橋田壽賀子のレビュー一覧

  • 恨みっこなしの老後

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    恨みっこなしの老後。橋田 壽賀子先生の著書。見栄を張り続けても良いことなんて一つもない。見栄を張り続けることの危険性。見栄を張り続けると危険がいっぱい。脚本家として大成功された橋田 壽賀子先生でさえ見栄なんて張らない。私は見栄っ張りで虚勢を張ってしまいがち。見栄っ張りで虚勢を張ってしまう自分を変えないといつか大失敗になるかも。見栄っ張りで虚勢を張ってしまう自分を変えないと恨みつらみだらけの老後が待っているのかも。

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    2023年06月18日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    ネタバレ

    ご家族も身寄りもいらっしゃらない橋田先生は90歳になり、安楽死を希望されている。認知症になったり、病院で胃ろうで栄養を摂るくらいなら、元気で意識がはっきりしているうちに亡くなりたいとのこと。
    本人の意識や判断がしっかりしており、医師や弁護士、ソーシャルワーカー、家族が認めれば安楽死を国が認めてほしいと主張。橋田先生がご存命の間に法整備はされないだろうから、外国人の安楽死希望者も受け入れているスイスに70万を準備していよいよの時は行くそう。
    ヨーロッパの数国、アメリカの数州では安楽死が認められているが、日本では自殺ほう助にあたり、刑罰となる。実際、治る見込みがない患者の家族に迫られて安楽死させた

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    2019年11月18日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    安楽死で死なせて下さい。橋田壽賀子先生の著書。橋田壽賀子先生のような超一流の小説家の先生が安楽死で死なせて下さいというお考えを持っている。その事実はしっかりと受け止めなくてはいけない。安楽死の問題を日本全体で考える時が来ているのかも。

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    2019年08月12日
  • 恨みっこなしの老後

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    綺麗ごとではなく慢心して仕事がうまくいかなかったり
    容姿に対するコンプレックスがあったり、
    子供に恵まれなかったり、思い通りではなかったけど
    仕事に打ち込めた人生にまったく悔いなし という潔さが
    とても素敵なエッセイでした 

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    2018年08月21日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    ネタバレ

    橋田壽賀子さんといえばドラマの脚本家ですが、おしんと大河ドラマくらいしか見ていませんでした。あまり良いイメージも持っていませんでした。ただこの本を読んで、非常に共感を持ち、90歳を超える高齢の方でも、こういう考え方をした方がいるのだと感心しました。私もこうありたい、と。

    脚本家として成功された著者は金銭的に余裕があり、自分の生き方(死に方)を選択できるとはいえ、後に残された人(身内の家族はいらっしゃらない模様)に迷惑をかけないようにしたい、という心構えは素晴らしいと思いました。介護に関しても、自分の子どもに迷惑をかけまいと、改めて思った次第です。

    著者が問題提起しているように、日本で安楽死

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    2017年11月28日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    橋田壽賀子さんが亡くなられたとのニュースを見て、ふと著書を読んでみたくなった。
    安楽死の是非は職業柄、学生の頃からよく見かける話題。でも正解がないので私はどうにも安楽死の合法化については諸手を挙げて賛成できない。尊厳死については現行のガイドライン通り、もしくは法制化しても全然良いと思う。
    私もエンディングノートを持っているので、橋田さんの言う通り若い頃から自身の死について考えることは大切だなと思う。

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    2021年04月06日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    人は必ず「死」を迎えるけど、なかなかそれを直視することが少ない気がします。この本を読んで「安楽死」も含めて
    「死」についてきちんと考えてみたいな~と思いました。毎年の誕生日に考えるという橋田さんの考えに倣いたいです。

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    2018年10月23日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    「本当は、いまも主人の気配がする家の、いつものテーブルの同じ席に座ったまま、眠るように死ねたら幸せだと思っています」・・・泣ける。

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    2018年10月03日
  • 恨みっこなしの老後

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    以前、安楽死の発言で話題になった橋田さん。実際、どんな考えの持ち主なんだろうと思っていたので、この本に出会ったので、読んでみた。とっても素晴らしい生き方をされているというのが一番の印象。いずれは誰もが年老いていく、もちろん、僕自身も。だから90歳超えの考えにも興味があった。「八十代のシワはまだかわいい」「損得感情は、つまるところ自分次第」「第二の人生を見つけらるのは、自分だけです」「老後に必要なのは、「好奇心」と「自由」」「「してやった」ではなく「させていただいた」」等、心に残った。自分はどんな老人になっていくのだろうか?、楽しみにしたい。

