朝井まかてのレビュー一覧

  • 藪医 ふらここ堂

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    最初は、ぐうたらな主人公の医者と引っ込み思案の娘の展開に、何度も途中で投げ出したくなった。半分を超えたあたりから、実はたいした医者である本領を発揮し始め、娘も自分の意思を伝え始める。最後は、ハッピーエンドで終わり、締めくくれた。

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    2019年01月24日
  • 藪医 ふらここ堂

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    「面倒臭ぇ」が口癖の藪医者 三哲。
    実はとんでもない名医?!
     
    突然降ってわいた「御典医」の話に
    すったもんだの大騒動

    江戸人情モノで、登場人物たちの暖かさが優しい。
    宮部みゆきテイストな作品

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    2019年01月12日
  • 御松茸騒動

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    自分を切れ者だと自負している
    19歳の尾張藩士、榊原小四郎
    上司に煙たがられ、「御松茸同心」へ左遷される

    わけもわからないまま、必死に奮闘する主人公の成長物語

    ひょうひょうとした亡父の友人たち「三べえ」の存在感(笑)


    時代小説ながら、現代とも通じるような作品

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    2018年11月01日
  • ぬけまいる

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    ネタバレ

    娘時代は馬喰町の猪鹿蝶と呼ばれた一膳飯屋のお以乃、武家の嫁のお志花、小間物屋のお蝶ももうアラサー(三十路)。家庭のゴタゴタや恋愛のドロドロを振り捨てて3人で伊勢参りに出かける。その道中の笑いあり、しんみりありの物語。
    博打に強いお以乃が人生をかけた勝負
    芯が強く頑固で一途なお志花の初恋
    商売とイケメンに目がないお蝶の取引
    3者3様のキャラクターが際立っている

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    2018年10月23日
  • 藪医 ふらここ堂

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    新鮮味が物足りない感じがした。続編がありそうな展開だけど、そのときは手が伸びないかも。
    あらすじ(背表紙より)
    江戸は神田三河町の小児医・天野三哲は、「面倒臭ぇ」が口癖。朝寝坊はする、患者は待たせる、面倒になると逃げ出す、付いた渾名が「藪のふらここ堂」だ。ところがこの先生、見えないところで凄腕を発揮するらしい。三哲に振り回されながらも診療を手伝う娘のおゆん、弟子たち、ふらここ堂の面々の日常と騒動を描く!

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    2018年01月14日
  • すかたん

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    大阪商人に馴染みがないから序盤は読みにくかったけどどんどん引き込まれた
    二人の距離がだんだん近づくのが楽しいようなもどかしいような
    ラストはいい〆方だった
    志乃にはしてやられましたわー

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    2017年11月10日
  • 先生のお庭番

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    御庭番(時代劇に出て来る忍者じゃないよ)視点で描かれている。シーボルトの日本に居た頃を描いた伝記だった。殺伐とした時代劇に飽きた人には良いかも。あと割と大人向け伝記って実は種類が少ないのでコレは有りかなと。

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    2017年10月24日
  • 阿蘭陀西鶴

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    なんとなく購入。
    西鶴と芭蕉は同じ時代を生きた俳人で互いに意識しあっていた…というようなドラマを見たことがあったなぁなんてぼんやり思いだしました。

    この小説は西鶴の盲の娘視点で描かれた西鶴の姿、ですがいやあ、父娘の確執あるあるだな(笑)娘の気持ちをとんと理解しない父親と父の気持ちがまるでわからない娘。近いから故にわからないことってあるよなぁ…なんて思いました。(まあ実際こういう父娘関係だったかどうかはわかりませんが…)でも閉じ込められないだけマシ、という辺りで父の気持ちをわかるというのもなんだかちょっと違うかなぁ…なんて自分は思いました。

    矢数俳諧、大衆小説と新しいものを作られた西鶴という

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    2017年08月07日
  • ちゃんちゃら

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    最近、江戸づいている。

    この本は庭師の家を舞台とし、江戸で流行った庭作りの文化に触れられる。
    その点、とても面白かったけれど、
    ちゃらにはおるつと上手くいって欲しかったなぁ…と個人的には思います。
    お百合と五郎太も、五郎太の一途な気持ちが報われて欲しかった。

    あとは、後半がすごくベタなエンタメ展開で、三流のクオリティで映画化された図が脳裏に浮かびました。

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    2016年09月10日
  • 先生のお庭番

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    修行中の庭師・熊吉は、長崎の出島への奉公を命じられ、シーボルトの元で薬草園の園丁を勤めることになる。
    初めての仕事にとまどう熊吉だったが、工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げていく。
    シーボルトや愛妾のお滝、黒人の使用人おるそんの信頼を得、熊吉は幸福な日々を送っていたが、シーボルトの帰国が決まってからその日常は少しずつ陰りを見せ始めた・・・。

    シーボルトを題材にした小説は数多くありますが、このお話は15歳の園丁の視点から描かれています。
    使用人の目から見るシーボルトと歴史的事件というものを生き生きと描いており、とても新鮮でした。

