龍時(リュウジ)01─02

龍時(リュウジ)01─02

641円 (税込)

3pt

こわれた家族、さえない学校。体内に滾るのはサッカーへの情熱だけ。それさえも、この国では行き詰ってしまうのか。2001年、スペインU─17とのサッカー親善試合に急遽招集された無名の高校生、志野リュウジは、世界の壁を痛感し、単身スペインに渡ることを決意する。両親との葛藤、国籍のハードル、友情や淡い恋など、ビルドゥングスロマンの味わいを発揮しながら、選手の目線から驚くべき緻密さでゲームシーンを再現。本邦初の本格サッカー小説、待望の文庫化。

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龍時(リュウジ) のシリーズ作品

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  • 龍時(リュウジ)01─02
    641円 (税込)
    こわれた家族、さえない学校。体内に滾るのはサッカーへの情熱だけ。それさえも、この国では行き詰ってしまうのか。2001年、スペインU─17とのサッカー親善試合に急遽招集された無名の高校生、志野リュウジは、世界の壁を痛感し、単身スペインに渡ることを決意する。両親との葛藤、国籍のハードル、友情や淡い恋など、ビルドゥングスロマンの味わいを発揮しながら、選手の目線から驚くべき緻密さでゲームシーンを再現。本邦初の本格サッカー小説、待望の文庫化。
  • 龍時(リュウジ)02─03
    641円 (税込)
    日本のサッカーに限界を感じ、16歳で単身スペインに渡った志野リュウジ。プロ2年目のシーズンは、フラメンコで有名なセビリアに本拠地をおくレアル・ベティスに移籍。トップチームに入ることの難しさ、試合出場のチャンスを掴むこと、ゴールを確実に決めなければいけないプレッシャーを乗り越え、リュウジはスペインで輝きはじめる。実在のリーグを舞台に、プレーや選手の心理状態、現地の雰囲気までも圧倒的なリアリティで描写する、本格サッカー小説第2弾!
  • 龍時(リュウジ)03─04
    621円 (税込)
    スペインでプロサッカー選手として順調に成長するリュウジは、アテネ五輪日本代表に招集される。しかし平義監督は創造性溢れるリュウジのプレースタイルを禁じ、ひたすら走って前線にボールを出す、チームのために奉仕するプレーを求める。真意がわからず戸惑うリュウジ。果たして監督の意図は何か? 各国代表との熱い戦いの行方は!? 実際の五輪前に執筆されたにもかかわらずスタメン6名が的中、著者のサッカーに対する慧眼と愛情が遺憾なく発揮されたシリーズ最終巻。

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龍時(リュウジ)01─02 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月31日

    自分のバイブルとも言える本
    自分のいる環境に満足せず、外の世界に出て行って懸命にもがきながら自分を主張する主人公龍時にいつも励まされています。
    周りの環境に合わせて生きることに疑問を感じている人には大変オススメの一冊です。

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    Posted by ブクログ 2012年10月08日

    実はあんまりサッカー見ないんです。
    リーガ・エスパニョーラもすぽるとで眺めているだけ。

    それでも、、、
    面白いものは面白いのです。
    著者が亡くなってしまったのが悲しい限り。


    サッカーが好きな人ならモチロン、サッカー好きじゃなくても、心が伝わってくる作品。

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月10日

    リスペクトする好きな人からのオススメ。
    最高のサッカー小説。

    文字だけでここまでリアルにサッカーを描ける事にガタつく。

    戦術の描写、繊細な技術の描写、実在する選手の特徴を如実に表す描写、全てに鳥肌が立つ。

    当然、感情的な部分の描写も巧く、家族・恋人・チームメイト・監督・・・関わる全ての人々との...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月11日

    一人の日本人高校生が、リーガ・エスパニョーラのユースチームへスカウトされた。
    日本の主流サッカースタイルでは、自分に居場所はないと感じていたリュウジは単身、スペインへのサッカー留学を決心する。

    「サッカーをしていない自分が考えられないから、あと20年くらいしか生きていられそうにない」
    と言い切り、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月13日

    アツい。心をこうもアツくさせるものをつくりだせることが羨ましい。僕のスポーツ小説ランキングトップ5入り。

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    Posted by ブクログ 2011年01月14日

    世界との差を感じ、高校生で単身スペインへ渡った日本人が、家族との衝突、プロの厳しさを体験し、成長する姿を描いたいまだかつてなかったサッカー小説。
    サッカーを文字で躍動感や感動を余すことなく表現しただけでなく、日本のサッカーを的確に批判し、そして強くなる可能性を示している。

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    Posted by ブクログ 2010年10月19日

    サッカー小説。 試合の緊迫感、盛り上がりを文字だけでここまで表現することができるのかと驚いた作品。 ゴールが決まるシーンを読んだ時はゾクゾクしました。

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    Posted by ブクログ 2010年08月14日

    サッカー少年が単身でスペインに行き、

    いろんな葛藤を抱えながら成長し、活躍していくストーリー。

    おもしろかった。

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    Posted by ブクログ 2010年08月07日

    にわかサッカーファンでも楽しめるということは、
    本気サッカーファンにはたまらんと思う。
    スペインサッカー好きは是非。

    0

    Posted by ブクログ 2010年03月03日

    やっていることは全く違うけれど、
    日本の外に身を置いて生活した経験がある為か、
    "自分の選択は正しかったのか"
    "日本へ帰る、という選択肢は逃げではないか"
    …と言うスペインでのリュウジに共感するところ、ちょっとありました。

    また、サッカープレーヤーとしての...続きを読む

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