木内一裕のレビュー一覧

  • アウト&アウト

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    シリーズ2作目は、探偵·矢能の1作目。
    登場するキャラクター達、スピード感、展開が良く、イッキ読み必至!
    映画も観ましたが、遠藤憲一以外の俳優でも観てみたい!

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    2022年03月02日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    編集者亜希が知り合ったのはスマートな高級官僚。
    嘘つきな2人にはロマンスが芽生えた後に、おかしな攻防が繰り広げられることになった。
    再読。
    登場人物が多く、間を開けて読みのは一苦労と、一気読みに変更。
    怒涛の展開に夢中になりました。
    亜希ちゃんあっぱれ。
    物語の中とはいえ、簡単に犯罪が仕立てられてしまうのは嫌だな。
    多感な時期にこの件に居あわせることになった八郎兵衛のその後が気になります。

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    2021年12月08日
  • 神様の贈り物

    購入済み

    良い読後感

    最高です。

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    2021年11月28日
  • キッド

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    ネタバレ

    水の中の犬
    アウト&アウト
    に続いて、こちらを読んでみた。

    めちゃおもろい。1日で読んじゃったよ。

    最後の解説にあるように、木内さんの本は、
    ①スピード感ありまくり
    ②読みやすい
    ③映像を思い描くことができる
    まさに解説の方のおっしゃるとおり!

    そして私的には真底悪い奴は、いないと思った。
    悪いのかもしれないけど、なんだろう?
    憎めないなぁと。
    敵の皆さんも何気に可愛かったり(笑)

    あとドド子のあだ名の由来が納得ぅ。
    山田ジローの本名を知ったときの麒一の突っ込み
    「韻を踏んでんの?ラッパーかよ」
    に、めちゃウケたぁ。

    みんな生きてるから続編希望するけど、これ2010年とかの本

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    2021年11月07日
  • アウト&アウト

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    ネタバレ

    「水の中の犬」と一緒に購入
    「水の中の犬」がめちゃくちゃ面白かったから、ソッコー読みました。

    前作で亡くなった探偵の後を、前作でめちゃくちゃカッコいかった矢能が継いでるという続編
    ちゃんと栞ちゃんも預かったまま、面倒をみてる。

    探偵業の話だけど、完全に極道でメチャクチャするなぁ矢能(笑)

    第二章は数馬側の気持ちが分かり、切なくて良い。
    矢能のファンだったはずの私が、数馬の応援をしてしまう。

    第三章の終わりで、自分が悪の側にいることを数馬が気づいて矢能に仕事として依頼するとこは、もうウルウルもん。(←実際は泣いてないけど)

    でも第三章で感動した分、ラストのドタバタは、ちょっとコメディっ

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    2021年11月06日
  • 飛べないカラス

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    木内一裕『飛べないカラス』講談社文庫。

    冒頭から漫画か映画ようなスピーディな展開が連続するハードボイルド風エンターテイメント小説。

    なかなか面白い。スピーディな展開の中で次々とミステリーがうねりを見せる。そして、未来を感じさせるような感動の結末。3拍子も4拍子も揃った快作である。

    主人公は元売れない役者の服役囚。主人公の加能健太郎は父親の工場を受け継いだが、経理担当に口座から1億円を持ち逃げされ、さらには経理担当を捕まえたところ、持病の心臓病が悪化し、目の前で亡くなる。

    納得のしようがない監禁傷害致死の罪で4年間服役した加能がシャバに戻ると、かつて付き合いのあった映画監督から不倫相手と

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    2021年10月31日
  • 藁の楯

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    ネタバレ

    ずっと前に映画では見てた。大沢たかおがカッコ良いな〜と。藤原竜也のクズ振りも凄いな〜と。
    映像化されたものも楽しいのだけど、やっぱり迫力や臨場感は活字の方がいいように思う。

    やり方はどうであれ、身内を殺された親族は蜷川の気持ちと変わらないはず。
    清丸は変態サイコパスだからクズなのか?交通事故を起こして運転手の運転ミスを誰もが疑わないのに運転していた自分ではなく車が悪いのだと主張するのも立派な…。

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    2021年07月07日
  • 嘘ですけど、なにか?

    購入済み

    その時の情景がパッと頭に浮かんでくる様な感じがします!
    絡まりながらも流れる様な文脈は立体感のある3D!
    読んだ人をゾクゾクっとさせてくれます!

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    2020年09月30日
  • 藁の楯

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    ネタバレ

    前代未聞の展開!警視庁SPの銘苅が少女2人を惨殺した犯人清丸を福岡から東京警視庁へと護送する。清丸を殺害したら10億円のプレゼント!を全国広告で周知。10億円欲しさに警察を含め清丸を狙ってくる。新幹線、車、タクシーではジェットコースター感満載で一気読みしました。同行する警察関係者も清丸を狙う中、信じられるのが自分しかいない状況。木内さん2冊目ですが、このスピード感はたまらない。久しぶりに手に汗を握りました。絶体絶命の中で助けてくれたタクシー運転手の千賀子の最期には、なんとも・・遺憾の意を表します。

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    2020年08月16日
  • アウト&アウト

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    ネタバレ

    もとヤクザで探偵の矢能が、安田が殺された現場で数馬と遭遇。ここから、事件が始まる。いきなり数馬から屈辱的な仕打ちを受けた矢能。どうしても腹の虫が収まらない。一方、可愛く頭の良い栞が、矢能を翻弄する。数馬が安田殺しを依頼された理由を理解できたその瞬間から、自分の過ちに気付き、数馬は矢能に黒幕への対応を託す。最後は矢能の機転により真実以上の仕打ちを黒幕に与え再起不能にした。栞との関係もより良い状態に。後味が最高でした。木内さんの本、この爽快感をどう表現すればいいのだろう。もう少し感想文の勉強をしよう。

