木内一裕のレビュー一覧

  • キッド

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    デンジャラスギャングアクションハードボイルドバイオレンスクライムハートフルロマンスって感じたぶん最速で読んだ主人公の軽〜いノリで窮地を脱していくところとかクッソおもろい最高

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    2025年11月18日
  • 藁の楯

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    面白かった〜!!こういう、胸糞やら葛藤やら色んな感情が綯い交ぜになってて救いようのない物語が大好物!!
    テンポも良くて一気読みした!!

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    2025年10月19日
  • バードドッグ

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    ネタバレ

    木内一裕、探偵・矢能シリーズ、元ヤクザの探偵・矢能を主人公とするハードボイルド・ミステリ、この作品は読んでいなかった。見どころは小学校3年生の栞とのコミュニケーションかな。ヤクザから足を洗って探偵になった矢能だが、燦宮会会長の二木から人捜しの依頼が来る。指定暴力団・菱口組系・佐村組組長の行方が分からなくなる。さらに佐村と関係するホステスも同時期に失踪した。そして佐村の死体が発見される。クレバーな矢能はヤクザ・舎弟・警察を思い通りに使いながら真相を追求する。今回もクールな矢能の独り勝ち。栞との関係も良し。⑤

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    2025年06月29日
  • 不愉快犯

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    刑事物のミステリー作品ながら、犯人キャラの濃さがハンパなく、この犯人が次に何をしでかすか楽しみでページをめくりました!

    犯人を追う刑事もまた味のあるキャラで、気が付けば親近感を持ってしまいます。

    爽快なストーリーが読みたい方にオススメです。

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    2025年06月29日
  • 小麦の法廷

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    好みは分かれるだろうけど、私はおもしろいと思った。ずこー!となる書き方がおもしろい。ストーリーもおもしろい。

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    2025年03月28日
  • ブラックガード

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    探偵の主人公が、依頼を受けて、それを遂行する。
    ただ、この探偵はただ者ではない。主人公の魅力的な人物像と、個性的な協力者たち。謎多き依頼から、数珠繋ぎに訪れる波乱の展開に、一気に読み込んでしまう。

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    2025年03月06日
  • キッド

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    おもしれえええええ!何この小説最高なんだけど。最高のスピード感とリーダビリティ。ただ勢いがあるだけではなく計算し尽くされた無駄のなさなんだと思う。主人公やヒロインをはじめ出てくる人物がみんな魅力的。セリフの掛け合いもリズミカルでクールだしおかしみもあってとてもいい。若造なのにどこまでもタフで決して諦めない主人公の姿に惹きつけられた。解説でも言われてるように木内一裕の小説は読者の想像力を最大限に引き出すように編まれてるんだと思う。とても面白かった。

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    2025年02月21日
  • ドッグレース

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    木内一裕すごい!隙がない!ラストまでほとんど完璧に面白い小説だった。矢能シリーズ4作目で登場人物も出揃って物語も深まってめちゃくちゃ完成度高まってるな。登場人物達のセリフの掛け合いがリズミカルで洗練されててめちゃくちゃカッコいい上に、今作では矢能の立ち回りシーンもあるし、栞との感情の触れ合いや矢能の心の揺れも沢山描写されててとにかく物語に厚みが出てた。虚勢を張ったおっさん達が出てくるだけの小説なのにな。掛け合いだけで1話構成してたビーバップを思い出すね。ラストで次三郎助けに行くとこも矢能が非情に徹しきれないとこが出てて最高に良くてもう星5。次三郎救出編も書いてほしい。路駐のためだけに呼ばれてる

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    2025年01月08日
  • 小麦の法廷

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    〈杉浦小麦〉25歳、新人女性弁護士。
    こんな肩書きの主人公が活躍する話ですよ、と聞くとだいたいのイメージ像を思い浮かべることと思うが、想像の遥かに上をゆく魅力全開のキャラクターでありました。

    兄の影響で小学四年から大学までレスリングに打ち込んで身体を鋼のような筋肉の塊に鍛え上げるも、怪我により競技引退。
    その後は何かを取り戻すかのようにオシャレや恋にのめり込むがそうそう劇的に上手くいくこともなく、次は司法試験に挑戦する。恋よりも勉強。「偏差値Dランクの法学部を卒業してBランクの大学の法科大学院に進んだ。」(p46)。そして司法試験一発合格!ここまではまあわかる。

    司法修習を終えたばかりで実

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    2024年11月17日
  • ドッグレース

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    ネタバレ

    木内作品、コンプリートしているはずが、読み友さんの感想を読んで、なんと!1冊読んでいなかった~ あぶなーい。矢能シリーズ4作目。今回の矢能の敵はヤクザ、刑事、マル暴。顔見知りを放っておくと死刑になる冤罪事件。そいつが刑事に矢能を呼んでくれ!から話しが始まる。女性弁護士伝手に矢能がこの事件の重要人物を探り出す。矢能のクレバーさ、男気には惚れてしまう。しかし今回も手に汗握る展開へ。矢能の相手に損をさせないよう仕組む交渉術がオンリーワンの登場人物。今回、小学校3年生の栞と矢能との関係性が徐々に強くなっていく。⑤

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    2024年03月17日
  • ブラックガード

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    木内一裕『ブラックガード』講談社文庫。

    元ヤクザの探偵、矢能政男を主人公にしたハードボイルド探偵小説のシリーズ第5弾。

    何も恐れるものが無いアウトロー探偵というのが良い。アウトローながら時折見せる優しさも非常に良い。その上、幾つものミステリーが仕掛けられたストーリーの面白さは流石である。そして今回も矢能が引き取った娘でやけに大人びた小学3年生の栞が何とも良い味を出している。


