木内一裕のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
またしても初めての作者さん。
と思ったら、ビーバップハイスクールの漫画描いてた人でびっくり。
漫画家で小説家って才ありすぎじゃね?
斬新すぎる設定な上に、グイグイ展開していくので、しっかりハマってほぼ一気読み。
これは面白い、というと不謹慎かな。
ただ、登場人物や展開があっさりしてるのが少し残念。
もう少し個性や過去の話とか織り交ぜてキャラ映えしてたほうが感情移入できたかも。
そうなるとストーリー構成が乱れて、スピード感が無くなってしまう気もするな。
なかなか難しい。
現実では起こり得ないと言い切れない怖さもあり、ある意味でホラー作品とも言える。
人間の闇とか組織の闇とかあいつのクズ感と -
Posted by ブクログ
自分以外、全員敵。
掟破りの裁判が始まる。
杉浦小麦、25歳。新人女性弁護士。
彼女にとっての初めての刑事裁判は、1日で公判が終わるような仲間内で起きた傷害事件。
被疑者との面会を終えて拘置所を出た小麦は、大勢のマスコミに囲まれてしまう。
「あなたは殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか!?」
--えっ! なに? どういうこと!?
彼女が引き受けた取るに足らない国選弁護の仕事は、やがて世間を震撼させる大事件へと変貌する。
敵は法律を知り尽くした悪党と、司法の穴。
それでも、私は、私の正義のために闘う。
捜査機関にはできなくて、弁護人にはできることは。 -
Posted by ブクログ
【読みはじめたら止まらない.ᐟ.ᐟすごいなコイツ】
きっかけは近所の煙草屋の少女からのSOS。ちっぽけなビリヤード場を経営する二十歳の兄(アン)ちゃんが出向いてみると死体が一つ。その死体を巡って事態は命を懸けた戦いへと発展してゆく。
読みやすい文章で展開も早く、中だるみすることなく一気に読んだ。
まるで接戦のスポーツ試合を観ているような読み心地だ。
主人公が魅力的でアクションの描写も面白く、映画化とか出来そうな予感。
作者の作品はこちらが初めてだったのだが、他にも読んでみたくなった。
こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ
・アクションが好きなひと
・ヤクザものが好きなひと
・ジェットコース