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Posted by ブクログ 2024年01月29日
余韻の残る良い話でした。場面転換が激しくて途中着いて行くのに苦労したところはありましたが、その分主人公の生き方の迫力は増したと思います。親しい人たちが去って行くところは寂しかった。絵画は何も分からないのですが吉原格子先之図は素晴らしいと思います。
Posted by ブクログ 2024年01月24日
朝井まかてさんらしい今回も、化粧っ気のない女性のストーリーでした。エピソードが絵の名前ごとに別れていて、絵をネットで検索して見ながら読むと面白かったです。天然の絵の具で絵を描くことは一苦労である事がわかり、自分の中で昔の絵の価値がグッと上がりました。
Posted by ブクログ 2024年01月16日
葛飾北斎の娘、応為の視点で彼女自身と北斎の絵にかける想いを綴った作品。
いずれかの代表作が完成するまでの過程を描きながらも作品そのものへの描写ではなく、あくまでそれが完成するまでの過程を父娘の生き方を交えて辿っている。
各作品の肝となる部分が、もしかしたらこんな背景から生まれたものかもと想像しながら...続きを読む読むと、小説と浮世絵の2つを同時に味わえるような非常に贅沢な一冊でした。
ここまで深みのある作品となったのは、朝井さんの絵に対する視点の賜物だと思います。
Posted by ブクログ 2024年01月15日
始まりからぐいっと引き込まれ、晴れ晴れと終わる。小気味よい一冊だった。
決して明るく楽しい日々が描かれているわけではない。思うようにいかないことの方が多く、理不尽に苦しめられ、親しく心を通わせた人たちとも死に別れ、富にも名誉にも縁がないまま、年老いていく。こう書けば鬱々とした暗い物語になりそうなもの...続きを読むなのに、そう感じないのは、北斎もお栄も、自分の人生を自分の生きたいように生き切っているからなのだろうか。
Posted by ブクログ 2023年08月26日
お栄さん、格好良かった。善さんとの関係は切ないけどなんか分かる気がする。
時太郎が憎い。
本物を見てみたいな
「もう六十かもしれないが、先々のあたしから見たら、今日のあたしがいっち若いじゃないか」
Posted by ブクログ 2023年05月21日
とにかく面白かった。北斎の娘がかっこよすぎる。男前すぎる。
最後の数ページ、なんだかぐっと来てしまった。
なんか、背中を押してもらえた感じ。
なんか、素晴らしい読後感。
Posted by ブクログ 2022年12月04日
葛飾北斎の娘、葛飾應為ことお栄さんの話。
当時では女性絵師は珍しい。女性は家事というジェンダーロールが疑いなく信じられていた頃。
お栄は、描かずにいられない絵師の業が身体に備わっている。絵の才もある。父親の北斎と同じ。
しかし女性であるお栄の感覚は、母親や夫からは欠陥としか見做されない。
やりきれな...続きを読むい夫婦生活が破綻したところから小説が始まる。
父であり師であり親方の北斎の工房で、お栄は絵筆を振るう。この辺りはワクワクするお仕事小説になる。
北斎を慕う渓斎英泉との交流も読みどころ。
渓斎英泉がとても良い。色っぽい男だなあと思った。
女性だから、元夫よりも、絵への情熱も才気もあるのに、独り立ちの仕事をさせてもらえない状況は、何とも息苦しい。
表紙絵もお栄さんの作品で、現代の目で見ても、上手いと思える。これを浮世絵の時代に描いたお栄さんは、北斎の娘というだけではない、絵の才と技術、探究心のあるすごい絵師。しかし、家事も苦手で子も産まない、当時の女性の常識としては欠陥だらけ。夫に勝る才能があることも、当時の感覚としては生意気で欠点扱いになる。
