野沢尚のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
連続幼児誘拐事件の謎を追う警視庁捜査一課・特殊犯捜査係勤務の有働公子。婦人警官でなく、一人の母親として事件の当事者となってしまった彼女は、わが子を取り戻すため、犯人のみならず警視庁4万人を敵にまわすことに...。驚愕の展開、そして誰も予想だにしなかった戦慄の結末。ミステリーの到達点。
-書籍より引用
正直、展開が読める小説かもしれない。
しかし、物語の展開についてはドキドキ・ハラハラさせるものがある。
かつてドラマ化されたこともあり、今なお人気の小説。
母性とは何か。家族とは何か。
その想いが込められた一作。
表現の生々しさは、脳内で映像化しやすく、さすが野沢尚さんといったところ。
想像通りかもしれないが、誘拐事件は解決されやすいものである。
しかし、犯人は、その誘拐で身代金強奪にかける。
裏社会の事情も把握して物語を作っているあたりは高評価。
主人公の一人息子が誘拐されたことから、この物語の本筋は始まる。
1人の母親が、警察官という立場をこえて犯人と対決する。
身内に犯人と通じている者がいるのか、孤独に戦う主人公に情がうつり、いつしか主人公と一緒に私たちも戦っているように感じる。
ラストの告白に驚くかどうか、、、それはあなたの読み方次第かもしれない。