    探偵の矢能の元に竹村弁護士を通じて、正岡道明という高齢の資産家から依頼が入る。サトウと名乗る男から正岡に2億円の価値のある商品を購入することを持ち掛けられたと言うのだ。購入の条件は矢能を探偵として雇うことだった。

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    2023年11月08日
  • 小麦の法廷

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    新米弁護士 小麦の活躍ぶりがとても面白い。
    有罪をあっさり認める被告人、無罪にするには!水掛論とヒントを得 第4章へ「小麦の戦い」

    ミッチーが何かやらかしそうでヒヤヒヤしましたが良いキャラです。100%信用は出来ないけどね

    最後までワクワクしながら読めました。

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    2023年09月24日
  • アウト&アウト

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    面白かったー!
    「水の中の犬」をすっ飛ばして読んだので、矢能と栞が一緒に暮らす経緯や、探偵との何やかやは分かんなかったけど、それでも問題なく楽しめた。
    矢能やその周りにいる人達がいい仕事しますね。
    死ななくてもいい人達が死んでしまうと思ってたけど、最後の展開でスカッとした。
    これはもう、前日譚の「水の中の犬」をすぐに読みたい!

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    2023年08月12日
  • 小麦の法廷

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    まず、表紙に惹かれた。
    そして木内一裕さんの小説。きうちさんといえば
    『ビー・バップ・ハイスクール。』
    まさか同じ人だったとは!。

    新人弁護士、小麦が初めて持った刑事裁判。
    1日で終わるはずの内輪の傷害事件が
    世間の注目を集める裁判に発展してしまい
    孤立無援状態。
    でも小麦の心のツッコミや冷静に切り替える頭の良さ
    、どうやってこの難局を乗り越えるかと思ってたら、、、
    これ、絶対シリーズ化してほしい。

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    2023年07月09日
  • 藁の楯

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    着想がすごい。

    ハードボイルド、バイオレンス物は苦手なのだが、これは、

    魅せられてしまった。

    始めから、どうしようもないように基本設定を落とし込んでいて、ただ読者は、その展開に呑み込まれていくばかり。

    木内一裕さんは、マンガ、『ビー・バップ・ハイスクール』の作者で、この『藁の盾』が小説家に転身してのデビュー作だという。

    10年前には映画化もされていた、とのこと。大沢たかおさんも藤原達也さんも、イメージはピッタリだな、観ていませんが。

    いや、恐れ入りました。
    ツッチー、ありがとう。

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    2023年02月14日
  • 小麦の法廷

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    これは面白かった!
    キャラクターの個性といい、立場といい、なんだか応援したくなる。
    物語としては、さらっとしていて、読みやすいが、長年ミステリーを読み込んでいる人からしたら、物足りないかも。
    かなりの数の方が、シリーズ化を希望しているのもうなずけます。

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    2023年02月01日
  • 小麦の法廷

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    殺人事件のアリバイ作りのために別の場所で起きた傷害事件で有罪になろうとする被告を、無罪にしなければいけないお話

    元レスリングのオリンピック選手候補で司法修習が終わったばかりの25歳の新人弁護士 杉浦小麦
    諸事情により事務所に所属することができずにケータイ弁護士として開業したため、金銭的に苦しい
    そのため、通常ではありえない成功報酬の相続人探しの依頼と並行して、国選弁護の案件を受任する
    一日で公判が終わるような仲間内での障害事件のはずが、実は殺人事件のアリバイ工作に利用されている可能性を警察から知らされる
    弁護士倫理、社会正義、自己保身の狭間で小麦が取った弁護方針とは?

    帯には「警察、検察、

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    2023年01月18日
  • 小麦の法廷

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    木内一裕『小麦の法廷』講談社文庫。

    元レスリングのオリンピック候補で25歳の新人弁護士・杉浦小麦を主人公にした法廷ミステリー。

    小気味良いテンポでストーリーは展開し、変にぶれることもなく、気持ち良い。意外にもマジな法廷ミステリーだった。新人弁護士の杉浦小麦はガチガチの鉄板裁判で如何にして無罪を勝ち取ろうと言うのか。

    少し惜しいのは幾つかの伏線を回収しないまま結末を迎えたこと。続編があるならば是非、そちらで取りこぼしの伏線を全て回収してもらいたいもの。

    冒頭に描かれた非合法組織の人物と思われる男による3人の射殺事件は杉浦小麦の初めての刑事事件裁判と密接に関わっていく。もしかしたら小麦が別

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    2022年11月08日
  • キッド

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    すごくスピーディで主役がアクティブでポジティブで読んでいて気持ち良かった。

    キッドって若者って意味なのに
    ずっとキッズと間違っていて
    何時になったら子どもが出てくるんだろうかと
    勘違いしたままラストを迎えてしまった。

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    2022年09月23日
  • 嘘ですけど、なにか?

    購入済み

    アイデンティティに響く

    僕のアイデンティティに響くこの言葉。

    わたしは不誠実な人間だろうか?時々そう思う。答えはいつもノーだ。わたしは誠実な人間だ。けれど正直な人間というわけではない。「ウソのつけない正直な人」とは対極の存在なのかも知れない。わたしは平然とウソをつく。だがそれは自分の利益のためや、相手を傷つけるためのものではない。それどころか、わたしのウソは相手をつかの間ハッピーにさせる。

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    2022年05月01日