木内一裕のレビュー一覧

  • デッドボール

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    元漫画家さんですが、漫画のようにサクサクと読ませてくれます。それであって、一人一人がどういう行動をとるかがわからなくて、すごく楽しく読めました。

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    2014年06月06日
  • デッドボール

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    ネタバレ

    木内一裕作品の独特なスピード感はあまりなかった。しかしその分作品の中身が充実し最後までハラハラドキドキの展開だった。木内作品の登場人物はキャラがすごくたっていてその印象はこの作品でもあった。いつもは作品のスピード感からくる爽快感があるが今回は読みごたえもあり連続したエピローグで描かれるラストの感動もありの作品だった。

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    2014年04月03日
  • キッド

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    ネタバレ

    木内一裕の作品は複数読んでいるがなんといっても読んでいるときの爽快感、スピード感はたまらない。ほんの数分でその世界に入ってしまい少し集中するだけであっという間に読めてしまう不思議がある。解説にもあるが主人公の麒一の描写はあまり述べられていない。そういう人物描写にページを割かず物語を進めていくのは木内作品のスピード感の源であり魅力の一つだろう。

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    2014年03月31日
  • アウト&アウト

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    読みやすい。さすが漫画家です。
    話の組み立て、設定がうまいので、ストーリーがすんなり入ってきて、一気に読めます。
    そして、主人公がかっこいい。
    ちょっと軽いけれども大満足な一冊でした。

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    2014年02月08日
  • 水の中の犬

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    ネタバレ

    暴力、恐喝、レイプ、銃をぶっ放すと内容は現実世界からぶっ飛んでいるがそれらの描写の臨場感、スピード感がすごく鮮明に残り、一気に物語を読み進めてしまう。アウト&アウトという本の前編でその中で登場した人物の関係や成り立ちが描かれていた。それらも気になるところであったが3つに分かれた章の物語の進行も気になって仕方がなかった。作者の木内一裕さんの他の作品も読んでみようと思った。

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    2014年01月23日
  • アウト&アウト

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    ミステリーだけど探偵がかわっている。べたな感じもあるしむちゃくちゃなんだけど面白い。話の進め方も探偵側と犯人側の両サイドから進めるというありきたりな感じではあるけど単純ではないところがまたよい。何かはまってしまった。

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    2014年01月17日
  • キッド

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    面白い♪ いやあ楽しめます♪  キイチ最高♪
    細かな説明とかがほとんどない不親切な語り口は、巻末の解説の通りなんですが、読者側がそれぞれ好きなように想像を巡らせて楽しめるようになっている、と解釈すれば、こんなに贅沢なことはない♪
    サブキャラたちも個性的で、本当に彼らの行動・言動に一喜一憂してしまうし、こいつの過去に何があったんだ?と思わずにいられないのに、そのへんは一切語られることはないというw
    特に、一人称の視点が変わると、敵側からはトンでもなく頭の切れる化物のような存在の主人公が、主人公視点になるとそうでもないあたりのギャップが楽しくてたまらない♪
    続編が出来たら必ず買うことは間違いない♪

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    2013年11月27日
  • 藁の楯

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    スピード感があって面白い(^-^)v

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    2013年03月14日
  • 一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞

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    木内一裕『一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞』講談社文庫。

    もはや小説家となった木内一裕の時代小説。前に『喧嘩猿』という時代小説を読んでいるので、木内一裕の時代小説は2作目となる。

    今の時代はLGBTQ+なる性的マイノリティとかいう自分に言わせれば変態性嗜好の持ち主を容認しなければならないとかいうおかしな時代になった。LGBTQ+は、企業の管理職の必須教育にもなっており、狂っているとしか思えない。

    本作では備前岡山藩の藩主が寵愛する戀童、所謂LGBTQ+のGに言い寄られた浪人の息子が、それを拒否し、斬り捨てたことから大騒動が起きるのだ。男色を断るのは当たり前だと思うのだが、寵愛する戀童を斬り捨

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    2025年11月29日
  • 水の中の犬

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    矢能さんシリーズは、これで最後の作品となりました(発表された順番を無視する形で読んでしまいました)。
    今まで読んだ矢能さんシリーズの中ではもっともハードボイルドな感じの作品でした。

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    2025年10月12日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    出だしは何だか舞台劇を見ているような、若干狭い、閉じた空間でのストーリーに思えたが、二幕、三幕と段々ドライブ感がアップしてくる感じで楽しめた。