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    2018年07月28日
  • 恨みっこなしの老後

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    わたる世間は鬼ばかりの脚本家としか知りませんでしたが長い人生、戦争も経験してきて心に響く言葉が沢山あった。
    読みやすく楽しく一気に読んだ。
    表紙の橋田さんがそっくり、クスッと笑ってしまうような温かい本です。

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    2023年05月16日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    ネタバレ

    死と向き合うのはとても勇気がいることで、死ぬことは忘れながら生きている。でもこの超高齢化社会で、生きることが辛かったり周りを苦しめてしまう(無理心中とか)ことを考えると選択肢のひとつとして選べることには価値があると思う。

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    2021年10月17日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    2021年4月 橋田先生がお亡くなりになったとの報道があったが
    結局 先生の思い描いた通りの終焉をお迎えになられたのだろうか?

    作中で何度も「私には心配してくれる人がいない。生きていることを望んでくれる人が誰もいない。」と何度も書かれてありましたが、本当にそうだったのでしょうか?

    ボケてしまう前に安楽死 周囲に迷惑をかける前に安楽死
    理想的だけど、私もそうして欲しいと思うけど、他の人に当てはめて考えようとすると そんな簡単にはいかないわよって酷い思いが湧いてくる。

    今 私は50代を迎えたばかりだが、30年後もう一度読み返してどんな思いを抱くのか確認したい本だと思う。

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    2021年08月19日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    京都でおきた嘱託殺人事件を機に読んでみた。
    自分も橋田さん同様、死ぬ権利は認められるべきだと思う。
    日本で実現するにはがんじがらめの法整備が必要になると思うけど。
    それにしても4~5人お手伝いさんがいて24時間介護とはうらやましい。
    安楽死以前に、やっぱり経済力は重要だね。

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    2020年08月04日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    『文芸春秋』2016.12「私は安楽死で逝きたい」に多くの読者からの反応。法制化の旗振り役になってください、などの声をかけられることもあるが、自分のために考えていただけ。死に方とその時期の選択くらい自分でできないかと思っているだけ。

    戦争、仕事、家族、友人..を経ての独り身の個人的な経験が語られるほどに、法制化などという一般的共通化からは遠ざかるようにも思いました。激動の時代すぎる。

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    2019年12月18日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    長生きすることが、珍しくもめでたいことでもなくなった現代。
    高齢化社会においては、生き方と同じ様に死に方についても
    もっともっと考えなくてならないと思う。
    人が死ななくなった現代、これからの医者には
    病気の治し方より上手な死なせ方も学んでほしいという橋田さんの意見に賛成だ。
    もう充分に生きたと本人が思ったときに
    人生の幕を自分でひけるという選択肢があるなら、
    人は今よりずっと安心して老いていけるだろう。

    橋田さんは、『自分はもうなんの役にも立たない』というけれど、まだまだ楽しいドラマや面白いエッセーを書いてほしいと心から思います。

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    2019年10月10日
  • 恨みっこなしの老後

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    1925年(大正14年)生まれ、橋田壽賀子さんの「恨みっこなしの老後」、2018.2発行です。大切なのは血流。食べて運動しないと筋肉がつかない。筋肉がつかないと血流が悪くなる。いくつになっても食事と運動。そう仰ってます。老後に必要なのは「好奇心」と「自由」。著者は豪華客船での船旅がお好きで、そのために(そのためだけではないと思いますがw)90歳までは毎日800mの水泳を、90歳からは週3回一時間の運動(ストレッチと筋トレ)をしてるそうです。また、船室が禁煙になったので一日40本の煙草を禁煙されたそうです。

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    2018年06月12日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    共感することばかり
    著者のように経済的に余裕がないけれど
    天涯孤独ではないけれど
    私も安楽死を望みます
    死ぬ権利 認めてほしい
    寝たきりの高齢者
    ご本人も家族も決して望んでいない状態
    行政も医療関係者も恐ろしくて言えないことを
    きちんと発信してくれました

    ≪ 持ってたら 生きる安心 死ぬ薬 ≫

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    2018年05月03日
  • 安楽死で死なせて下さい

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    いろいろ考えさせられる。
    これまでどうにかなっていたからといって放置せず、どこかで真剣に向き合わなければいけない大きな問題ではないかと思う。
    かと言って、どうすればというのはよく分からないのだが。

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    2018年03月04日