【感想・ネタバレ】一万両の首 鍵屋ノ辻始末異聞のレビュー

あらすじ

始まりは備前岡山藩で起きたちいさな事件だったーー

外様大名の面目 × 泰平の世に怒れる旗本 × 新たに加わる第三の勢力

勝のは義か策謀か。

圧巻の面白さで描かれる
天下を騒がす大喧嘩!


寛永七年。関ヶ原の合戦から三十年、大坂冬夏の陣から十五年、
戦の世が終わり天下治まりしといえども徳川幕府の土台は盤石ではなく、
備前岡山藩主の近習殺害を発端に「外様大名百七十万石VS. 旗本八万騎」の抗争が勃発したーー。
「日本三大仇討ち」と称賛される英雄譚の裏側を描いた本格アウトロー時代活劇!

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Posted by ブクログ

三大あだ討ちのひとつ「鍵屋の辻の決闘」を、もとに描く。様々な思惑が交錯し、物語はジェットコースターのように加速し、蛇行し、1回転していく。

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2026年02月20日

Posted by ブクログ

木内一裕の文庫最新作は時代物。時代物ってちょっととっつきにくかったりするんだけど、木内作品だとこれもまた彼一流のハイテンポとリーダビリティがちゃんと維持されてる。とはいえ登場人物が現代語で会話してるわけでもなく、なんとかの守とか、なんとか少輔とか、なんとか右衛門がたくさん出てくる。それなのに読みやすいのは、考えられたセリフ回しとルビの使い方が上手いからなんだろうなと思った。

その中で「大炊頭」だけはルビが拾えず、検索しながら読んだ。オオイノカミね。読めません。

ストーリーは事情あって藩の同僚を殺めた主人公と、旗本、外様大名、公儀、浪人が絡み合っていく形で話が進んでいくので、筋としてはなかなか入り組んでいる。でも、その筋はどうでも良かったのかもしれない。軽妙な展開と、主人公の浪人が最後にカッコいいところを見せるんだろうな、という予感だけで読んでいた気もする。

主人公(?)の浪人の周囲にいる御家人やヤクザがとても魅力的だったし、静謐な佇まいの中に超絶な剣技を隠し持っている感じも良かった。元ネタは鍵屋の辻の決闘らしいけど、全然知らなかった。

サクッと読めて楽しかったけど、沸き立つような何かはなかった。

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2026年01月03日

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