【感想・ネタバレ】不愉快犯のレビュー

あらすじ

人気ミステリー作家・成宮彰一郎の妻が行方不明になった。殺害現場とされた潰れたビデオ販売店には、大量の血痕と成宮の靴跡が。「遺体なき殺人」の容疑で逮捕・起訴された成宮の、邪悪なる「完全犯罪」プランとは? 天才悪役が、警察を、司法を、マスコミを翻弄する前代未聞の犯罪エンターテインメント小説!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

刑事物のミステリー作品ながら、犯人キャラの濃さがハンパなく、この犯人が次に何をしでかすか楽しみでページをめくりました!

犯人を追う刑事もまた味のあるキャラで、気が付けば親近感を持ってしまいます。

爽快なストーリーが読みたい方にオススメです。

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2025年06月29日

Posted by ブクログ

面白く読みやすくて面白かった。    
刑事訴訟法第340条のことを知ったときは、こういうことが起こりうるんじゃないかと思ったけど、やっぱりこういうことは現実でも起こってるんじゃないかなぁと思わされる小説だった。

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2018年01月07日

Posted by ブクログ

引き続き木内一裕。これもなかなか斬新なテーマでおもしろい!悪役視点も全く同情も共感も感情移入もできないそのキャラ設定もいいし、完全犯罪とダブルジョパディの原則と愉快犯を組み合わせたテクニカルなストーリーも面白かったし、スピード感もあった。やるなー木内一裕。しかも勧善懲悪かつ希望を感じるラスト!とても良かった。

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【記録用】
話がどんどん変わってくる。
主観の人物も章?ごとに代わるときも。
成宮を逮捕してからの展開が一気に面白くなって、速攻で読み終えた。止めれなかった。


自分的には、水の中の犬やアウト&アウトより入り口は魅力的に感じなかった。
冒頭の成宮が絶対に怪しいのになぁ。
佐藤さんいい人なのになぁ。
この人だけは何かを確信してるだろうに、警察の身内のやっかみで飛ばされるのかぁ。
とかってぼんやーり思いながら読んでたら、
成宮が逮捕、裁判で無罪を主張。
こっから怒涛の面白さだった。

完全犯罪からの無期懲役。警察の意地。
兼子が絶対いいやつ。冒頭のマンボウ顔ってアウト&アウトにも出てきてる人かな??

エピローグを読んでスッキリした。
わたしはキャラを大事に読んでるタイプなのかもしれない。
だから後半で色んなひとの人間味が少しずつ出てきて、面白くなったのかもと思った。

なんか上手に書けないけど、全部の伏線を綺麗に回収してて。
この先生ハッピーエンドになりすぎない塩梅で終わってくれる。
ので個人的にそこがすごい好き。

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2024年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんな不愉快な人見たことない!!

出て来る人物が大体不愉快。


自分の才能をひけらかす成宮。
不倫する妻。
不倫相手とその妻。
ストーカー野郎。
下衆い取り調べする河上。


よくもこんな不愉快な人が出て来るな~って感心しちゃいます(笑)


本のタイトル【不愉快犯】ってつけた人は天才だと思う。

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2021年01月23日

Posted by ブクログ

知的犯罪ゲーム
このゲームの愉悦を求め、多くの悪の主人公が世界制覇や地球征服を企む「最上の楽しみ」
眠い目で読むと分からなくなったので中断して、朝から読んでいました
タイトル通り不愉快な犯人です(笑)

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2019年11月10日

Posted by ブクログ

人気ミステリー作家の妻が行方不明になり、大量の血痕が見つかった現場には彼の靴跡が。
死体が発見されないまま彼を逮捕したが、事件は思わぬ展開へ。

一事不再理で完全犯罪というのは今までにも読んだことがある設定ですが、この犯人は本当に不愉快極まりない。
タイトルの意味がよくよくわかり、読めば読むほど不愉快になっていく。
これほど憎いと感じた犯人はそういないかもしれない。

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2019年03月01日

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じっくりというよりもテンポよくキャッチーな文章だなと思ったら元々漫画家なのか。そして、一事不再理のことをずっと一事不再審だと勘違いしてたことが判明。初心者でも読めるし濃さもある、幅広い作品。

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2018年08月09日

Posted by ブクログ

人気ミステリー作家・成宮彰一郎の妻が行方不明になった。殺害の現場とされた潰れたビデオ販売店には、大量の血痕と成宮の靴跡が。「遺体なき殺人」の容疑で逮捕・起訴された成宮の、邪悪なる「完全犯罪」プランとは?