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    2020年08月12日
  • キッド

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    ネタバレ

    このジェットコースターストーリーが癖になる。麒一が近所のタバコ屋の婆さんと中学生莉緒を忖度して、婆さんの父親(莉緒の父親)の死体を遺棄する。しかし何故かその死体は他国の大統領の身代わり工作に利用される重要な死体。その黒幕との戦いに負けたかと思ったら逆転勝ち、勝ったと思ったら逆転負けの繰り返し、思い浮かぶのは吉本新喜劇のコント(何でやねん!)。このコントを面白くする役者としてドド子、ノブ、山田ジロー。特にドド子のパーソナリティはとても大好き。やっぱりこの一件後、麒一とドド子はいい感じになったのかな。

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    2020年08月12日
  • デッドボール

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    ネタバレ

    サイコパス弁護士との息が詰まる展開も、最後にはサイコパスを撃退し、デッドボールからの「痛快」を味わえる作品。報われない人生を送るノボル。彼女との別れ話、借金16.5万円が返せない。丁度やばい人からやばい仕事を引き受ける。仕事内容は金持ちの子どもを誘拐し身代金5000万円を頂戴する計画。しかし、身代金の受取りに失敗し、子どもを無事に帰す。その日のニュースで誘拐犯に5000万円取られ、さらに殺人実行という内容。まんまと誘拐犯+殺人者に仕立てられたノボルは真犯人と対峙する。二転三転のサスペンス展開に脱帽。

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    2020年08月11日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    嘘・嘘・嘘!口から出任せ!面白かった~♪ 待田の登場の仕方がカッコイイのに、どんどんアホかッ!て小さい男になっていく姿が、殺人が絡んでるのに軽くて面白かった。

    いい意味で!くだらない(笑)
    周りに公認の嘘つき亜希が気持ちいいぐらい可笑しい。
    八郎兵衛と亜希は良いコンビになりそうだなぁ。
    それにしても、こんなアホなエリート官僚・・・初めて出会ったわ。

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    2019年01月20日
  • アウト&アウト

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    面白かった~(≧∇≦) 笑いもあり!ウルッとくるとこあり! こういうの好きです。 難題にぶつかって矢能と脇役達が知恵を絞って出した解決策が、また笑えた(笑) 前作ではハードボイルド色が強かったけど 涙あり笑いありのエンターテインメントに 進んで行く感じかな。 いいキャラの本見つけた

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    2019年01月20日
  • バードドッグ

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    日本最大の暴力団、菱口組系の組長が姿を消した。殺されているのは確実だが警察には届けられない。調査を依頼された元ヤクザの探偵・矢能。容疑者は動機充分のヤクザ達。内部犯行か抗争か。だが同じ頃、失踪に関わる一人の主婦も行方不明になっていることが発覚する。最も危険な探偵の、物騒な推理が始まる。

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    2019年09月01日
  • 不愉快犯

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    面白く読みやすくて面白かった。    
    刑事訴訟法第340条のことを知ったときは、こういうことが起こりうるんじゃないかと思ったけど、やっぱりこういうことは現実でも起こってるんじゃないかなぁと思わされる小説だった。

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    2018年01月07日
  • バードドッグ

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    元ヤクザの探偵・矢能が主人公のハードボイルド探偵小説。出だしからテンポが良く、自然とストーリーに入り込んでいける。

    今では絶滅危惧種となった潔いくらい男らしい探偵の矢能と、矢能の養女で、少しおませな小学三年生の栞の健気さの絶妙なコントラストが非常に良い。

    矢能が燦宮会の実力者・二木から依頼されたのは、失踪した日本最大の暴力団・菱口組系の組長の追跡調査だった。そして、失踪した組長と共に行方不明となった主婦…

    事件を解決せずに、全てを解決する探偵。ラストページで涙が止まらない。

    市川力夫の解説によれば、矢能は『水の中の犬』の二話目と三話目、『アウト&アウト』の登場に継ぐ、本作での登

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    2016年10月19日
  • キッド

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    サクッと読めちゃったょ〜。

    驚くほど鮮やかなストーリーだった。

    読んだ後の爽快感たるや…帯におもしろすぎてごめんなさいって書いてたから、読んでみたけど…本気で面白かった。

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    2015年06月25日
  • キッド

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    木内さんの作品はどれもすごく痛快ではまってしまいました。残すは新刊のバードドックのみ読後感もGOOD
    特にキッドはお勧めです。

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    2014年09月20日
  • 神様の贈り物

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    木内一裕が、またまた面白い作品を書いてくれた。木内一裕の六作目の小説。『藁の楯』を読み、その類稀な面白い作品世界にハマり、木内一裕作品を追い掛けて来た。

    主人公は、心を失った凄腕の殺し屋、チャンス。バスジャック事件に巻き込まれたチャンスは犯人を瞬殺し、一躍ヒーローとなるが…死の淵から奇跡的に生還したチャンスは、心を取り戻す…

    サスペンスとアクションもふんだんに描かれ、それでいて、人間ドラマとしての面白さも兼ね備えた傑作であろう。『藁の楯』でも、奇妙な犯罪と考えさせられる人間ドラマに驚かされたが、この作品にも、また驚かされた。

    『水の中の犬』『アウト&アウト』『キッド』『デッドボール』とア

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    2014年06月14日