木内一裕のレビュー一覧

  • バッド・コップ・スクワッド

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    木内一裕『バッド・コップ・スクワッド』講談社文庫。

    いきなり冒頭から不穏な展開が連続する異色の警察小説。有り得ない程の刑事の悪党ぶりを描いているが、もしかしたら現実でも有り得なるのではないかと妄想を膨らませたりする。

    そこそこ面白いが、木内一裕の一連の作品に比べると、そこまでではない。

    埼玉県警武南警察署の5人の刑事が捜査の過程でミスを犯し、ズルズルと犯罪の闇に堕ちていく。

    武南署強行犯係の小国英臣係長、真樹香緒里巡査長、橋本繁延巡査長、新米刑事の新田智樹巡査、菊島隆光巡査長の5人が、拳銃を所持し、暴行を働いた男の身柄確保に向かう。ところが犯人と思われる松永の車を運転していたのは全く違

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    2024年12月12日
  • 小麦の法廷

    匿名

    購入済み

    最初の麦の印象は、あまり世間を知らない、可愛い新人弁護士でしたが、煙草をスパスパ吸いながら車を運転してた辺りから、思ってた女の子とはちょっとズレてきて、後半は頭のキレる大胆で面白い女の子に変わってました。登場人物も味があるとゆうか、悪人達でさえ魅力を感じてしまいました。

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    2024年10月19日
  • 藁の楯

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    幼い子が暴行、強姦され殺害された事件。
    犯人を殺した人間には懸賞金として10億円がかけられる。
    移送の任務を任されたSPがあらゆる敵から犯人を警護するが、命を守っているSPが殉職してしまう…
    私がSPだったら懸賞金関係なく殺しているかもしれません。
    犠牲を払ってまで犯人清丸の命を守る価値があるのか…

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    2024年09月14日
  • デッドボール

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    話の展開が疾走感に溢れ、ハラハラしながら楽しく読めた。佐藤のその後が知りたかったので、佐藤バージョンのエピローグもあれば、さらに良かった。

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    2024年08月04日
  • 藁の楯

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    誰が敵なのか、誰が味方なのか分からない。
    病院関係者はもちろん、同じ警察官ですら
    大勢の人間がお金目当てに、清丸を殺害しようと目論む。

    人はお金の為なら、殺害出来るのだろうか。

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    2024年07月21日
  • デッドボール

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    ネタバレ

    【記録用】
    木内さんの作品は、程よくバッドエンドで、程よくハッピーエンド。
    全部が良い方向で終わらないのが読んでて気持ちいい。

    何も上手くいかなくなった気弱な若者が、昔の繋がりから犯罪者へ。全然日常で有り得る展開。
    そこからのスピード感。

    成宮とのマンションでの戦いで、ノボルが一気に漢として成長した。
    犯罪を糧に成長してるので、良いことではないのだけど。応援したくなる。

    佐藤はどこまでもプロだった。
    ノボルに対しての責任感を持ちつつ、自分のことは自分で完結する。

    なによりエピローグが良かった。
    ノボルの人生に幸あれ!

    毎回登場人物の名前が一緒で、一気に4作?読んだのでたまにゴチャゴチ

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    2024年06月12日
  • 不愉快犯

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    ネタバレ

    【記録用】
    話がどんどん変わってくる。
    主観の人物も章?ごとに代わるときも。
    成宮を逮捕してからの展開が一気に面白くなって、速攻で読み終えた。止めれなかった。


    自分的には、水の中の犬やアウト&アウトより入り口は魅力的に感じなかった。
    冒頭の成宮が絶対に怪しいのになぁ。
    佐藤さんいい人なのになぁ。
    この人だけは何かを確信してるだろうに、警察の身内のやっかみで飛ばされるのかぁ。
    とかってぼんやーり思いながら読んでたら、
    成宮が逮捕、裁判で無罪を主張。
    こっから怒涛の面白さだった。