早く亡くなった姉の子を北斎一家で面倒を見るが、この甥がまあとんでもないクズ。後半はこの甥に北斎とお栄さんは苦しめられ続ける。
窮屈な価値観の中で、絵師としてしっかり自分を確立していこうとするお栄さんの人生。
とても読み応えのある小説だった。
Posted by ブクログ 2022年11月16日
自分自身もそうなのですが、浮世絵だったり、北斎に興味を持ち始めた人が読むのに、おすすめしたい作品です。娘の眼を通して、葛飾北斎を取り巻く暮らしぶりがよくわかります。富嶽三十六景を出版したきっかけや、ゴッホが作品を模写した渓斎英泉が登場することも興味深かったです。
Posted by ブクログ 2022年02月20日
お栄がかっこいい。
この時代に女性がこういう風に活躍するのはむしろ稀だったんだろうなと思うから、誰もやっていないことを先駆けてやる女性はやっぱりかっこいい。
ドラマで演じた宮崎あおいさんもかっこよかったです。
Posted by ブクログ 2021年03月10日
葛飾北斎の娘、お栄。絵を描くことが好きだが「北斎の娘」という肩書きが重い…しかし、あまりに偉大な父の影響を受けながら自分も絵師となり、父に負けない、いい絵を描こう…だが…父にはかなわない………と、もがくお栄。
兄弟子への恋情、納得のいく作品が描けないことへの苛立ち、借金の尻拭い…
地べ...続きを読むたにはいつくばり、形のないものを形にしていく地道な生業に、身も心も捧げる…。
眩しく、愛おしい話です。
Posted by ブクログ 2021年02月27日
楽しかったー。
葛飾応為こと、お栄の半生。百日紅は嫁ぐ前の話だったが、こちらは離縁したあとのお話。
数少ない(よく知らないけど)史実から、ここまで人物像を描けるなんて。
お栄は、しっかりと自分の絵の仕事に向き合う。口うるさい母親、介護、とんでもない甥っ子、恋心。心が乱れそうになっても、仕事と向...続きを読むき合う。現代の女性となんら変わりはない。かっこいいなあ。
そしてお栄を通して伝わる、画狂老人の偉大さよ。
北斎美術館にお栄の痕跡をさがしいにいこうかな。
まかてファンになりそうです。
Posted by ブクログ 2020年09月18日
歴史小説としてはやや短いけど、葛飾親子の生涯が1章ごと1作品ごと、人生の節目をコンパクトに描いていて疾走感がありました。北斎大好きだし長命だったのでもっと読んでたいなぁとは思ったけど。。日本人本来の職人気質と少しのドロ臭さがカッコよくて、日本が誇る偉人だと再認識しました。北斎に滝沢馬琴が喝を入れるシ...続きを読むーンと宮崎あおいが好きです
Posted by ブクログ 2020年07月30日
北斎の娘・お栄。父同様に絵の道を進む、彼女の熱い生涯を描く。
第一章 悪玉踊り 第二章 カナアリア 第三章 揚羽
第四章 花魁と禿図 第五章 手踊図 第六章 柚子
第七章 鷽 第八章 冨嶽三十六景
第九章 夜桜美人図 第十章 三曲合奏図
第十一章 冨士越龍図 第十二章 吉...続きを読む原格子先之図
参考文献有り。葉室麟による解説と対しての謝辞。
絵を描くこと、色彩に魅せられ、絵師の道を歩む北斎の娘・お栄。
家族との確執、報われぬ恋、老いた父・北斎の世話等、
ままならぬ生活の中での、彼女の生き様を描いています。
それにしても北斎の存在の重さ。独り立ちした者にも、お栄にも、
北斎の側にいた喜びと共に“本物の絵師”への憬れからは
逃れられない。絵師を辞めた善次郎。苦悩する五助。時太郎も?
人生ばくち打ちなのは“北斎の孫”が付き纏うからなのか?
悪事に手を染めるのも、自分を見て欲しいという愛への渇望か?