    ヒロイン然として登場した真樹巡査長、人を撃っておいてまず自分の昇任試験のことを思う、愛すべき俗物ですが、この後どんなお巡りさんになるんでしょうね。

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    2025年03月24日
  • 小麦の法廷

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    『自分以外は全員敵』
    タイトルに惹かれ購入。
    新米の杉浦 小麦が、初めて担当したのは最初は簡単なトラブルと思われていた。
    しかし、その裏には、大きな謎が隠れていた。

    警察、検察、裁判所、そして被告人までも、全て敵とは、すごい状況ですね。

    『あなたは、殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか?』
    言われなき非難に、小麦はどう戦うのか?
    悩みに悩む小麦に救いの言葉をかけたのは、獄中の父であった...。

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    2025年03月09日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    物語の展開のスピード感。一筋縄ではいかない相手に、一筋縄ではない刑事が挑む。アクション映画を見たような読後感。

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    2025年03月02日
  • 喧嘩猿

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    まだ読んでない木内一裕の本あった、って事で買ったんだけど、時代物か〜と読み始めるのが億劫だった。でも読み始めてみればそこは木内一裕、講談っぽい文章で永遠にルビが振られ続ける難読さで一見とっつきづらいけど、実はすごくリズミカルでテンポよくて面白かった。物語としては主人公の石松を差し置いて勝蔵に大五郎に吃安と魅力的なキャラが多すぎて、むしろ石松の魅力ってなによ?ってなりかけたけどまあラストにかけての展開で主人公らしさは出てたかな。森の石松と言えば俺でも知ってる清水次郎長の子分なわけだけど、どう考えても残りのページ数じゃ次郎長に会いもしないだろ?って思って読んでたんだけど次郎長の子分になる前日談なの

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    2025年02月18日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    過去読んだ木内一裕作品の中では最もまあまあな内容だった。ミステリ仕立てなのかと思って読み始めたけど読み終わってみるとこれはスラップスティック・コメディだな。主人公が取り調べでど鋭い切れ味の対応する辺りは凄く良かったんだけどその後熟女と子供とキャラが追加されてドタバタしてまとまらなかったなあって印象。相変わらずスピード感ある展開で読みやすかった。カバーがこれイラストで木内一裕本人が描いてるってのびっくりしたさすが漫画家。

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    2025年02月09日
  • デッドボール

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    いやー木内一裕だわ。スピード感あって視点の移り変わりも効果的で面白くて一気に読んだ。とにかくリーダビリティが最高。デッドボールって発想も面白くてどいつもこいつも球喰らっても出塁する様子が良かった。サイコパスの弁護士が笑えるくらいにいい味出てた。エピローグも救いがあって良い。これに出てきた佐藤が矢能シリーズに出てきた佐藤だと考えるとめちゃくちゃ面白いな。

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    2025年02月08日
  • 神様の贈り物

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    おー面白い。殺人マシーンが心を取り戻すってなんとも魅力的なテーマを高いリーダビリティで描いてる。木内一裕得意のアウトローの世界と、感情を取り戻した主人公が普通の世界と触れていく姿をうまく繋いでると思う。しかし語り足りないだろ!編集者の女性や作家の男性との触れ合いをもっと描いて欲しかったしラストも言葉足らずすぎる。逃亡者物は触れ合っては別れるのが必然だけどなんとも物足りない思い。

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    2025年01月13日
  • 小麦の法廷

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    相変わらずスピード感あって一気に読めて楽しめた。ただやっぱなんか物足りない。木内一裕作品はスピード感と引き換えに人物をあまり掘り下げて描写しないから、単発のは物足りなく感じるな。なので矢能シリーズはそこを補ってて最高なんだな。ラストの法廷での展開は予想するヒントがなかなかに少なくてややアンフェアな印象。これは読めなかった、と言うよりは唐突だったかな。まあ面白かったし続編を予感させるので楽しみではある。

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    2025年01月13日
  • バッド・コップ・スクワッド

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    すげースピード感あるしハードな交渉がテーマなだけあって木内一裕得意の人物たちの掛け合いのシーンが多くて楽しめたけど、その分人物や出来事の描写が浅い気もして全体的にあっさりしたライトな内容って感じ。まあ面白かったけど物足りない。

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    2025年01月12日
  • ブラックガード

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    矢能シリーズ5作目。もはや洗練された完成度すらある。本当に隙がない。今回は今後を予感させるサトウって謎の新キャラが出てきていい味を出してる。木内一裕の他の作品の主人公か?って思わせるくらいの印象。いつもながら栞も情報屋も工藤ちゃんも篠木も次三郎も最高だし、篠木なんて少しずつ頼れるようになってるあたりも読者はすごく楽しめる。登場人物の掛け合いは本当に最高だしテンポ良くて一気に読めるしとても良い。次も楽しみ。

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    2025年01月08日