    完全犯罪からの無期懲役。警察の意地。
    兼子が絶対いいやつ。冒頭のマンボウ顔ってアウト&アウトにも出てきてる人かな

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    2024年06月03日
  • アウト&アウト

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    ネタバレ

    【記録用】
    水の中の犬、続編。
    探偵からバトンを継いだヤクザ。
    探偵の正義とはまた少し別の種類の正義を感じる。
    矢能やしさ全開の正義感が心地よい。

    なんてことない依頼の予定が、死体を押しつけられる事態に。
    押しつけてきた奴を絶対に痛い目に合わせるという決意から行動するも、政治家絡みの問題へ発展。
    身内の問題と依頼人の問題を一気に解決するオチ。
    敵が味方に。味方が敵に。自分が信じる正義とは。物事の見方は多角的な方が良いと改めて。

    自分が感じた、前回のような誰も救われないハッピーエンド感は今作には無い。
    読み終えてスッキリするし、最後の栞との会話でニヤついていた。
    全部が綺麗にハマった終わり方

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    2024年05月25日
  • 水の中の犬

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    ネタバレ

    【記録用】
    一気に読める展開だし、自分好みだった。
    誰も救われないハッピーエンド。
    不倫案件から数珠繋ぎに事件に巻き込まれて行く探偵。
    不倫、人探し、誘拐を救おうとして、過去を思い出して最後の事件。自分の娘と重ねる感じ。
    アウト&アウトを早く読みたい。
    矢能だけが救われたのかな。

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    2024年05月23日
  • 水の中の犬

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    アウトローな探偵が突き進む茨の道。
    倒されても起き上がり続ける探偵が見定めたケジメの付け方。
    矢能探偵シリーズの始まりを告げる兆しの物語。

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    2024年05月04日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    嘘を駆使して切り込んでいく女性主人公が爽快。
    壮大すぎることなくシャープな物語とノンストップで読ませる文章力が非常に良い。

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    2024年03月23日
  • 小麦の法廷

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    法廷ものに興味があってちょうど良さそうなテーマだったので購入しました。文庫本の帯に「自分以外全員敵」とありましたが、まあそこまでは煽りすぎかなって感じです。木内さんの作品は初めて読みました。映画監督もやられていて、ハードボイルドものに強い方なのですね。藁の楯も同じ著者の作品とは知りませんでした。
    主人公である新米弁護士・杉浦小麦のキャラクターは結構好きです。元アスリートのメンタルの強さと、地頭の良さで窮地を乗り切ったのはお見事。後半の解決編はもうちょっとひねりが欲しかったかなと思いつつ、サクサク読み進められたし星4にしました。
    次はいま話題の法廷遊戯を読んでみようかと思います。

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    2024年01月08日
  • ブラックガード

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    矢能探偵シリーズは面白いと思う。シリーズ5作目の本書も色々と捻ったストーリーの展開が小気味いい。

    ただ、後半で田崎の視点と村井の視点で書かれた「何があったのか」の解き明かしは何だかネタバレのショートカットをされた感じで、出来れば違和感のあるピースをひとつひとつ繋げていって真相を炙り出していくヒリヒリした文章を読みたかったところです。

    サトウや正岡一族、またどこかで矢能と絡んできそうで楽しみです。

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    2023年12月29日
  • バードドッグ

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    ネタバレ

    矢能シリーズ、元ヤクザの探偵の矢能と栞の新しい
    親子構築物語、日常にヤクザと情報屋が行きかうの
    で家庭環境は悪いが、幼女の栞が超絶良い子なので
    逆に義父の心配をしてさり気なく美容師の姉さんと
    結び付けよう(邪推?)とするほっこりストーリー
    ・・・嘘です、ヤクザの抗争に巻き込まれる話w
    暴力団組織における矢能の存在・実力がパネェから
    無謀な行動も辻褄があってしまう解決能力たかい
    根本、頭が良いので個々の思惑で生まれた謎を単純
    に紐解くのではなく「どうあるべきか?」という現
    実的な解決策を演出できる、時々非合法の探偵さん
    はハードボイルド以外の世界には暮らせないねえ

