鈴木美朋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いきなりのバイオレンス・シーンに始まる一冊。襲われるは女性刑事レナ・アダムスとその恋人の白バイ警官ジャレド・ロング。殺し屋たちとの肉弾戦と直後に登場したのがウィル・トレント。ややこしいことに彼は潜入捜査中。地方都市メイコン。ジャレドは重症。レナはジャレドの命の危険にショック状態。
修羅場から一転してジョージアの州都アトランタ。噂ではジョージア州にまで市場を拡大してきた姿なき大物犯罪者ビッグ・ホワイティを炙り出すために広域の捜査が展開している。送り込まれるウィル。ウィルの恋人で医師のサラ・リントン。ウィルのパートナーのフェイス・ミッチェル。
このシリーズは潜入捜査官ウィル・トレントのシ -
購入済み
読み応え抜群
無料版を先に読んだので、薄気味悪さが全体に漂ういやーなプロローグ、心臓が掴まれるような被害者の描写、ずっと重低音が耳の奥に流れているようでした。でも、救いを取り上げない登場人物の人間臭い人柄、そして丁寧な文章。
ちょっとさわりを覗くだけのつもりが、引き込まれて止まらなくなりました。そしてしっかりした重さのある現代的な文章が心地よくて、文章そのものを読んだ満足感にみたされました。
翻訳はしっかりしていましたが、原文がちょっと捻った表現だったのでしょう、意味が?となるところが数カ所ありました。
製品版はもっとささやかな救いがあって読みやすかったです。 -
購入済み
楽しめる
この作家さんは初読でした。上手く言えませんが、翻訳が固め?な気がするのと、語り手の視点がごく一部ですが 一人称三人称混在してる?のが気になりましたが、ストーリーは面白いし、特に捜査官2人の間にある 容認出来ない部分を抱えつつの信頼関係が魅力的だと思いました。
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Posted by ブクログ
カリン・スローター『ハンティング(下)』ハーパーBOOKS。
第1の犠牲者に続き、第2、第3の犠牲者が。そして、第4の犠牲者が…依然として見えぬ犯人の正体…
最近では珍しいサイコ・ミステリーであり、最後の最後まで犯人の正体が解らないというジリジリとした展開が面白いと思った。しかし、犯人の正体が解り、全ての伏線が回収された瞬間には何故か随分と小さくまとめてしまった残念な作品という感想を持った。
その理由は2点ある。1点目は、果たして、ウィル・トレントと共に主人公として描かれるフェイス・ミッチェルの妊娠と糖尿病は描く必要があったのかという疑問を感じたこと。2点目は、途中まで重要な役割を演じた -
ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子3.5 (4)
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ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子3.5 (4)