鈴木美朋のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
シリーズ作品だけでもチェイスが大変なのに、独立作品をいつ読むのか? 今でしょ! 入院は積ん読本を読むには絶好の機会なのだ。
しかし病気で入院してるのに、何故、暗い不健康な本を読まねばならないのだろう。本作は、ある意味、覚悟し、さらに予期していた通り、そんな不健康さでいっぱいの悲劇大作なのだった。
いきなりのテロシーンで物語は始まる。ナイフ片手の無差別殺人鬼にあわや殺されそうになるヒロインを母が救い、さらに返り討ちにするという衝撃の幕開けだ。娘の立場から描かれる現代と、母の思いもよらぬ過去の物語が交互に語られる。
過去の物語の中心人物たちはまず名前そのものも異なるので、すんなり今と -
Posted by ブクログ
シリーズ作品だけでもチェイスが大変なのに、独立作品をいつ読むのか? 今でしょ! 入院は積ん読本を読むには絶好の機会なのだ。
しかし病気で入院してるのに、何故、暗い不健康な本を読まねばならないのだろう。本作は、ある意味、覚悟し、さらに予期していた通り、そんな不健康さでいっぱいの悲劇大作なのだった。
いきなりのテロシーンで物語は始まる。ナイフ片手の無差別殺人鬼にあわや殺されそうになるヒロインを母が救い、さらに返り討ちにするという衝撃の幕開けだ。娘の立場から描かれる現代と、母の思いもよらぬ過去の物語が交互に語られる。
過去の物語の中心人物たちはまず名前そのものも異なるので、すんなり今と -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ毎度、登場人物全員が漏れなく癖が強く、
例えば障害や病気があったり、家族との関係が普通から大きく外れていたり、過去に大切な人と死別していたり、偏屈通り越して性格が破綻していたり…
とにかく問題を山ほど抱えている。
そのため印象としてはどこかしっちゃかめっちゃかしているのだけど、この人間ドラマがサスペンス要素と並走することで、単純な事件解決ものに留まらない独特の読み応えになっている。
今回も最後まで飽きずに読ませてもらった。
ただ今回、、
個人的にはややだけど最後に無理矢理さを感じなかったわけではない。
動機、コレ?感を拭えなかった。
うーん そんなもんかもしれないし、ドラッグとい -
Posted by ブクログ
電車時間が長かった時に一気読み。
プラトニックな友情って、一番ロマンティックかもしれないなぁなんて思いながら読みました。それこそ不要不急だけれどもだからこそ、その価値が高い、みたいな。
とは言えマフィアの奥さんは大分自分中心に動いて居ると思うし、元詐欺師は随分と行き当たりばったり過ぎない?というのが本音の所。そしてハンマーで人を殴り殺すのは、効率悪い気がするけどその辺りはポリシーだから仕方ないのか?16歳(だったかな?)のティーンエイジャーはこのままだと娘の二番煎じにならないかとちょっと心配。あの後どうなったんだろう、という辺りで終わらせるのが良い幕切れだったと思います。
まぁ色々とそれど -
Posted by ブクログ
ここまでくると感想は短めに
ウィルは謎の犯罪者ビッグ・ホワイティを炙り出すため潜入捜査中
ウィルと交際中のサラは、夫の死の
要因であるレナにイライラ
フェイスはいつも通りイライラ
アマンダもいつも通りイライラ
レナは犯罪者達から強制捜査の報復?
を受け負傷、夫も重症でイライラ
…
ようやく落ち着いた?のかな?
ドロッ!と言うかヌメッ!というか
暗いままなんだけど少しずつ前に進んでる感じ。なんだけど、現在と数日前の場面を交互に語る構成
半分ほど読んで中断…
「何が起きてるか」だけで見るとすこし冗長な感じが…ミステリーとして謎を追う部分は…無いですね。(シリーズを重ねるごとに減ってゆく)
解 -
Posted by ブクログ
アンディ31歳、惰性で生きている。目の前で男が二人の女性を殺害した。すると母親のローラが犯人のナイフ素手で受けて制圧し殺した。その後、ローラは襲撃されそうになり、その際にアンディは逃げるように言われた。メールも電話も一切自分からはしないように、貸倉庫の場所や逃げる方法も指示され。携帯電話や大金があった。平凡な女性だと思っていた母の過去を辿ると・・・
うーむ。そんなに悪くはないのだけれど
他のカリン・スローターの珠玉の名作と比べるとちと落ちる。
主人公アンディにいまひとつ魅力が感じられないのが大きい。同一作者によるウィル・トレントには魅力が感じられるのに。
2018年の現在と1986年の過 -
Posted by ブクログ
ネタバレ死者が多い。この出来事を乗り越えていくのは相当困難だと思うが……エンディングで作中人物は良くも悪くも麻痺している、ような。それが前を向き、強くなるということか?
おそらく、ジェインが司法取引で伝えた話は真実通りではないのだろう(そうですよね?)。パーカー男の身の上に起きたことが警察に解明されないのも不思議な気がするが、まあいい。真実を知る者は彼女自身しかおらず、読者にもすべては開陳はされない。文字通り「彼女のかけら」だ。
マイクとジャスパーの動きが上手くミスリードになっていて、そこが面白かった。
サスペンスとしていえば、個人的にはパトリシア・コーンウェルの筆致のほうが好きだ -
Posted by ブクログ
ネタバレウィル・トレントシリーズ⑤
のっけから苦手なフェイス登場で読む気力が萎えた フェイス姉さんが相変わらず苦手です…
サラVSアンジー もちろん、サラを全力で応援しましたよ かしこサラがクソビッチアンジーにチクリと刺す言葉 溜飲が下がった
ウィルVSアンジー 粘着アンジーがウィルをことごとく陥れる言葉を吐く その言葉、そのまんまあんたに返したるわ 腐れ縁アンジーと切れる決断をしたウィルがアンジーにバシッと別れを言い放つ ここまで、長かった この二人の関係にはずっとイライラしっぱなしやったから、やっとのやっとこさ感満載
もぅ、さっさとウィルはクソリングをはずしてベティ連れてサラんちに引っ越し -
Posted by ブクログ
上巻はフェイスの性格に嫌気がさしたが、下巻ではアンジーがマジ無理
ウィルとアンジーのドロドロな腐れ縁関係にサラを巻き込むなよ
ウィルは指くわえて遠くから聖女サラを眺めるだけで満足してくれ
聖女サラはジェフリーの想い出を大事にしてもっと穏やかな(アンジーみたいなややこいのがくっついていない)人と出会って再出発してほしい
でもサラはウィルみたいな男に惹かれるのかな
上司アマンダがGB 最初は苦手だったアマンダの好感度上昇中w
フェイスは内勤に移動した方が良いんじゃないでしょうか
誘拐監禁された女性の共通点は “拒食症”
表紙(背骨が浮き出た体躯)センスあるな
スピード良く読めた