木内一裕のレビュー一覧

  • キッド

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    きっかけは近所の煙草屋の少女からのSOS。ちっぽけなビリヤード場を経営する二十歳の兄ちゃんが出向いてみると死体が一つ。その死体を巡って事態は命を懸けた戦いへと発展してゆく。放火、リフォーム詐欺、死体遺棄、誘拐!?恐るべき小僧が過剰な人助けに奔走する痛快・疾走エンターテインメント登場。

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    2018年06月24日
  • アウト&アウト

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    探偵見習いで元ヤクザ。矢能が呼び出された先で出くわしたのは、死体となった依頼主と妙な覆面を被った若い男。図らずも目撃者となり、窮地に追い込まれた矢能。しかし覆面男は意外な方法で彼を解放した。これが周到に用意した殺人計画の唯一の誤算になることも知らずに。最も危険な探偵の反撃が始まる。

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    2018年06月24日
  • 水の中の犬

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    探偵の元にやってきた一人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。

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    2019年08月17日
  • 藁の楯

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    二人の少女を惨殺した殺人鬼の命に十億の値がついた。いつ、どこで、誰が襲ってくるか予測のつかない中、福岡から東京までの移送を命じられた五人の警察官。命を懸けて「人間の屑」の楯となることにどんな意味があるのか?警察官としての任務、人としての正義。その狭間で男たちは別々の道を歩き出す。

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    2018年06月24日
  • デッドボール

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    仕事なし、彼女なし、借金あり。とにかくツイてない。律儀なことが唯一の取り柄。そんなノボルに持ちかけられたのは、絶対に失敗するはずのない完全誘拐計画。その報酬は一千万円。人生を立て直すためのたった一度の犯罪。そう誓って受けたこの仕事。だが彼は、身に覚えのない事件の殺人犯になっていた。

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    2018年06月23日
  • 不愉快犯

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    人気ミステリー作家・成宮彰一郎の妻が行方不明になった。殺害の現場とされた潰れたビデオ販売店には、大量の血痕と成宮の靴跡が。「遺体なき殺人」の容疑で逮捕・起訴された成宮の、邪悪なる「完全犯罪」プランとは?

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    2018年06月21日
  • バードドッグ

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    日本最大の暴力団・菱口組系の組長が姿を消した。調査を依頼された元ヤクザの矢能の危険で明晰な推理が冴える。
    被害者も容疑者も探偵も視線が鋭い物騒な男ばかり。そんな中で、矢能の娘・栞の存在の微笑ましいことこの上ない。決して幸せな生い立ちではない二人の寄り添う姿に、ちょっと目頭が熱くなる。ラストシーンの画用紙に描かれた絵に、矢能と同じく変な音が喉から漏れた。

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    2017年04月07日
  • 神様の贈り物

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    欲したのは心、失ったのは愛、残ったのは罪。

    神様の贈り物とは?

    愛しくて、切ない、最高の殺し屋、カン・チャンス♡

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    2017年03月16日
  • デッドボール

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    おんもしろかった~~~っっ!!!w

    いやー、しかしサイコパスってホント怖いですねー!!!

    「デッドボールってのは終わりじゃない。これから塁に進めるんだぞ」
    うーん、いいねぇ!www

    ノボルもいいし、佐藤もいい。そして、愛海もいい。
    木内作品なだけに、やっぱ痛いシーンもあったけどw
    読後感よし!気分爽快!!
    さー、次!どんどん行ってみよ~!!www

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    2017年03月11日
  • キッド

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    主人公は麒一。「麒麟ビールの麒に、一番搾りの一」いいねぇ!www

    ひょんなきっかけで知り合った美人モデル・圭子・・・ドド子って!呼び名が酷いww でも、疾風怒濤のような女の子でもあるから、それもまた良し!ってことでw

    痛快!爽快!そして疾風怒濤のストーリー展開!ww
    いやー、おもしろかったなぁ!
    木内さんの小説に出てくる人、みんなタフすぎて「ダイ・ハード」も真っ青!って感じw
    今回も、そうとう痛いことだらけだけど、木内さんの場合、体験してそうでコワイwww

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    2017年02月25日
  • デッドボール

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    あれよあれよと進む展開が気持ち良い。
    佐藤と成宮の頭脳戦が予想できなくて面白い。
    痛いの苦手なので、剪定バサミさえなければ、、、って思う。

