鈴木美朋のレビュー一覧
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購入済み
残虐性がとまらない
女性の誘拐、拉致監禁、拷問、レイプ。死体解剖とともにおぞましい拷問の方法が明らかになってくる。被害者があまりにも可哀想すぎる。今回は奇跡的に生存者がいるにもかかわらず、捜査は難航。上巻が終わっても容疑者すら浮かび上がってこない。そんな難事件に挑むのは、プライベートでいくつか問題を抱える捜査官コンビ。お互いをナイスフォローしながら難事件に挑む姿が素敵。果たして犯人にたどり着けるか? 下巻へ。
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Posted by ブクログ
ジョージア州捜査官のウィル・トレントは潜入捜査中に、警官夫婦が襲われる事件を目撃する。犯人は殺害されたが、なぜ警官夫婦を襲ったのか。被害者の妻レナ刑事は、麻薬密売人で妹を殺害しているシド・ウォラーを逮捕しようと躍起になっていた。苦労して、アジトを襲撃するとそこには・・・警官たち続けざまに襲われる。レナの上司のデニース・ブランソンは何かを隠してる・・・
相変わらずカリン・スローターは素晴らしい。
警察によるドラッグ密売のアジト急襲は失敗に終わったことはすぐに分かるのだが、詳細は描写されず、ウィルの潜入捜査や恋人サラとの関係の方面が描かれる。ブランソンがやっと明かす場面では鳥肌が立つくらいよくできてると思った。そこから捜査がグイッと進んでいくわけで、そのグルーヴ感があるとても心地良かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ぼく」は働いてもいないのに、家とそこそこの金がある。見た目、雰囲気ともに悪くはない。潔癖症。特技は周囲同化。幼子と老人には親切。次々と女性を誘拐して飼って殺害する。時には監禁してからわざと放ちハンター狩りする場合もある。
シリアルキラーのぼくが、レイチェルに対して初めて連れ去りたい欲求が封印できた。 ぼく×レイチェル=恋人?
飼っていたエリカが脱走に成功するがエリカ自身の意思で又「ぼく」の家に戻ってくる ←ここがびっくり(゚Д゚;) 監禁されてた家にもどるか⁉ ほかに行けよ。エリカは依存症になっちまったのか…。
エリカが、レイチェルへ嫉妬して、悲劇を招く。
本作が長編デビュー作 著者インタビューのなかで、「とてもじゃないが出版できないような悪趣味なものを書こうという以外、なにも決めていなかったんだけど、そうしたらするすると書けたんだ」こりゃ、次作も期待できるな。
今のとこシリアルキラーものの中では一番面白い。
原題:Normal -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルから化学の研究やそれにまつわる本なのかと思いきや、1950年〜60年代、まだ女性の社会進出などに偏見が強く残る時代に生きた主人公の物語でした。
昔の話…といってもこういう偏見や女性に対する差別は現代でもまだあるよな…
エリザベスもキャルヴィンも最初はお互いのことをよく知りもしないのに、思い込みや想像で相手のことを決めつけていた
他の登場人物たちも主人公たちにそれぞれ勝手なイメージを持ち、悪意や嫉妬を向けていた
でもお互いの過去を知り対話することで理解を深めていくことができた
自分に置き換えて考えてしまう
私は相手のことを知ろうとしているかな?
また、ハリエットの「ひと息つく時間を持って、自分のことだけを考えるのよ」というアドバイスは育児中の人だけでなく、どんな人にも必要だと思った
キャルヴィンと出会い、エリザベスの人生は大きく変わった
それは彼の死後も影響を及ぼし続けて、まるでエリザベスにずっと贈り物をしているみたいだった
それはエリザベス自身の優秀さや、世間から浴びせられる理不尽の渦に飲み込まれない凛とした性格があってこそのものだけど
エリザベスを見ていると自分も背筋が伸びる思いだった
彼女の番組のファンも同じ気持ちだったろうな
Apple TVにドラマがあるそうなので観てみよう -
Posted by ブクログ
タイトルを見て、ちょっとポップな感じの化学啓発本だと思った。理系の啓発本は好きなんだけども、化学はあんまり得意ではないから、これを機会にちょっと勉強しようかなーと考えて読み始めたら……
小説でした。
小説だったです。ぶっちゃけ導入部でくじけそうな感じのそれだった。でも、一章一章が短いし、気分が乗ったら一章ずつ読み進めていこう。そう決めて読んでいったら、前半1/3あたりから、ぐぐっと面白くなってきた。
舞台設定が1950年代のアメリカということになっているけれども、おそらく著者がねらっているのは、当時から変わらない男尊女卑思想による悪意のない差別と、ささやかな悪意がもたらす不幸のこと、前者には容赦ないが、後者には結構寛容なのが、なんかアメリカっぽいなあ等と感じたりした。
化学啓発本だとおもったら、勧善懲悪の小説で戸惑いはあったけれども面白かった。ジャンルとしてはヤングアダルトなのかな?
犬が良い感じに活躍するので、犬好きにもお勧めです。