鈴木美朋のレビュー一覧
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カリン・スローター『ハンティング(下)』ハーパーBOOKS。
第1の犠牲者に続き、第2、第3の犠牲者が。そして、第4の犠牲者が…依然として見えぬ犯人の正体…
最近では珍しいサイコ・ミステリーであり、最後の最後まで犯人の正体が解らないというジリジリとした展開が面白いと思った。しかし、犯人の正体が解り、全ての伏線が回収された瞬間には何故か随分と小さくまとめてしまった残念な作品という感想を持った。
その理由は2点ある。1点目は、果たして、ウィル・トレントと共に主人公として描かれるフェイス・ミッチェルの妊娠と糖尿病は描く必要があったのかという疑問を感じたこと。2点目は、途中まで重要な役割を演じた -
ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子
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ジョージ・ダグラス・ハワード・コール / マーガレット・コール / E・C・ベントリー / ニコラス・ブレイク / S・C・ロバーツ / フィリップ・マクドナルド / A・A・ミルン / ジュリアン・シモンズ / グラディス・ミッチェル / ロイ・ヴィカーズ / マイケル・イネス / クリスチアナ・ブランド / マージョリー・ブレムナー / ヴィクター・カニング / ジョン・クリーシー / エドマンド・クリスピン / ナイオ・マーシュ / マーティンエドワーズ / 浅羽莢子 / 宇野利泰 / 鈴木美朋 / 中村有希 / 法村里絵 / 深町眞理子 / 宮脇孝雄 / 山田順子
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ネタバレ・あらすじ
アメリカのサンフランシスコ州が舞台。
ラスヴェガスでマジシャンとして人気を博していたテンペスト・ラージは公演中の水中脱出ショーを失敗してしまい、実家に戻ってきた。
実家は「秘密の怪談建築社」という秘密基地や家にワクワクする仕掛けを施す工務店を営んでいた。
ある日、父親が請け負った歴史ある邸宅の改築工事に同行したテンペストは、その家の壁の中から自分のステージダブルを務めていたキャシディが袋に入った状態で死んでいるのを発見。
母方の一族は代々マジシャンとして有名だったが「一族の長子はマジックに殺される」という呪われた言い伝えがあった。
・感想
主人公がマジシャンなので作中で何度か -
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『壁から死体?』〈秘密の階段建築社〉の事件簿
著者 ジジ・パンディアン
訳者 鈴木美朋(すずきみほ)
著者のジジ・パンディアンはアメリカのニューメキシコ州出身とインド出身の文化人類学者の子どもとして生まれ、両親の研究旅行に伴われて世界中を旅する幼少時代を過ごしています。そして本書の主人公テンペスト・ラージもまた、インド最南端の海辺の町でマジック一座を旗揚げした名門マジシャン一族、ラージ家の生まれということで、家族とのシーンでは飲み物も食べ物もインドの香りが漂うものが多く登場します。(巻末にレシピもありますよ。)
テンペストは、ラスヴェガスのステージマジシャンとして活躍していたイリュージョニ -
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ネタバレ妻を奪われ、鉄道工事の労力にされてしまった中国人の殺し屋ミン・スー。工事現場から逃げ出したミンはアメリカ大陸を横断し、西海岸にいる妻を取り戻す復讐の旅に出る。
道中の仲間達が異能者だったり、物語中の死の描写がマジックレアリズムっぽかったり、荒涼とした開拓時代のアメリカ大陸を舞台にした物語の雰囲気は最高なのだが、それだけで読ませる作品。
ミステリー界隈で話題になった作品だったので、仕掛けや伏線回収に妙な期待を抱いてしまったが、その手の構成は皆無だったのが残念。
旨いこと映画化したらすごく面白いロードウェスタン活劇になるとは思う。 -
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カリン・スローター『暗闇のサラ』ハーパーBOOKS。
ウィル・トレント・シリーズの第11作。
ウィル・トレント・シリーズと言いながらも、今回の主人公はウィルの恋人のサラ・リントンであり、ウィルは脇役といった感じだ。
ストーリーの割にはやや冗長で、描かれる時間軸には疑問を感じた。
カリン・スローターの作品は当たり外れが激しく、新刊を読むのにはなかなか勇気が必要だ。それでも当たりを信じて読まずにはいられない魅力があるのは事実だ。今回は外れの部類かな。
19歳の医学生ダニ・クーパーが交通事故で瀕死の状態でERに搬送される。当直医のサラ・リントンはダニの体に生々しい暴行の跡があり、ダニのあ -
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ダニヤ・クカフカ『死刑執行のノート』集英社文庫。
エドガー賞最優秀長篇賞受賞作。
死刑囚アンセル・パッカーの46年の人生が何故か終始二人称で描かれるという不思議な風合いの作品。
刑務官のショウナ・ビリングズを丸め込み、密かに進行していくアンセルの脱獄計画は成功するのか。或いはアンセルの犯行は全て冤罪で死刑執行の直前で無実が明らかにされるのだろうか。
死刑執行が迫る中、緊迫の時限ミステリーかと思っていたのだが、結果としてアンセル・パッカーの未来は変わらず、何とも言えない消化不良の作品だった。
死刑執行まで残り12時間となった連続殺人犯アンセル・パッカーの46年の人生が母ラヴェンダー、