宮川サトシのレビュー一覧
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ネタバレ
新ジャンルコックピットギャグ
タイトルからしてちょっとギャグっぽい感じなのですが、それもそのはずでキャッチコピーが孤高のコックピットギャグというものになっています。一話ではコックピット飯などを真剣に考えたり、色々なSFロボットものとしては、シリアスにならずひたすらにコックピット内で起こる主人公のスバルの独創的なギャグが展開されます。ギャグもシュールだったりして面白いですが宇宙関係の描写もよく出来ているので、これからヒットしそうな作品だと思います。
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シリアス系のギャグ漫画
初まりは宇宙を舞台にした硬派なSF漫画と思いきや、やはりタイトルから推察される通りのギャグ漫画であり、日常的な地味な間違いを主人公がロボットのコックピットで葛藤しながら闘う?という漫画です。
いうなればシリアス系なギャグ漫画であり、クスクス系の漫画であり、大笑いはしないかもなのですが主人公が真面目な顔をしてコックピット内で実に小さな事に体当たりするというのが笑える漫画です。 -
研ぎ澄まされたギャグセンス
飛び抜けた画力から生み出される洗練されたギャグ。面白いの一言に尽きます。タイトルだけ見ると、宇宙バトルものの漫画かと思えるのですが、似て非なるもの。ページを開くとシュールで繊細なギャグが満載です。登場キャラクターの真顔がそれを引き立てます。ネット掲載もされており読みやすいので是非おすすめです。
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笑いには緩急が必要
いや、好きですよ、この世界観。なんちゅーか、バカなことを真剣にやってる姿は面白くもあり、感動的でもあります(笑)。あんなイケメンの主人公が、真顔でしょーもない事にのめり込んでいる姿はサイコーです!やっぱ、笑いには緩急が必要なんですね。それを如実に再現している漫画なんじゃないかな。
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ネタバレ
SF世界における日常モノ
この作品は俗に言うSFチックな世界観で、宇宙戦艦が飛び人型のロボットで戦うような作品です。 ですがこの作品のメインはそのような戦いではなく、そんな世界で生きる人々の日常へのツッコミです。 例えば皆さまは新世紀エヴァンゲリオンでパイロットがLCLに浸る時「苦しくないのかな…」と思いませんでしたか? マトリックスで主人公達が電脳世界に飛ぶ際に首の後ろに針のようなものを指して脳に信号を送るのを見て「怖くないのかな…」と思いませんでしたか? この作品はそのようなシチュエーションに対する我々と同じ感覚を抱いた登場人物達が面白可笑しくリアクションしてくれます。 そんなSF世界
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ネタバレ
美絵とギャグのミスマッチが最高
宮川サトシさんの作品が好きで読みました。絵がめちゃめちゃカッコいいのにギャグは生活感あふれるゆるーい内容ばかりで声を出して笑ってしまいました。もし絵が下手だと絶対に成立しない面白さなのでバランスが絶妙です。個人的にはお父さんがエロ動画詐欺に引っかかりそうになる回が好きですねー。あんな渋くてイケてるおじさまなのに!(笑)
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タイトルどおりのふざけた内容
表紙を見てスケールの大きな戦闘ものの漫画かと思いきや、タイトルを見て不安感が・・・。読んでみると丁寧に描かれた絵でしょうもないギャグが繰り返されます。スバルの格好良さも絵のきれいさもまったくムダだけど、そこが面白くてニヤニヤしてしまいます。これからどんな登場人物が出てくるのか、肝心な戦いのほうはどうなるのか気になります。
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ネタバレ
宇宙時代でも厄介でフリーダム!
人間が宇宙に進出した時代、宇宙戦艦のエースパイロットとして活躍するスバルは、思春期真っ只中ということもあり艦内クルーの会話に馴染めなかったりで、専用機のコックピットを自分の城にしていました。コックピットの中で串カツを食べたり機体のあらゆる部分にご飯を押し付けて食べたりとやりたい放題です。スバルの兄も色々と厄介なところがあり、宇宙時代にも変わらない人間の悲しいサガやちょっとした出来事への強烈な反応などが非常にうまくギャグになっている作品です。美しくド迫力の作画ですが、にも関わらず何も考えずに爆笑ができるという希少性を持ってもいます。
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絵と内容のギャップが面白い!