    圧巻なのは、美しい自然の情景を写し取った芳醇な描写。

    最初は共

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    2016年09月16日
  • ちゃんちゃら

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    ネタバレ

    読み終わるまで、途中から時代劇がスペクタクル小説に変わっていた。ストーリーの後半から結末までが広がり過ぎたかな。

    もし自分ちに庭があって作庭するとしたら、豪華な日本庭園もいいけど、里山的雑木を活かした古里の庭にしたいなあとおもった。

    庭師を空仕事と例えたのが上手い。日本の造園の魅力を随所で生かし、江戸時代から、造園業、庭師が地味だけど、いかに高尚な仕事として扱われてきたか、その由緒がわかったとき、素晴らしいと思った。

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    2016年05月28日
  • ぬけまいる

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    うーん?
    三人の関係性が、今一しっくりこなかった。
    これだけ性格も嗜好も価値観も違う三人が、大人になっても仲良くできるのか、どうも不自然な感じがして物語に入れ込めなかった。

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    2015年06月26日
  • ぬけまいる

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    全1巻。
    三十路前の女三人が急に伊勢参りに旅立つ話。
    直木賞作家・朝井まかて版、東海道中膝栗毛。

    いや面白い。
    江戸→伊勢までの道すがら、
    数々の事件に巻き込まれていく、
    痛快(元)ずっこけ三人組。

    主人公達の設定が秀逸。
    女の曲がり角、
    青春の終わりを自覚しだす三十路前の女三人。
    それなりに背負った人生の哀しみと
    センチメンタリズムが、
    物語を単純な痛快コメディじゃなくしている。
    妙にリアルに胸に沁みる。

    惜しむらくはクライマックスのアッサリ感。
    他作品でもそうだったけど、
    最期に全部の謎が集約して盛り上がるんじゃなくて
    駆け足で消化してる感がちょっとある。
    結果、女達のそれぞれの哀し

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    2015年05月25日
  • ぬけまいる

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    抜け詣りとは、家人の許しを受けないで家を抜け出し往来手形なしで伊勢参りに行く事とのこと。
    それぞれ事情のある30前の女3人がかしましく騒動を起こしながらの珍道中。
    江戸時代の旅を可笑しく楽しく味わせてもらった感じ。
    旅に出れば見えてくるものも違ってくるのは現代も同じかもしれない。

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    2015年05月06日
  • 先生のお庭番

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    長崎出島でシーボルトの薬草園の園丁として働く少年を主人公にした歴史小説。
    最近、こういう植木職を主人公にした歴史・時代物を続けて読んだ気がすると思ったら、『花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』と『ちゃんちゃら』でいずれも朝井さんの作品でした。
    時代小説と言えば、以前は侍、あるいは商人ものが中心だったような気がしますが、こうした職人物が増えてきて、例えば料理人関係もブームみたいに出てますし、それはそれでなかなか楽しいものです。
    やや軽めな印象は受けますが、主人公の少年のひたむきさが心地良く。また、主人公を取り巻くシーボルトの妻のお滝、従僕のオルソンなどの人物像も良く出来てます。ただシーボルト本人はどこ

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    2016年05月15日
  • ぬけまいる

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    時代小説には(普通の小説もかもしれないけれど)三人組の主人公という設定が多く、大抵の場合、知性派、武闘派、癒し系の組み合わせです。
    この話も主人公が女性達というのは珍しいですが、武闘派のお以乃、知性派のお志花、癒し系のお蝶という役割。やはり安定感があるのでしょうね。
    ただ、お蝶のキャラが、完全に癒し系という訳では無く、むしろ愚痴系というか、わがまま系というか。。。グズグズしていてどうも好きになれず一旦投げ出しかけました。
    ただ、行く先々の宿場町のトラブルを3人で解決し始め、人情話になっていく頃から面白くなってきました。最後に次郎長が出てきたのはどうかと思いますが。
    軽い時代物の活劇です。

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    2016年05月15日
  • ちゃんちゃら

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    江戸の植木職人の話………
    かと思いきや、
    途中からからはミステリー。
    お話し作りすぎ感あり。
    出だしが面白いだけに、、、
    職人話を突き詰めたのが
    読みたかったな。

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    2014年09月26日
  • ちゃんちゃら

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    全一巻。
    今年の直木賞を受賞した人。

    庭師の話。
    ただ、専門的な話はあるものの、
    先日惜しくも、本当に惜しくも亡くなられた
    山本兼一的職業小説ではなく、
    どちらかというと庭師が舞台の市井ものって感じ。
    軽快なテンポと個性的な登場人物たちが魅力的で
    世界を好きになるタイプの物語。

    最後まで一気に読まされたけど、
    少し話を盛り込みすぎた印象。
    一つ二つ要素を抜いたらスッキリ分かりやすくなるのに。
    主人公の庭師としての葛藤とか、
    「何か知らんけど、何となくすごい才能が隠されてそう」
    って曖昧な感じとか、
    クライマックスに収束しなかったのが残念。

    結果、庭師の物語なのか、人情ものなのか、
    少しど

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    2015年02月02日