【感想・ネタバレ】ドッグレースのレビュー

あらすじ

矢能シリーズ史上最悪の状況に追い込まれた探偵・矢能。ピンチと興奮の渦に巻き込まれ、歯を食いしばりながら一気読み必死。鬱憤を吹き飛ばす極上の木内エンターテインメントに乗り遅れるな!!

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Posted by ブクログ

木内一裕すごい!隙がない!ラストまでほとんど完璧に面白い小説だった。矢能シリーズ4作目で登場人物も出揃って物語も深まってめちゃくちゃ完成度高まってるな。登場人物達のセリフの掛け合いがリズミカルで洗練されててめちゃくちゃカッコいい上に、今作では矢能の立ち回りシーンもあるし、栞との感情の触れ合いや矢能の心の揺れも沢山描写されててとにかく物語に厚みが出てた。虚勢を張ったおっさん達が出てくるだけの小説なのにな。掛け合いだけで1話構成してたビーバップを思い出すね。ラストで次三郎助けに行くとこも矢能が非情に徹しきれないとこが出てて最高に良くてもう星5。次三郎救出編も書いてほしい。路駐のためだけに呼ばれてるはずの篠木もちゃっかり活躍してて最高だった。

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2025年01月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

木内作品、コンプリートしているはずが、読み友さんの感想を読んで、なんと!1冊読んでいなかった~ あぶなーい。矢能シリーズ4作目。今回の矢能の敵はヤクザ、刑事、マル暴。顔見知りを放っておくと死刑になる冤罪事件。そいつが刑事に矢能を呼んでくれ!から話しが始まる。女性弁護士伝手に矢能がこの事件の重要人物を探り出す。矢能のクレバーさ、男気には惚れてしまう。しかし今回も手に汗握る展開へ。矢能の相手に損をさせないよう仕組む交渉術がオンリーワンの登場人物。今回、小学校3年生の栞と矢能との関係性が徐々に強くなっていく。⑤

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

木内一裕先生の二冊目、実力に思い知らされる
やくざ相手に挑む物語だが、実力がある探偵が
主人公で気持ちよい(´・ω・`)

ご都合主義的にピンチからの逆転ではなく策略
抜かりなく目的を達成する作品は最高ですな

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2022年12月22日

Posted by ブクログ

 あぁ、もう読んじゃった。ずっと読んでいたかったのに。そして終わってから気付いた。あら、3作目読み飛ばしてんじゃん。さてさて、また遠藤憲一に会い行ける幸せ。

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2022年12月02日

Posted by ブクログ

今回も面白かった。
探偵は正義の味方ではない。冤罪を許せないという義侠心で動くわけでもない。プロだ。
栞ちゃんからの依頼を受ければプロとして仕事をする。
まぁ、不器用なこと。

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2021年09月16日

Posted by ブクログ

矢能探偵シリーズ4作目。
相変わらずケナゲな栞ちゃんに癒されたりほだされたり。
「お父さんがケガをすると、栞ちゃんが悲しみますよ」
「俺はケガをしないんだ。ただ相手がケガをする場合があるんで~
の会話には頬が緩んじゃいました。
けど、今回の栞ちゃんエピソードは完全に別建てのオマケ感がありました。

片や本筋の方も、安定の緊張感とスピードでグイグイ読ませますけど、何故かあんまり手に汗握るようにはハラハラしなかったなぁ。矢能探偵には簡単すぎる案件だったからなのかも知れません。

新たなプロフェッショナル、河村との繋がりが出来たのが今後の布石になるのでしょうか。あぁ、早く「次」を読みたい!

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2021年01月28日

Posted by ブクログ

人気俳優とカリスマ歌姫が惨殺された。動機のあるドラッグの密売人が逮捕されるも、冤罪を主張。弁護人から協力を請われた元ヤクザの探偵・矢能は、裏社会のディープゾーンに立ち入り、容疑を覆す鍵を握る前科者の捜索に乗り出す。
最高難度の人捜し、その行方はーー。

一気読み必至の「高回転」犯罪サスペンス!

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2021年01月17日

Posted by ブクログ

木内一裕『ドッグレース』講談社文庫。

元ヤクザの私立探偵・矢能雅男シリーズ第4弾。ハードボイルドぽいストーリーで展開が早く、面白くはあるが、どうにもしっくり来ない。主人公の矢能が何度か窮地に陥るが、余りにも運良く助かるのがその理由だろう。

ドラッグの噂があった人気俳優とカリスマ歌手が頭部を銃撃された状態で発見される。容疑者として逮捕されたドラッグの密売人は無罪を主張し、雇った弁護士からの依頼を受けて矢能が真犯人を調査することに……

また、ラストに無理矢理こじつけた感の強い矢能の娘の栞がお気に入りの美容院のおねえさんのくだりは不要のように思う。

本体価格660円
★★★★

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2020年11月23日

Posted by ブクログ

面白かった
矢能シリーズ、第四段
元ヤクザの探偵の矢能と栞との物語。
今回もハードボイルド+ミステリーの展開です。

ストーリとしては、
人気俳優とカリスマ歌姫が惨殺。
ドラッグの密売人が逮捕されますが、冤罪を主張。
雇われた弁護士から協力を依頼され、矢能が調査を開始します。
ヤクザを恐れることなく、踏み込んでいきます。一方で、警察側からもマークされることに。ヤクザとの会話ん駆け引きがまたすごいですが、徐々にキーを握る人物へとたどり着きます。
そして、その人物をさらうところがまたすごい。
そのキーとなる人物を掌握できるのか?
冤罪を晴らすことができるのか?
といった展開です。

本作では、栞との関係がちょっときつい。
とはいえ、最後はハッピーエンド

前作同様楽しめました。

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2022年01月09日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目なんですね。
初めて読みます。
展開が目まぐるしく大変です。
もう少しシンプルでもいいと自分は思います。
他のシリーズを読みたいですね。

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2021年05月28日

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