あらすじ
あたしは絵師だ。筆さえ握れば、どこでだって生きていける――。北斎の娘・お栄は、偉大な父の背中を追い、絵の道を志す。好きでもない夫との別れ、病に倒れた父の看病、厄介な甥の尻拭い、そして兄弟子・善次郎へのままならぬ恋情。日々に翻弄され、己の才に歯がゆさを覚えながらも、彼女は自分だけの光と影を見出していく。「江戸のレンブラント」こと葛飾応為、絵に命を燃やした熱き生涯。(解説・葉室麟)
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Posted by ブクログ
『おーい、応為』を見ていつか読みたいなと思ってた
朝井まかてさんの『眩(くらら)』
北斎の三女で弟子のお栄こと葛飾 応為の生涯。
絵に魅入られ、父を支え、時に悩みながらも技を磨き後に江戸のレンブラントと言われる。
表紙絵は紙本著色一幅 26.3×39.4㎝ 文政~安政(1818~1860)頃描かれた代表作の吉原格子先之図
北斎の手伝いをしていたので、北斎に代わって描いている事もたくさんあっただろうが、実際は史実も作品もあまり現存していない。
それなのに、こんなに素敵に鮮明に書かれていて、さすがまかてさんと思った。
他の応為を題材にした作品の中でも抜群に読みやすいし面白い。
最後まで時太郎にはもやもやされっぱなしだったけど…