だからこそ、大地震の時の「姉ちゃんっ」の叫びは、本心と
思いたいです。
先に画集と評伝に接していたため、史料と作品の少なさは
知っていましたが、それらを創作に取り込み描いたお栄の姿。
なんて生き生きと動いていることか!
ラスト・・・どこでも行ける。どこで生きてもあたしは絵師。
60歳になっても絵師と言い切る潔さは、素晴らしい!
章も、応為の絵の題名や関連のある名称で、画集で観た絵を
思い出させてくれました。
Posted by ブクログ 2020年04月25日
葛飾北斎の娘にて、”江戸のレンブラント”とも称される天才絵師の知られざる生涯を描く筆者渾身の物語。お栄は、町絵師と夫婦になったのも束の間、絵筆を忘れる事が出来ず北斎のもとへ戻ることに。そして、北斎も追及してやまなかった光と影に生涯をかけて情熱を注ぐ事になる。時が過ぎ、北斎もこの世を去り、お栄は一つの...続きを読む真実にたどり着く。。。特徴は、歯切れの良い江戸弁を交え、色彩豊かな文体にて圧倒的なリアリティを描いている点かな。迷いながらもひたむきに生きたお栄の生き様が詰まった最後の一行に間違いなくパワーをもらえますよ。ちなみに、真実にて描かれた作品を、すみだ北斎美術館にて目にした時は心が震えました!コロナが収束したらぜひ、見学にいく事をお勧めしま〜す。
Posted by ブクログ 2022年08月18日
四月から続いた大きな仕事が一区切りした。
ようやく楽しみのために本が読めるようになった。
というわけで、お盆休みのおともの一冊に本書を選ぶ。
葛飾北斎の娘で、絵師となった栄の物語。
偉大な父であり師を持ったお栄。
現代なら、プレッシャーに押しつぶされそうな環境だ。
ところが、彼女はただ、絵の上達...続きを読むに励む。
いわゆる朝ドラ的な前向きさとは違う。
自分が自分になるために、どんなに苦しくても、そうするのだ。
そのためには、女性としての生き方の規範などに拘泥しない。
その振り切り方には、羨望をこめて、かっこいいという言葉しか出てこない。
彼女がそのような人生を歩めるのは、父北斎自身、晩年に至るまで、もっとうまくなりたいともがき続けたからだろう。
親子の葛藤は、意外なほどない。
そのあたりが、若干不思議。
親方の名前で世に出る作品を、工房の弟子たちで作っていくような関係がベースにあるからか?
むしろ、家族の葛藤は、甥の時次郎をめぐって展開される。
何年か前のお正月、NHKのドラマになった本だと思う。
主演は宮崎あおいさん。
映像として美しいドラマだったと思う。
でも、善次郎役は誰だっけ?
ちっとも記憶に残っていないが、こんなに物語にとって重要な役回りを担っていたとは…。
Posted by ブクログ 2022年01月23日
葛飾北斎の娘、葛飾応為の生涯を描いた歴史小説。
朝井まかてさんの小説って近作を読めば読むほどに、名人芸の域に達してるような気がします。葛飾応為のことは全く知らなかったのですが、鮮やかに彼女の生き様が思い浮かんでくる。
天才葛飾北斎を父に持ち、幼いころから絵に親しみ、父の元で腕を磨いてきた応為こと...続きを読むお栄。口うるさい母親、つかみどころのない甥、気まぐれな兄弟子、そして偉大ではあるけれど、人間味のある父の北斎。そうした周りの人々の姿を生き生きと描き、そしてお栄自身の描写もとても生き生きと、それでいて心理は丁寧に描かれる。
父や兄弟子と比べての自分の絵の腕に対する葛藤、絵ではその兄弟子にライバル心を燃やしつつも、一方で想いを寄せる複雑な女心。結婚や女性としての生き方を口が酸っぱくなるほど説教する母に対する反発心。トラブルばかり起こす甥に対する苛立ち。
ちゃきちゃきで歯切れのよい江戸弁の中で描かれる、お栄の心理描写。それはまさに応為の絵の陰影のように小説に光と影の陰影を作ります。
そして様々なトラブルに遭いながらも、芸術に真摯に生きようとする人々の姿も素晴らしい。病気で体が不自由になった北斎に、滝沢馬琴が叱咤激励を言いに来る場面や、お栄の兄弟子の善次郎やその姉妹である芸者の妹たちの姿。
そして父の看病、母の死、甥の借金騒ぎ、火災にあったり想いを寄せた人との別れを経験し、徐々に自分の絵を極めていくお栄。
彼女の気づき、そして自分の生き方を見つける場面の爽やかさは特に素晴らしかった!
