ひたひたと
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ひたひたと

628円 (税込)

3pt

かみしめるように読みたい著者最後の作品集。十二の深い傷跡を全身に刻んだ女のこと。少年に悪戯(いたずら)され暗転した小四の夏のこと。五角形の部屋で互いの胸の奥に封じ込めていた秘密を明かしたとき、辿り着くのは――急逝を惜しまれた著者最後の作品集。まさに着手寸前だった長編『群生(ぐんじょう)』のプロット200枚も収録! 野沢ミステリーが目指した高みが迫る。

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ひたひたと のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    未完の作品とはいえ面白かった。本当に完成が読みたい作品ばかり。素晴らしいものになるんだろうなぁと思いながら読む。

    『群生』も、収録できるくらいに完成されているので、読物として十分面白い。もっと肉付けした物語が読みたい。惜しいことである。

    死体の視点から物語を描く…なんてなんか素敵。自分の死んだ後

    0
    2022年05月31日

    Posted by ブクログ

    プロットのみの『群生』。
    みんながみんなそうではないのかもしれないけれど、小説家達の頭の中は一体どうなっているんだろう。

    0
    2012年12月24日

    Posted by ブクログ

    とても悔しい。
    続きが読めないなんて。
    そしてこれから新作が出ないなんて。

    お悔やみを伝えると共に
    「ひたひたと」…凄くおもしろかったと伝えたい。

    0
    2012年03月12日

    Posted by ブクログ

    才能があるゆえの最後といいますか、そういう部分が小説にも出てるような気もします。
    凡人というか誰にでもできないことをできる人だからこそ感じるものがあって、それが伝わったりするのかもしれませんね♪

    0
    2009年12月03日

    Posted by ブクログ

    群生 完成したものを読みたかったな。プロットでも充分おもしろかったけど。もう新作が読めないなんで悲しいです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    野沢さんの遺作。プロットなのに普通に読めちゃう「群生」。この人の頭の中はこんなのかなぁなんて思ったり。野沢さんの文章、もっと読みたいよなぁ。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    急逝の為、未完となった短編集のうち2作と“群生”という小説のプロットが収められた一冊。

    短編の2作は性的犯罪が絡んでいるので眉間に皺を寄せながら何とか読み進めた、といったところ。
    それでも、野沢氏がそういった犯罪をとても重く受け止めていることが感じられました。

    群生はプロットとは思えない完成度。

    0
    2022年11月03日

    Posted by ブクログ

    未完の作品と知りながらも、それでも面白いと思わせてくれる作家さんだった。
    タイトルのひたひたとが一番好きな話。

    0
    2020年05月12日

    Posted by ブクログ

    群生 プロットと言っても完成に近い
    脚本家としての野沢尚の熱量が伝わる
    映像が浮かぶ。
    「十三番目の傷」「ひたひたと」も残りの三人の話しを知りたくなる
    ホスト役の畠山の真意も知りたい
    本当に残念でならない。
    もっと読みたかった、視たかった。

    0
    2019年03月28日

    Posted by ブクログ

    ひたひたとはラストが怖かったし驚いた。被害者から加害者になってしまう心理。すごい。
    この本が著者の最後とは本当に残念。他の作品もまた読んでみたい。

    0
    2016年06月14日

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