表紙の絵から本格的なSFものだと感じましたが、ティラミスというタイトルが引っかかりました。
最初の数ページを読むと、「やはりリアルなSFものなんだ。」と思いきや、おバカな展開へと急降下。
まるでジェットコースターに乗っているような展開で、完全に振り回されました。
シリアスな絵のタッチなのに、おバカさ爆発なのがとても面白いです。 -
これが宇宙に出てやることか!!
本作ではクッソ真面目な作画で描かれる重厚なSF世界を舞台にしているが故に、そこら辺の小中学生がやっているようなベッタベタな行為が命の危機につながるような状況を生み出している。ネタとしてはくだらない、本当にくだらないのだ。が、もしそこが、永遠の暗黒に閉ざされた宇宙の中だったら…?漫画のキャラクターにとってそこは現実なのだ、ツッコミ役なんて人間は、現実には存在しない。彼らはいつも命がけで戦っている。…ところで皆さんは「シリアスな笑い」という言葉を知っているだろうか?
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絵とのギャップがすごい
絵の雰囲気はおしゃれ本格派という感じなのに、中身のギャグが個性的すぎて、ギャップの温度差に風邪を引いてしまうような作品でした。ティラミスというタイトルで気付くべきだったのかもしれません。読めば読むほど深い味わいを楽しめるような、するめ的魅力のあるストーリーなので、最初のお話でいけると思った人には、ぜひ止まらずお話を追い続けてもらいたいなと思います。
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シュールで静かな笑いに誘われる
宇宙戦艦に乗って敵と戦うという壮大なストーリーと、圧倒されるような緻密な作画に反して、ひきこもり系エースパイロットが小さなことで(本当に小さい!)日々悶々とする様を描くというギャップが、何とも言えずシュールです。 全体的に淡々と話は進むのですが、このシュールさに思わずフフっと笑ってしまいます。
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Posted by ブクログ
リアルでとても気になる。
霊媒師さんの下りも面白い。
私は所々、長男さんの気持ちもなんとなく分かる気がする。
例えば適合検査の下りで病院で騒いだ事。昔三男さんに怪我させられた事は関係なさそうと言っていたけど、そうでもないのかもよ、とか。お父さんに何か言われたのかもよ、とか。例えば、アイツが適合したらラッキー的な。
果たして長男さんは、兄弟に愛とかあるんだろうか。兄弟から彼には無いのに。そして彼は何も手にできていない人生だ。そんな自分がまた奪われようとしている。それは「ド損」でしかないのではなかろうか。
そういう事を言葉にするのが難しい人なのではなかろうか。
一応理由を説明しようとする姿勢がある -
無料版購入済み
HIKIKOMORI
これもある意味、極めて今の日本っぽい話です。主人公の作者より15歳年上の兄は実家で30年間、ずっと引きこもってしまっているようです。
これ、描くだけでも勇気が必要だったでしょうね……。 -
無料版購入済み
すごかった
いやーこれはすごかった。
そして長男と15もはなれてるのもすごい。
作者がそこまで罪悪感抱く必要ないのになぁ。
元からひねくれてて居場所ないのも本人のせいじゃん。
むしろ長男の方が先にDVしてたのに。 -
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Posted by ブクログ
落合博満がドアラに導かれて転生する異世界冒険譚。新聞の記事で知って早速購入。
落合ファンとしては、これは読まねばなるまい!
転生と聞いて、本当の落合さんがどれだけ残って描かれてるのかな、もし、別物になってるのだったら読む意味ないなと思ってたのだが、メッチャ落合博満色だった笑
転生しても、落合さんは、「落合博満流」。
転生先も、野球ネタが下地になっている。ハチャメチャではあるが、プロ野球が縦糸としてうまく機能していると思う。
新聞記事によると、信子夫人を綺麗に描くようにということを作者は厳命されているそう。
それも落合さんらしくていいね。