読み終えてから画像検索で応為の作品をいくつか見ました。彼女の作品の陰影の裏にあるドラマを勝手ながら想像し、勝手に胸を熱くしました。
第22回中山義秀文学賞
Posted by ブクログ 2021年12月30日
朝井先生の本は面白いです。後半は、葛飾應為の絵を調べながら読み進めましたが、本物を見たくなりますね。小布施や太田浮世絵美術館を訪れてみたいです。後日、スイカの皮の絵など、ストーリーに纏わる絵に出会えるのはとても楽しいことでした。
Posted by ブクログ 2021年03月18日
江戸時代の暮らしぶり、浮世絵を生業とする人々の生活が伝わってくる作品。後から葛飾北斎や葛飾応為の作品と合わせてみると、なお染み入る。「吉原格子先之図」と「夜桜美人図」は、その繊細な美しさに溜息が漏れてしまった。
Posted by ブクログ 2020年05月05日
葛飾応為、お栄を浅井まかて流に描いた一作。山本昌代の応為坦坦録が北斎とお栄に焦点を当てているのに対して、お栄を中心に虚実の物語を組み合わせて、新たな物語を紡ぎだしている。巣ごもりのこの時期に退屈させないi一冊だった。
Posted by ブクログ 2020年04月02日
葛飾北斎の娘、お栄ちゃん。
才能はあるのに、いつも父親の影となり、本人はそれで満足なようだが、自分の作品として勝負して欲しいなーと(これは善さんも言っていた)歯痒い部分もありましたが。
彼女の作品て実は知らないのだが、本の表紙がそうなんですね。ライティングが素晴らしい!
光と影の陰影に気付いた彼女は...続きを読む素晴らしい絵師なのでしょう。
あんなクズな時坊のために、借金を返済し、彼女の人となりも魅力的。
Posted by ブクログ 2020年03月15日
葛飾北斎の娘にして女絵師の葛飾応為、名はお栄。彼女の作品として確認されたのは10数点しかなく記録に残る伝聞も少ない、謎の多い彼女を人間味溢れる一人の絵師としての生き様を描いた作品。
北斎や応為の代表作の制作シーンが随所に躍動感のある文章で語られる。
『夜桜美人図』、『三曲合奏図』、表紙にある『吉原格...続きを読む子先之図』の絵の構図や色合いをどのように考えぬいて描いたのか、手元の図録で作品を眺めながら読むとナルホド!と感心するばかり。天才的才能を持っていたとしてもその人の心の持ちようと飽くなき努力によって人を感動させる作品が生まれるのであろう。
Posted by ブクログ 2019年08月19日
初まかて。兎に角、葛飾応為こと北斎の娘・お栄の人物描写が秀逸。絵に真っ直ぐな、お栄の姿が眩しい。こんなにまで自分を捧げる“何か”があるってのは本当に羨ましい——。ただ物語を描く上で必要だったとは言え、北斎の孫・時太郎が最後の最後までクズすぎて…。評価は星四つ。
Posted by ブクログ 2019年07月07日
葛飾北斎の娘、お栄(葛飾応為)を主人公とした物語。北斎の工房に小さな時から入り浸りいつのまにか自身も絵描きになったお栄。北斎の絵の凄さを身近に知っているが故に、自身の画力に満足せずひたすら研鑽に努める様が心地よい。北斎もお栄も絵を描くのが好きでたまらないというのが伝わってくる。小説にも出てくる晩年近...続きを読むくの作品、吉原格子先之図は、夜の光と影を自分のものとしたお栄の技がよくわかる作品だ。当時としては画期的だったと思う。小説とともにネットで絵を見ながら読むとより一層深く読める。たまたま北斎の浮世絵に影響されたゴッホの人生を描いた原田マハの「たゆたえども沈まず」を読んだ直後だったので、連作のように感じられて楽しかった。観てはいないが、宮崎あおいをお栄役としたNHKのドラマは、宮崎の演技力でこそ表現できたのではないか。
