野沢尚のレビュー一覧

  • リミット

    Posted by ブクログ

     連続幼児誘拐事件を担当する主人公の捜査一課の有働公子は、誘拐された少女の母親役を演じ、犯人と電話で交渉をしていた。しかし母親でないことがばれ、犯人に身代金の運び役を命じられた。そして驚愕の事実を知らされた。
    「お前の息子を誘拐した。殺されたくなかったら捜査陣を撒いて一人で来い」
    どうして息子がいることを犯人が知っているのか。考えられる可能性はひとつ。警察内部に犯人と通じる裏切り者がいる。
     公子はひとりで犯人を追いつめることを決意した。

     有名な脚本家の小説だけあって、映像化されたらさぞかし面白くなりそうな(もうされてるのかもしれません)作品です。飽きることないストーリー展開です。15年く

    0
    2017年08月15日
  • ひたひたと

    Posted by ブクログ

    とても悔しい。
    続きが読めないなんて。
    そしてこれから新作が出ないなんて。

    お悔やみを伝えると共に
    「ひたひたと」…凄くおもしろかったと伝えたい。

    0
    2012年03月12日
  • 砦なき者

    Posted by ブクログ

    マスコミの暗部。マスコミの特性を利用したモンスター。
    P185 マスコミとは本来、何らかの事件を伝達するものだと考えられているがマスメディアの発達によって、伝達するための内容をメディア自体が創りだすようになった。「擬似イベント」イベントがあるからではなく、報道するためにイベントが作られる。現代ではこうした逆転現象が政治、経済など様々な領域で見られる。メディアの中では人は英雄的な好意によって有名になるのではなく、メディアでの露出度が高く、有名であるために崇められる。
    P247 マスコミとは。風向きを読んで、退路と進路を選ぶ、狡猾で保身本能しかない森の生き物だ。
    P276 テレビは定期的に大衆の中

    0
    2012年02月12日
  • 砦なき者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これはまず、妻夫木くん主演のドラマを見て。
    ものすごい衝撃で。
    原作読んで。
    やっぱりものすごい衝撃で。

    やっぱり野沢さんはメディアについて何か訴えたかったのかな、と。

    基本的に映像と本って本のほうが好きなのですが、この作品に至ってはドラマの完成度が高いので両方おすすめです。

    0
    2011年12月13日
  • 深紅

    Posted by ブクログ

    被害者の娘と犯罪者の娘。立場は違ってもお互い苦しんでたんだな。興味本位で近づいたとはいえ、違う立場で出会っていたら仲良くなれそうだったのに。ラストの別れのシーンが切ないな。

    0
    2021年03月27日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    アツい。心をこうもアツくさせるものをつくりだせることが羨ましい。僕のスポーツ小説ランキングトップ5入り。

    0
    2011年05月13日
  • 呼人

    Posted by ブクログ

    年は12歳にして「永遠の命」に閉じ込められた!?僕はなぜ大人にならないのだろう。心も躰も成長を止め、純枠な子供のまま生きていくことは果たして幸せなのだろうか。出生の秘密を自ら探る呼人が辿り着いた驚くべき真実とは。感動のラスト、権力者の理想が引き起こす現代の恐怖をリアルに描いた傑作長編。

    0
    2011年02月19日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    世界との差を感じ、高校生で単身スペインへ渡った日本人が、家族との衝突、プロの厳しさを体験し、成長する姿を描いたいまだかつてなかったサッカー小説。
    サッカーを文字で躍動感や感動を余すことなく表現しただけでなく、日本のサッカーを的確に批判し、そして強くなる可能性を示している。

    0
    2011年01月14日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    サッカー小説。 試合の緊迫感、盛り上がりを文字だけでここまで表現することができるのかと驚いた作品。 ゴールが決まるシーンを読んだ時はゾクゾクしました。

    0
    2010年10月19日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    サッカー少年が単身でスペインに行き、

    いろんな葛藤を抱えながら成長し、活躍していくストーリー。

    おもしろかった。

    0
    2010年08月14日
  • 龍時(リュウジ)03─04

    Posted by ブクログ

    ライフワークとしてずっと書いていくつもりだったとのこと。
    残念でなりません。

    野沢先生~(泣)
    ご存命でいらしたなら、
    今回のW杯、どうリュウジに戦わせたのかしら?