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    2017年02月06日
  • キッド

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    こんなに疾走感のある小説、なかなかない!
    ハードボイルドな池袋ウエストゲートパーク。

    何度も何度も窮地に陥るのに、機転を利かせてすり抜けていくキイチかっこいい。ただ者じゃない(笑)
    スピードがあるだけじゃなく、キャラの考え方や個性も多すぎず少なすぎず分かりやすく書かれてたのがすごい!
    キャラの見た目や雰囲気がなんとなく想像つくし状況が絵で思い浮かぶ感じ、なんだろうと思ったらこの作者さんもともと漫画家なのね。なんとなく納得。

    ただ、終わりがなんとなくあっけなかったのが寂しかった。あんなに大冒険したのにな、って。
    違うのも読んでみよう。

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    2016年12月12日
  • 神様の贈り物

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    無表情・無反応の殺し屋カン・チャンス。心を持たない史上最強の男が神様から贈られた物は、彼の生き方を変えることになる。ひと味違うハードボイルド。
    木内作品に登場するヒーローは、いつも風変わりだ。本作のチャンスも今まで出会ったことのないタイプだが、何故か惹かれてしまう。心が有っても無くてもやることは一緒だが、自らの存在意義の有無が違う。やっぱり人間は誰かの為に生きることが大切だ。

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    2016年10月31日
  • 水の中の犬

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    探偵さん、ずっと怪我しっぱなし。
    最終章までよく死ななかったなぁ。
    みんな銃撃戦シーンが多かったけどみんな撃つの下手じゃない?
    でも全体的に面白かった。
    矢能さんがカッコイイ。

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    2016年01月13日
  • キッド

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    あらすじ(背表紙より)
    きっかけは近所の煙草屋の少女からのSOS。ちっぽけなビリヤード場を経営する二十歳の兄ちゃんが出向いてみると死体が一つ。その死体を巡って事態は命を懸けた戦いへと発展してゆく。放火、リフォーム詐欺、死体遺棄、誘拐!?恐るべき小僧が過剰な人助けに奔走する痛快・疾走エンターテインメント登場。

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    2015年10月05日
  • 神様の贈り物

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    『チャンス』が素敵すぎる。愛おしい。
    フィクションならではのキャラつくり、さすが漫画家!

    感情のないダークヒーローが殺人しまくり しかも無敵、だけではないのです。

    数百円払っての この娯楽感、木内氏の読者サービス精神素晴らしいです。
    読むメンタルが落ち気味で、魅力的なキャラにグイグイ行かせてほしい時はぜひ木内作品を!

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    2015年08月26日
  • 水の中の犬

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    木内作品の主人公は一様に目が離せない.向こう見ずで儚げで幸薄い姿が印象的.今作も最初から最後までハラハラドキドキの面白くてとても切ない作品でした.
    以下あらすじ(裏表紙より)
    探偵の元にやってきた一人の女性の望みは恋人の弟が「死ぬこと」。誰かが死ななければ解決しない問題は確かにある。だがそれは願えば叶うものではなかった。追いつめられた女性を救うため、解決しようのない依頼を引き受けた探偵を襲う連鎖する悪意と暴力。それらはやがて自身の封印された記憶を解き放つ。

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    2015年04月12日
  • キッド

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    さらっ読めて爽快!おもしろい!
    登場人物みんなが魅力的。ほんとかっこいいお話です。頭脳抜群、困った人はほっとけない魅力的な主人公が、ひょんなことからヤクザ絡みの事件に巻き込まれてくお話。
    池袋ウエストゲートパークとか好きな人はオススメ。まさに痛快。

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    2015年04月11日
  • 神様の贈り物

    ネタバレ 購入済み

    木内氏らしいクライマックス

    木内氏のハードボイルドは絶妙な切り返しと終わり方だなぁとつくづくおもいました。
    設定は最近少し見る感じ(脳疾患による感情欠落?)と思いましたが、奇跡的な生き死にの攻防、勧善懲悪でないグレーな人間関係など木内氏色が細かなところからも出てます。

    ここでエピローグ?サスペンス?
    てのがありましたが
    続編が読みたいなぁ。

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    2015年03月31日
  • キッド

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    スピード感満載!
    最後までおもしろかったよ。こういうのを省くことなく映画化できたらいいな、と思うけど、やっぱしなくていいや。

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    2014年12月13日