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    2023年12月27日
  • 水の中の犬

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    ネタバレ

    矢能シリーズ3作目
    (ブラックガード・ドッグレースを先に読んだ)
    シリーズというかエピソードゼロ的な作品で最初
    『探偵』を矢能と錯覚していて「キャラが違うな」
    とか思ってしまった、ま、独立した小説なので経緯
    知らなくても楽しめますw
    矢能は「探偵」ではなくヤクザとして印象的なかか
    わりをするだけなのに、最終ページで驚いた
    1冊目の主人公探偵は元刑事ので、独立した3つの
    事件、人生左右する全体で大きなストーリー

    面白い構成だと思う(´・ω・`)

    ハードボイルド・ミステリのスタイルが心地よく原
    初の物語を遡り読んでいます
    民間探偵で元警察なのに暴力が絶えず描かれ、簡単
    に殺しが起きるし、プロ情

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    2023年12月27日
  • 嘘ですけど、なにか?

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    相変わらずテンポがよく、さくさく物語が展開していく。
    明るいというかドタバタしているというか、読んでいて飽きさせないのはさすが。
    嘘ばっかりで面白かった。

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    2023年11月14日
  • 小麦の法廷

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    久しぶりに読み耽りました。
    最近本を読めてなかった中で木内さんは必ず読みたいと思い、久しぶりの本屋で発見!

    期待していた以上に面白く、少し読んだところで、一気に読むのは勿体無いって感じてしまいました。途中で一回読むのやめました。でも、ただただ、続きが読みたいって思わせてくれました。

    みんな敵?ありそうなパターンの宣伝文句でしたけど、読んでみたら味方だらけ?味方になれないもどかしさも伝わって来ました。
    続き、ぜひ出してください!待ってます!

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    2023年09月24日
  • 藁の楯

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    またしても初めての作者さん。
    と思ったら、ビーバップハイスクールの漫画描いてた人でびっくり。
    漫画家で小説家って才ありすぎじゃね?

    斬新すぎる設定な上に、グイグイ展開していくので、しっかりハマってほぼ一気読み。
    これは面白い、というと不謹慎かな。

    ただ、登場人物や展開があっさりしてるのが少し残念。
    もう少し個性や過去の話とか織り交ぜてキャラ映えしてたほうが感情移入できたかも。
    そうなるとストーリー構成が乱れて、スピード感が無くなってしまう気もするな。
    なかなか難しい。

    現実では起こり得ないと言い切れない怖さもあり、ある意味でホラー作品とも言える。
    人間の闇とか組織の闇とかあいつのクズ感と

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    2023年09月08日
  • 藁の楯

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    映画を見ずに原作を読みました。
    怒涛のスピーディーな展開と何が正しいのか分からなくなる心理変化、ハードボイルドなアクションなど、とても面白かったです。
    清丸のクソ感は見事。
    最後は主人公が殺してしまうかなと思いきや、平和なエンディング。
    サライヤという謎の人物が誰なのか分からないまま終わったので星四つ。
    これから映画を見てみようと思います

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    2023年08月23日
  • 小麦の法廷

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    自分以外、全員敵。
    掟破りの裁判が始まる。
    杉浦小麦、25歳。新人女性弁護士。
    彼女にとっての初めての刑事裁判は、1日で公判が終わるような仲間内で起きた傷害事件。
    被疑者との面会を終えて拘置所を出た小麦は、大勢のマスコミに囲まれてしまう。
    「あなたは殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか!?」
    --えっ! なに? どういうこと!?
    彼女が引き受けた取るに足らない国選弁護の仕事は、やがて世間を震撼させる大事件へと変貌する。
    敵は法律を知り尽くした悪党と、司法の穴。
    それでも、私は、私の正義のために闘う。
    捜査機関にはできなくて、弁護人にはできることは。

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    2023年08月19日