【感想・ネタバレ】暗闇のサラのレビュー

あらすじ

暴行された女性の最期の言葉が、15年前に封印した悪夢を呼び覚ます――
〈ウィル・トレント〉シリーズ最高峰!

Disney+(ディズニープラス)でドラマ配信中!
〈ウィル・トレント〉シリーズ最新刊。

19歳の医学生がERに搬送され亡くなった。当直医サラは、生々しい暴行の跡が残る彼女から最期の言葉を託される。あいつを止めて、と。やがて起訴された男子学生の母親は、偶然にも研修医時代のサラの同僚で、裁判後の動揺の中で妙なことを口走った。今回の件は15年前のサラの事件につながっていると。サラの恋人で捜査官のウィルが捜査を開始するなか、再び大学生が失踪し――。シリーズ最高峰!

■カリン・スローターの好評既刊
〈ウィル・トレント〉シリーズ
『ハンティング 上・下』
『サイレント 上・下』
『血のペナルティ』
『罪人のカルマ』
『ブラック&ホワイト』
『贖いのリミット』
『破滅のループ』
『スクリーム』
『暗闇のサラ』

〈グラント郡〉シリーズ
『開かれた瞳孔』
『ざわめく傷痕』
『凍てついた痣』

ノンシリーズ作品
『彼女のかけら 上・下』
『忘れられた少女 上・下』←『彼女のかけら』関連作

『偽りの眼 上・下』
『グッド・ドーター 上・下』
『プリティ・ガールズ 上・下』

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

来月に結婚式を控えたサラとウィル。サラが3年前に関わった事件が、ふたりを15年前の悲劇と再び向き合わせる。
サバイバーのサラにとって傷口に塩を塗りたくるような捜査に胸が痛い。
被害者が自分の落ち度を責め続けてしまう犯罪って何なんだろう。犯罪の残酷さに辟易しつつ、サラの逞しさに救われる。サラのお母さんの言葉が凄く心に響いた。
人生の変化を受け入れつつ、サラとウィルの物語をこれからも追い続けたい。

0
2025年07月16日

Posted by ブクログ

面白かった!話の内容はひどいものだけど。
訳が変なところと、漢字間違いが気になりつつも最後は一気に読んだ。
サラの事件の真相が判明して、ジェレミーの将来も決まりそうで、次作が楽しみ。

0
2024年09月08日

Posted by ブクログ

相変わらずカリンスローターは精神にくる犯罪を描くのがうまい。あらゆるひとに接触する心理戦もみごたえあり。推理しながら読むのがたまらなく楽しかった。
真相には何度もたどり着くのだけど、そのたび否定するような事実が出てくる。そのミスリードが多すぎて最後に辻褄が合わなくなってる気もした。けれどターゲットの見つけ方を知ったときはショックで思わず目を閉じてしまった。
今回はウィルの心情が控えめだったけどカバーに書かれてる「シリーズ最高峰」には納得できる。
ちなみに誤植が多かった。

そういえばウィルトレントは映像化されたんだった。チェックしたがキャスティングが私の印象と全然違う。個人的にはウィルシリーズを読み始めたときハマって観てた北欧映画「特捜部Q」のカール役ニコライリーコスさんっぽいひとをウィルとして想像してた。サラはジェシカチャスティン。
でも評判は良いので観られる機会があったら映像版も観てみようと思う。

0
2024年07月23日

Posted by ブクログ

待ってましたウィル・トレントシリーズ!

しかも天涯孤独だと思っていた
ウィルの親戚のおばさまも登場して大満足です。
かなり強烈な方ですがw

そして今回もえげつない犯罪者達が。

続編が待ち遠しいのは
特捜部Qと同じぐらいかな?


0
2024年04月14日

Posted by ブクログ

レイプ死亡事件の被害者から最後の言葉を聞いた医師サラ。自らが15年前にレイプされた事件と関係があるらしい。

レイプが自分の身の回りで起こったと聞いたことがない。しかし読むと自分が井の中の蛙だと分かる。ただ、長すぎる。ほぼ700頁は長い。

0
2024年02月23日

Posted by ブクログ

苦しかった
サラがどうやって戦っていくのか
ウィルが思ったことを言葉にしているところが前半のウィルと違うと思った
サラと信頼し合っているのが伝わった
続編ってあるのかな

0
2024年01月04日

Posted by ブクログ

久々の〈ウィル・トレント〉シリーズ。そして今作はサラのこれまでのことが語られていく。15年前の性被害のことから、現在の性犯罪へと繋がっていく。そこには女性が受けた凄惨で怒りを覚えることが描かれている。著者はこのシリーズで女性の尊厳と被害とを真正面から向き合って描いていて今作もそれは同じで、特に主要人物のサラだから余計にその色が強くなっている。恋人のウィルの存在が大きさな救いになっていてそれが読者にとっても救いで重たく苦しい内容に希望を与えてくれている。これまでもそうだったけれどそれがより今作では際立っているように感じる。

0
2023年12月25日

Posted by ブクログ

何とも悍ましい展開で主人公の試練が半端ないが、誤植が結構あるし、女刑事ペパーとか訳してくれだの、etch a sketch って何?だのと、まあ色々。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

カリン・スローター『暗闇のサラ』ハーパーBOOKS。

ウィル・トレント・シリーズの第11作。

ウィル・トレント・シリーズと言いながらも、今回の主人公はウィルの恋人のサラ・リントンであり、ウィルは脇役といった感じだ。

ストーリーの割にはやや冗長で、描かれる時間軸には疑問を感じた。

カリン・スローターの作品は当たり外れが激しく、新刊を読むのにはなかなか勇気が必要だ。それでも当たりを信じて読まずにはいられない魅力があるのは事実だ。今回は外れの部類かな。


19歳の医学生ダニ・クーパーが交通事故で瀕死の状態でERに搬送される。当直医のサラ・リントンはダニの体に生々しい暴行の跡があり、ダニのあいつを止めてという最期の言葉を何とか聞き取る。

3年後。ダニを暴行した容疑で起訴された男子学生のトーマス・マカリスターの裁判に証人に召喚されたサラはトーマスの母親から今回の事件は15年前のサラのレイプ事件とつながっているという驚愕の事実を聞かされる。

サラの恋人で捜査官のウィルが捜査を開始する中、再び女子大学生が失踪する。次第に浮かび上がる犯人の正体と事件の真相……

定価1,480円
★★★

0
2024年01月10日

Posted by ブクログ

シリーズ通じて書きたいことも分かる、ただ書きたいことか先走りしてるような気がするのは自分が男なかもしれん。しんどかった。

0
2023年12月20日

「小説」ランキング