Posted by ブクログ 2019年04月07日
2018/4/6
北斎の娘お栄の話。
芸術家の業の話大好物。
とは言え、お栄は芸術家だから仕方ないと周りから保護される部分が少なくもどかしい。
そしてそのもどかしさがなかなか新鮮。
疫病神の甥っ子や弟の嫁なんかは本気で腹が立つんだけどね。あと贋作作らせようとした奴らとか。
家出してくれてスッキリした...続きを読むわ。
芸術ってやっぱりウチから迸り出るものなのだろうね。
マグマのように溜まっているものがあるのだろうね。
それを写し取るべく技術を磨くのだろうか。
シンプルで美しいよね。
Posted by ブクログ 2019年01月16日
北斎ほどには知られてないが、彼の画業を手伝いながら、自らも絵師として活躍した北斎の娘お栄が主人公。
史実とフィクションとの融合により、圧巻の時代小説となっている。
表紙は現代作家のイラストかと思っていたが、本書の主人公お栄=葛飾応為作だったとは!!
江戸時代の絵は、浮世絵に代表される平面的な絵ばかり...続きを読むだと思っていた浅学を恥じたい。江戸のレンブラントと謳われるのも御意。
彼女の描いた絵が、後半の章の題名になっている。
「夜桜美人図」
「三曲合奏図」
「吉原格子先之図」
どれも、実物を見たいものだ。
Posted by ブクログ 2024年04月12日
葛飾北斎の娘である応為の物語。たばこやお酒を嗜み江戸っ子のきっぷのいい姿が気持ちいい。
絵に対する姿勢もいい。
同年代の友達のような感覚で読む。
Posted by ブクログ 2022年08月20日
北斎の娘、葛飾應爲(お栄)の一生。8割が北斎の晩年の足跡とお栄の関係ということで物足りない感じが続く中、友であり懸想相手の英泉(善治郎)の死や北斎の死を挟んで自ら絵師として大きく一歩を踏み出す姿に最終的には引き込まれた。
言い方は難しいが、愛する父北斎が彼女の重石になっていたのかと感じた。北斎が長...続きを読む生きでなかったら、應爲ももっと多くの名作を残していたのだろうか。
本作では甥の時次郎がキーとなっている。読み手としては何ともムカつく出来損ないの甥で厄病神である一方で、最後に見せたお栄と時次郎の互いへの親族愛のようなものを見ると血の繋がりの良さと厄介さをより感じた。また、今読んでいる北斎にまつわる作品で「北斎は本当に貧乏だったのか」という謎が出てくるが、本作の設定、つまり甥の借金の肩代わりをし、そのために引っ越しを繰り返していたというのは小説ならではであるが面白いと思った。
Posted by ブクログ 2021年12月28日
北斎の娘、葛飾応為 お栄は小さい頃から絵が大好き。女好きの兄弟子善次郎、甥の時次郎に困らされたり、お栄らしさが少しづつわかった!北斎の偉大さや周りとの関わり方が面白い!
解説を数年前に亡くなった葉室麟が傑作ですと書いていた。