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2018年06月21日

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ミステリー作家が仕掛ける完全犯罪!
これは面白かった。
犯人成宮と警察との攻防に引き込まれます。
エンターテイメントとして楽しめました。

人気ミステリー作家成宮の妻が行方不明。
自宅には血痕が..
そして、ビデオ販売店で大量の血痕と成宮の靴跡が発見されます。
遺体が見つからないものの殺人容疑で逮捕
過酷な取り調べの中、ビデオ販売店で刺し殺して、海に死体を捨てたと自白。
しかし、裁判中に、雪の中から外傷のない妻の遺体が発見されます。
結果、成宮は無罪に。
そして、一事不再理として、再訴されないこととなります。

ここから、警察VS成宮の戦いが面白い!
完全犯罪が成立するのか?
それを打ち破って成宮に罰を与えることができるのか?

テンポよく進むストーリで、エンターテイメントとして楽しめました。
ドラマになったら面白いのに!!

お勧めです

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

人気ミステリー作家の妻が行方不明になった。三鷹署の新米刑事ノボルは先輩刑事とともに捜査を開始。次々に容疑者候補が浮かぶなか、「どうせなら死んじゃっててくんないかなぁ…」と不愉快な言動を繰り返す夫の真意とは…。

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2024年01月27日

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テンポが良く気持ちよく話が進んでいく。
話に深みがないような気もしたけど、読みやすくて面白かった。
著者の他の作品も読んでみよう。

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

テンポ良くさくさく話が進む。
そう上手くはいかないとも思うけど、確かにミステリー作家なら完全犯罪出来ちゃうかも。それをみんなに知ってもらいたくなっちゃうかも、と思わせるお話だった。

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2023年03月27日

Posted by ブクログ

ゲーム感覚ですね。
本当に殺人事件があったのかと思います。
リアル感がないですね。
それが面白いのかな。

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2021年05月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は3.

内容(BOOKデーターベース)
人気ミステリー作家・成宮彰一郎の妻が行方不明になった。殺害の現場とされた潰れたビデオ販売店には、大量の血痕と成宮の靴跡が。「遺体なき殺人」の容疑で逮捕・起訴された成宮の、邪悪なる「完全犯罪」プランとは?天才悪役が、警察を、司法を、マスコミを翻弄する前代未聞の犯罪エンターテインメント小説!

う~ん。殺された妻がどしようもないわがままとか、擁護した彼女が実は・・・とか、もう少し動機にパンチが欲しかったかも。最後はだらだら読みだった。

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2019年08月05日

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邪悪なミステリー作家が計画した完全犯罪。前代未聞の犯罪に、警察・司法・マスコミは翻弄される。正義は果たされるのか。
憲法三九条・一事不再理。ひとたび無罪が確定した被告を公訴事実の同一性を有する訴因で再び訴追することを禁じる司法制度上の原則。いろんなトリックが古今東西あったが、これは斬新です。ただ、魅力的な登場人物に欠けるのが残念。

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2018年05月13日

Posted by ブクログ

木内一裕『不愉快犯』講談社文庫。

ミステリー作家が自ら考えた完全犯罪を実証するというストーリー。これまでの木内一裕作品と比べ、出来としては今一つだった。

こねくりまわした完全犯罪のトリックが、何故かあっさりと警察に見破られ、いつの間にやら、ミステリー作家は極悪非道の男のレッテルが貼られるという不可解さ。

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2017年10月18日

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