    続きが読みたいデス。。

    0
    2010年08月07日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    にわかサッカーファンでも楽しめるということは、
    本気サッカーファンにはたまらんと思う。
    スペインサッカー好きは是非。

    0
    2010年08月07日
  • 砦なき者

    Posted by ブクログ

    ドラマを観た時と同じく、何も感じてない訳はないんだけど、文章として浮かんでこないので特に何も書けません。
    面白かったーとか、八尋こえーとかぐらい。
    「テレビほとんど観ないから」と言ってる自分も視聴者の一人なんだなぁと思った。
    野沢先生に敬意を抱きます。

    0
    2012年04月11日
  • ひたひたと

    Posted by ブクログ

    才能があるゆえの最後といいますか、そういう部分が小説にも出てるような気もします。
    凡人というか誰にでもできないことをできる人だからこそ感じるものがあって、それが伝わったりするのかもしれませんね♪

    0
    2009年12月03日
  • 龍時(リュウジ)03─04

    Posted by ブクログ

    1作目からずーっと読んでいくと、
    様々な面でパワーアップしたリュウジを見ることができる作品。
    もはや、1人の人間として彼がカッコいい、とさえ思えます。

    この作品では、
    リュウジが日本代表としてのシーズンが描かれているのですが
    1つ1つの試合の臨場感と、リュウジの心持ちにドキドキします。

    「日本を捨てる」覚悟でスペインへ渡った彼にとって、
    異国の地で生活し、改めて自分が日本人と感じた彼にとって、
    日本代表になるということは、どういうターニングポイントだったんだろう。

    思い返しただけで、何故だか感極まるものがあります。

    "わが魂よ、不死を求むることなかれ。ただ可能の限界を汲み尽く

    0
    2010年03月03日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    やっていることは全く違うけれど、
    日本の外に身を置いて生活した経験がある為か、
    "自分の選択は正しかったのか"
    "日本へ帰る、という選択肢は逃げではないか"
    …と言うスペインでのリュウジに共感するところ、ちょっとありました。

    また、サッカープレーヤーとしての期間が自分自身の寿命だと言い切る彼。
    カッコいいな~と思える反面、
    サッカーに対するストイックさがちょっと羨ましいとさえ思える。

    例え、自分の思い通りに行かなくても、素直になれなくても、
    正面から壁に向かっていかなければ前には進めない、
    という事を改めて思わされます。

    理屈では分かっていても、言

    0
    2010年03月03日
  • 龍時(リュウジ)02─03

    Posted by ブクログ

    正直なところ、
    ここまでのスポ根な小説を読んだのは初めてだったので
    色々な意味で衝撃でした。

    話が進むにつれ、どんどん世界に入り込んでいく感覚が分かる。
    心境描写が巧みだからか、
    "自分自身がサッカーをしている"とまではいかないけれども
    個々の心境と、プレー面の繋がりが分かって、ゲームの展開にどきどきする。
    手に汗握る、とはこんな感覚なんだろうな。

    実際のプレーヤーを見たことがなくても理解できるほど、
    特徴がよく表現されているんだと思います。

    古本屋から入手したため、
    3部作の2作目から読み始めましたが、十分楽しめました。

    スペインにとっての「サッカー」の存在の大き

    0
    2010年03月03日
  • 龍時(リュウジ)03─04

    Posted by ブクログ

    もっと龍時を見ていたかった。しかしこの巻から先の龍時には、もう逢えない。日本代表で活躍しているであろう龍時を想像するだけで泣きそうになる。――この本に逢えてよかった。けれど、逢いたくなかった。それほどに大作であった。

    「我が魂よ不死を求むことなかれ。ただ可能の限界を汲みつくせ」

    ただ願う。いつか龍時のようなプレーヤーをこの目で見れることを。
    野沢尚さんはお疲れ様でした。未完結ですが龍時に出会えたのは野沢さんがいたからこそです。

    0
    2009年10月10日
  • 龍時(リュウジ)02─03

    Posted by ブクログ

    一巻と比べると物足りなさもありますが、スペインという地。マリアとの出会い。熾烈なポジション争い。面白い!

    0
    2009年10月10日
  • 龍時(リュウジ)01─02

    Posted by ブクログ

    サッカー小説、面白いのだろうかと半信半疑で読み始めたが、素直に面白い!よくぞここまで描いたものだと思う。龍時のようなプレーヤーをいつか日本で見たい。そう思わせられるほど、龍時には人を引き付ける魅力がある。龍時のようなプレーヤーを見ることは、サッカー好きの一人として永遠の夢だ。

    0
    2009年10月10日