎるだろ。主人公の探偵の中には暴力や死や破滅に対する衝動があってどうしょうもなくそれに突き動かされるやるせなさを感じた。そして矢能の登場と刹那見せる友情もすごく良く描かれてる。とても良かった。そして物語はアウト&アウトに続く。

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    2025年01月02日
  • アウト&アウト

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    ハードボイルドで面白かった。さすがきうち先生。空手家の若者の造型がなかなか良かったので彼が死んだのは残念だった。なぜ人を殺すのに銃が好まれるのかの洞察はとても興味深かった。なんとなくマンガ的な描写もあってきうちかずひろファンはニヤリとさせられる。ヤクザもんとかの細かな描写はさすが。前日譚があるみたいなので読んでみたい。テンポも良くてさくさく読めて良かった。

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    2024年12月27日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    木内一裕『バッド・コップ・スクワッド』講談社文庫。

    いきなり冒頭から不穏な展開が連続する異色の警察小説。有り得ない程の刑事の悪党ぶりを描いているが、もしかしたら現実でも有り得なるのではないかと妄想を膨らませたりする。

    そこそこ面白いが、木内一裕の一連の作品に比べると、そこまでではない。

    埼玉県警武南警察署の5人の刑事が捜査の過程でミスを犯し、ズルズルと犯罪の闇に堕ちていく。

    武南署強行犯係の小国英臣係長、真樹香緒里巡査長、橋本繁延巡査長、新米刑事の新田智樹巡査、菊島隆光巡査長の5人が、拳銃を所持し、暴行を働いた男の身柄確保に向かう。ところが犯人と思われる松永の車を運転していたのは全く違

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    2024年12月12日
  • 小麦の法廷

    匿名

    購入済み

    最初の麦の印象は、あまり世間を知らない、可愛い新人弁護士でしたが、煙草をスパスパ吸いながら車を運転してた辺りから、思ってた女の子とはちょっとズレてきて、後半は頭のキレる大胆で面白い女の子に変わってました。登場人物も味があるとゆうか、悪人達でさえ魅力を感じてしまいました。

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    2024年10月19日
  • 藁の楯

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    幼い子が暴行、強姦され殺害された事件。
    犯人を殺した人間には懸賞金として10億円がかけられる。
    移送の任務を任されたSPがあらゆる敵から犯人を警護するが、命を守っているSPが殉職してしまう…
    私がSPだったら懸賞金関係なく殺しているかもしれません。
    犠牲を払ってまで犯人清丸の命を守る価値があるのか…

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    2024年09月14日
  • デッドボール

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    話の展開が疾走感に溢れ、ハラハラしながら楽しく読めた。佐藤のその後が知りたかったので、佐藤バージョンのエピローグもあれば、さらに良かった。

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    2024年08月04日
  • 藁の楯

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    誰が敵なのか、誰が味方なのか分からない。
    病院関係者はもちろん、同じ警察官ですら
    大勢の人間がお金目当てに、清丸を殺害しようと目論む。

    人はお金の為なら、殺害出来るのだろうか。

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    2024年07月21日
  • デッドボール

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    ネタバレ

    【記録用】
    木内さんの作品は、程よくバッドエンドで、程よくハッピーエンド。
    全部が良い方向で終わらないのが読んでて気持ちいい。

    何も上手くいかなくなった気弱な若者が、昔の繋がりから犯罪者へ。全然日常で有り得る展開。
    そこからのスピード感。

    成宮とのマンションでの戦いで、ノボルが一気に漢として成長した。
    犯罪を糧に成長してるので、良いことではないのだけど。応援したくなる。

    佐藤はどこまでもプロだった。
    ノボルに対しての責任感を持ちつつ、自分のことは自分で完結する。

    なによりエピローグが良かった。
    ノボルの人生に幸あれ!

    毎回登場人物の名前が一緒で、一気に4作?読んだのでたまにゴチャゴチ

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    2024年06月12日